なにわ男子・大橋和也、笑顔で初日！「リベンジ・スパイ」現場は“和気あいあい”ムード全開2025/06/15
テレビ朝日系オシドラサタデー枠で7月5日にスタートする「リベンジ・スパイ」（土曜午後11：00）がついにクランクイン。本作は、大橋和也（なにわ男子）×渋谷凪咲の“ナニワコンビ”が、スパイ×ターゲットに扮（ふん）する元気でクールなスパイ・ラブコメだ。
何者かの策略のせいでこの世を去った兄・尚之（溝端淳平）の復讐（ふくしゅう）のため、表では持ち前の明るさと人懐っこさをフル活用し、人脈を次々と広げていく菅原優我（大橋）。彼は裏では、兄のもとから大切な情報を奪った犯人を捜すスパイとして暗躍している。そんな中、情報を得るために近づいた社長令嬢・藺牟田花（渋谷）を好きになってしまう。
初日の現場に「よろしくお願いします！」と満面の笑顔で現れた大橋は、まず、走るシーンから撮影をスタート。「そのシーンだけでも優我の“二面性”というものを出せたと思います。これから、どのように物語が進んでいくんだろうというワクワク感がさらに募りました！」とシーンを終えて、手応えを語る大橋。「僕と渋谷さんとの和気あいあいと、スタッフさんたちの和気あいあいが合致して、すごく楽しい現場になっています」と、同じ日にクランクインした渋谷との“和気あいあい”の化学反応が現場を盛り上げていると言い、「僕は“二度目まして”のスタッフさんも多いので日常会話にも花が咲きますし、渋谷さんがおっしゃったように、初めましてのスタッフさんとも、初対面とは思えないくらい、すごくいいコミュニケーションが取れています。だからこそ、とても演技もやりやすいです」と、明るい雰囲気に助けられて撮影に集中できると話した。
元気な姿が印象的な大橋だが、今回は、復讐を誓うスパイ役。「いつも元気な姿をお見せすることが多いのですが、今回はクールな部分もあり、どんな僕の二面性が見られるのか、そして『リベンジ・スパイ』だけに、どういったリベンジが展開するのかご期待ください」と新たな自分を見せることを予告。「脚本に関しても、僕が打ち合わせで言ったことが反映されていて、『これが大橋くんが言ったやつかな？』と思いながら見てほしいです！ 笑ったり、泣いたり、怒ったり……いろいろな感情が沸く作品だと思います。ぜひお楽しみに！」と、自身も積極的に意見を交わしながら作品を作っていることを明かし、期待をあおった。
対する渋谷は、“颯爽とした涼しげなシーン”が花としての最初の場面だったといい、「花ちゃん特有の“方向音痴”感も出したりと、キャラクターが一瞬で分かるような仕掛けもあります。そこも含めて、すごく楽しくクランクインできました」と初日の撮影を振り返る。現場は「『何回かこのメンバーでやっています？』というくらいの“チーム感”と言いますか、いい意味で緊張感なく、一番自分らしく朗らかに花ちゃんを演じさせていただいています」と、初日にしてすっかりなじむことができたそうで、「大橋さん、キャストの皆さん、スタッフさん、それにジャック（花の愛犬）をはじめ、皆さんが温かくて、元気の出る現場になっています。ですので、きっと元気が出る作品をお届けできるんじゃないかと今から楽しみです」と、やる気が湧き出るチームで作り上げる作品に意欲を見せる。「花ちゃんと優我とのシーンも多いので、2人の“間”や会話劇も面白くなりそうです。ぜひ期待していてください」と、自身が感じる楽しみもアピール。
そして、大橋と同じく「私は笑顔のイメージを持たれていると思いますが、今回は笑顔を封印して臨んでいます」と、花は自身のイメージを変える役だという渋谷。「でも、“笑顔”と“涙”がキーポイントとなりそうです。ぜひ、ドキドキしてほしいですね」と見どころを語る。
さらに、「オリジナル脚本ということで、私も『早く次の台本を読みたい』」と大ファンになっちゃいました（笑）。優我と花ちゃんとの距離感やセリフ回しなどが本当に絶妙で、ただの“キュンとさせる”だけのラブコメではなく、もっと深いところで心を揺さぶられる作品になっています。若い世代の方だけではなく、幅広い世代の方にもときめいていただけると思います」と、松田裕子氏が描く物語の魅力にも言及。そんな松田氏とは、クランクイン前に話をする機会があったと言い、「そのときの会話が台本に盛り込まれているんです。私と大橋さんのアイデアも取り入れていただいて、より花ちゃんと優我のキャラクターも魅力的に膨らんでいますので、私たちにしかできない『リベンジ・スパイ』になるよう、頑張ります！」と笑顔で抱負を述べた。
役者の意向も通りやすい、風通しのいい現場で生まれるスパイラブコメの展開に期待大だ。
第1話あらすじ
早朝、自分が勤める会社「藺牟田メディカルデータ」へと出向き、ビルを見上げる菅原優我（大橋）。その時はまだ、彼の運命を左右する女性・花（渋谷）と偶然にも擦れ違っていることなど知らない彼は、遠隔で状況を知らせてくれる岡山真之介（織山尚大/少年忍者）の指示を受け、防犯カメラを避けながら役員フロアに忍び込む。そして、目当てのデータにアクセスし「みーっけ」と目を光らせるのだった。
そんな優我は、その日も何食わぬ顔で営業の仕事に従事。後輩の相談に乗り、女性社員たちからのバーベキューの誘いを笑顔で断り、専務・桜小路章（高橋光臣）に対してハキハキと応対するが、心の中では「全部俺だけど、俺じゃない──」と自問自答を繰り返していた。
かつて、優我の兄・菅原尚之（溝端）が起業した会社で開発した“あるシステム”が、藺牟田隆一（髙嶋政伸）が社長を務める藺牟田メディカルデータが発表したものと酷似していた上、尚之は死亡。自殺とみられていたが、亡くなった直後、現場から立ち去る怪しい人物が防犯カメラに映っていたことが分かる。藺牟田メディカルデータが尚之のシステムを盗み、防犯カメラの人物が兄の死に関連していると確信した優我は、大好きだった兄のために真実を突き止めてリベンジすることを誓う。藺牟田メディカルデータには、スパイとして潜入していたのだった。
会社員としての日常、スパイとしての暗躍に疲れた優我を癒やすのは大好きなシャチ。優我の《リベンジ・スパイ》の行方は──。
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