波瑠と川栄李奈が“ニセママ契約”で共犯関係に! 予測不能の「フェイクマミー」でW主演2025/07/31 05:00

波瑠と川栄李奈が、TBS系で10月にスタートする連続ドラマ「フェイクマミー」(金曜午後10:00、開始日未定)でダブル主演を務めることが発表された。川栄はTBSドラマ初主演。2人は「#リモラブ~普通の恋は邪道~」(日本テレビ系/2020年)以来5年ぶりの共演で、正反対の人生を歩む女性たちを演じる。
同作は、禁断の“母親なりすまし”からはじまるファミリークライム・エンターテインメント。東大卒のエリートながら転職に苦戦する花村薫(波瑠)と、元ヤンで現在はベンチャー企業社長のシングルマザー・日高茉海恵(川栄)が、小学校受験のために“フェイクマミー(ニセママ)”契約を結ぶ物語だ。茉海恵の娘・いろはが志望する名門私立校の入学面接で、薫が母親になりすますという危険な提案から始まる、うそとトラブルだらけの家族愛が描かれる。
脚本は「TBS NEXT WRITERS CHALLENGE」第1回大賞受賞作「フェイク・マミー」の作者・園村三氏が担当。監督は「海のはじまり」(フジテレビ系/24年)の演出も手がけたジョンウンヒ氏がTBSドラマ初参加となる。
波瑠が演じるのは、東京大学を卒業して大手企業に就職するも、訳あって突発的に会社を辞め、転職に苦戦している元バリキャリの薫。茉海恵の娘・いろはの家庭教師から始まり、やがて小学校受験の面接で母親になりすますという禁断の契約を結ぶことになる。
そんな役柄について、波瑠は「私が演じる花村薫はお勉強ができて仕事もできる、けどどこか不器用なキャラクターなんじゃないかなと思っています。薫が自身に求める理想やクオリティーの高さを、周りの人や環境にも求めてしまうから薫は転職がうまくいかない。自分にも厳しくする分、周りに求めるものも多くなってしまうところが自分にもどこか少し似ているなと思います」と役への思いを明かした。
脚本に関しては、「脚本を読んで感動や面白さ、スリルもありながらすごく丁寧に家族愛が描かれた、なんて斬新な物語だと思いました。頼もしいキャストの皆さんが集まってくださって本当にわくわくしています」と評価。「撮影はこれからなので、すごく楽しみな部分とドキドキしている部分がありますが、茉海恵さんといろはちゃんと“フェイク”だけど本当の家族のように、お二人を支えられる相棒になれるよう頑張っていきたいと思うのでぜひ見てください!」と意気込みを見せた。
川栄が演じるのは、高校中退の元ヤンながら抜群のコミュ力で人望を集め、自社商品を大バズりさせたベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長・茉海恵。非公表の娘・いろはを育てるシングルマザーでもある。規律と伝統を重んじる名門校への娘の入学を願うが、仕事との両立は困難で、薫に母親代行を依頼することになる。
川栄は「私が演じる日高茉海恵は、元ヤンで勉強が苦手なまま高校を中退しましたが、現在はベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長です。娘・いろはを育てるシングルマザーでもあり、自分の代わりに娘の小学校受験の面接を薫さんにお願いするという役どころです」と役柄を紹介。
作品に対しては「脚本を読んで今の時代にすごくぴったりだと感じましたし、家族愛もとても大切に描かれているので演じることが楽しみです。実生活でも6歳の子どもの母親なので、役に生かせるのではないかなと思っていますし、働くママさんにもぜひ見ていただきたい作品です!」とコメント。そして「キャストとスタッフの皆さまと絆を深めながら、見てくださる方がどんなふうにこの作品を受け取ってくださるのかを大切にしながら作品を作っていけたらなと思います。ぜひご覧ください!」と視聴者へのメッセージを込めた。
脚本を手がける園村三氏は、「他人として出会った大人と子どもが、ニセママと娘という関係を通して、どのような絆を築いていくのか。その過程には、喜びも悲しみも、怒りも葛藤も、希望もあります。この物語は私が2人の子どもと向き合う生活のなかで生まれ、かつて子どもだったすべての人たちに寄り添えたらと願って書きました。2人の“母”の真っすぐな生き方に、少しでも心を重ねていただけたらうれしいです。どうか最後まで見届けていただければと思います」と作品への深い思いを語った。
そして、韓哲プロデューサーは、「『TBS NEXT WRITERS CHALLENGE』というTBSで6年ぶりに行われた脚本家の新人発掘プロジェクトで大賞を受賞した『フェイク・マミー』が伝統の金ドラで連続ドラマとなります」と企画の経緯を説明。「その作品の主演を波瑠さん、川栄李奈さんのお二人に演じてもらえることになり、本当に理想的でなんてぜいたくなことだと感じています。全体で読み合わせをした時、波瑠さん、川栄さんが脚本でイメージしていた以上に、花村薫・日高茉海恵そのものでした。この2人なら今まで見たことのなかった“親子の愛”のカタチを見せてくれると確信しています」と2人への信頼を表明した。
また、中西真央プロデューサーは、「なにかの代わりになにかを諦めなくてもいい、すべてを完璧にこなせなくても後ろめたく思わなくていい、そんな優しい生き方を提案できるドラマになればと思っています」と作品のメッセージ性について言及。波瑠と川栄について「知的な空気感をまとい、力強いセリフの節々に愛らしさをにじませてくれる波瑠さん。そして、はつらつとした明るいお芝居の中でも、真摯(しんし)さと細やかさのあるセリフで人の心をつかむ川栄さん。お二人は、この物語の主役となる2人の女性のデコボコとした関係性を的確に表現しうる、対照的な魅力を持ったお二人だと思いました」と評価し、「金曜の夜にさまざまなトラブルも笑い飛ばせる明るいドラマをお届けします!」と約束している。
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