天海祐希がローマの遺跡を巡り、2000年前の平和と繁栄の秘密に迫る!2025/08/28

12月に開局25周年を迎えるBS朝日では、10月25日・11月1日の2夜連続で、BS朝日開局25周年記念 ウェルビーイングスペシャル「人は2000年前をどう生きたのか 天海祐希と古代ローマの謎を解く」(午後9:00)を放送する。
本番組は、紀元前1世紀末から紀元2世紀にかけての“パクス・ロマーナ”(ローマの平和)の時代を取り上げ、2000年前のローマ帝国の生活や社会について解明するドキュメンタリー番組。2000年前の人々の暮らしを探るため、天海祐希が10年ぶりにドキュメンタリー番組に出演。世界遺産であるイタリアのポンペイやローマの遺跡を巡り、初代皇帝アウグストゥスがもたらした古代ローマの平和と繁栄の秘密に迫る。2000年前の街並みや、その時代を生きた人々の暮らしに触れる天海に次々と湧いてくる疑問が、現場で解明され、そして驚き、納得する様子は必見だ。
そんな天海が旅する様子を見ながら、すべての疑問について解説するのは、「テルマエ・ロマエ」の著者である漫画家・文筆家・画家であるヤマザキマリ氏と、東京大学名誉教授の青柳正規氏。昨年、青柳氏が率いる東大ソンマ・ヴェスヴィアーナ発掘プロジェクトが、初代皇帝アウグストゥスの別荘だと考えられる場所から五つもの大型のボイラーを発見したことを聞いたヤマザキ氏は、「初代皇帝が豪華浴場でおもてなしをしていたかもしれない」という仮説に興味津々。青柳氏が、古代ローマ人と水道や公衆浴場の関係、さらには、歴代皇帝がローマ帝国をどう“経営”したのかを解説する。
天海の旅は、西暦79年にヴェスビオ火山の噴火により滅亡した世界遺産ポンペイの街からスタート。前編では、古代ローマが世界に植民都市や属州を建設し帝国をいかに巨大にしていったかを、そしてそこに市民や奴隷、そして解放奴隷と呼ばれる人々がどう関わっていったかを探る。紀元前1世紀末から紀元2世紀にかけて、パクス・ロマーナ(ローマの平和)と呼ばれる人類史上最も幸福な時代が200年間続いた。その時代に何が起こっていたのかを、発掘の現場で最新の研究やデータをひもとき、古代ローマの寿命や出生率、何を食べ、どう暮らしていたのかに迫る。人々は何を食べ、何を着て、どうやって人や水や物を運び、豊かな暮らしを築いたのか。天海が驚いた「理にかなったシステム」とは? そして、その礎(いしずえ)を築いた初代皇帝アウグストゥスの生涯とは?
後編では、こちらも世界遺産の街ローマへ。パクス・ロマーナの終わりには100万人もの人々が暮らしたという古代ローマ帝国の首都は、果たして本当に平和だったのか? 極端な人口流入が引き起こす、火災や疫病、食糧や住宅供給など、絶え間ない問題の数々に、歴代の皇帝たちはどう対処したのかに迫る。
そして天海の旅はローマからその玄関口、オスティア港の遺跡へ。肥大する首都ローマの暮らしを支えたのは世界に建設された古代ローマの属州、そこからの物流が一挙に集まる古代の巨大港で考えさせられる天海の表情に注目。いまも昔も、人間が平和と幸福を希求するのは同じだが、その欲望には限りがなく、なんら変わりがないという、その真意とは。
古代ローマの遺跡を巡った天海は、「古代ローマに興味があり、以前からポンペイに行ってみたかったので、今回の旅が実現してうれしかったです。現地では、その時代、その時代で、どんな生活でも人間はたくましく生きてきたのだなぁと感じました。もし、ローマ時代の方と会話ができたとしたら、一番の悩みや一番の楽しみは何だったのかを聞いてみたいです」と感想を述べた。
見どころを聞かれると「ヤマザキさんと、今年80歳になる青柳教授、お二人の古代ローマ愛が素晴らしい! あのテンポの良いやりとりは何時間でも聞いていられます。古代ローマ時代を知ると、『人間は今とあまり変わらないのかも…』と思えてきました。正しく、温故知新! ぜひ私と一緒に古代ローマを旅してください!」と答えた。

続けて、収録を終えたヤマザキ氏は、「いい番組を作っていただいたなと思うのと、こういう番組が求められているという可能性に勇気がもらえますね。古代ローマの世界って、敷居が高くて遠くて関係のない世界だと思われているかもしれませんが、それを払拭したくて、お風呂がテーマの作品を通して興味を持ってもらえれば良いなと思って『テルマエ・ロマエ』を描きました。そもそも私がローマに関心を持ったのは、青柳先生の本を若い頃に読んだのがきっかけでもあるんです。青柳先生は、現役で研究をされている方ですし、ボイラーが5つも発見されたというのは非常に大きなニュースだなと思いました」と、興奮気味に語った。
さらに、平和や幸せの定義について問われると、「幸せは誰かが与えてくれるのではなくて、自分の内部インフラを活発にして知性を高めることで感じられるものではないでしょうか。さまざまなことに直面した時、自分で納得して自分で解決して、自分の中で全部解決できなくても手がかりをつかもうと努力する。一人一人がそういう知性レベルを上げていくことが平和につながると思っています。一番大事なのは、精神性をつねに鍛えてさまざまなことに好奇心と疑念を持って調べること。便宜性ばかりを求めないで、面倒くさいと思うことも、やがては面白いことにつながっていくと思って掘り下げていってもらいたいです。『自分の中の土壌をどんどん耕して何を植えても育つような土にしてください』と以前も発言したことがありますが、それは平和のために大切なことかなと思います。そのために、今日はSNSを見るのをやめて本でも読むかとか、古い映画を見てみるかとか、何でもいいと思いますが、『急がば回れ』と言うように、時々お風呂に入ってリセットしてみてください。自分の中にある“自分が磨いた知性”からしか、平和や幸せは感じられないと思います」と説明した。
また、青柳氏は「天海さんが現地で驚いている様子を見て、ローマの面白さを新しい視点で捉えていらっしゃって、こういう捉え方もあるんだなと、私も勉強になりました。研究者が、ギリシャ文化を研究すると、『たくさんの資料を違う角度から一生懸命解釈しなくちゃいけないから頭がおかしくなるよ』とよく言うんです。さらに、そこから古代ローマを解釈しようとすると、迷子になるとも言われています。それは、あまりにもいろいろあって広すぎて難しいからなんですね。この機会に、番組をとっかかりにして、少しでも古代ローマに興味を持っていただければうれしいです」とメッセージを寄せている。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年秋】TVドラマガイド

2025年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
髙石あかり主演の朝ドラ「ばけばけ」、大東駿介&飯豊まりえ共演「シバのおきて」、山崎紘菜が再び不倫成敗する人気作「御社の乱れ正します!2」、駒木根葵汰&新原泰佑W主演でおくる深夜ドラマの続編「25時、赤坂で Season2」やBS放送の新ドラマを含め、出演キャスト、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時追加&更新します☆
【2025年夏】TVドラマガイド

2025年7月・8月・9月スタートの夏ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介!
松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」、木村文乃×ラウール「愛の、がっこう。」、「僕達はまだその星の校則を知らない」のほか、戸塚祥太×紺野彩夏「極道上司に愛されたら」、風間俊介主演「40までにしたい10のこと」などの話題の深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなどの連続ドラマの最新情報を随時更新☆