野村周平、大西礼芳、賀屋壮也、堀未央奈、なえなのが、仁村紗和×前田公輝W主演「完全不倫」に参戦！2025/06/10
日本テレビ系で7月1日スタートのドラマDEEP「完全不倫 ― 隠す美学、暴く覚悟 ―」（火曜深夜0：24）の追加キャストが発表され、野村周平、大西礼芳、賀屋壮也（かが屋）、堀未央奈、なえなのの出演が決定した。
本作は、仁村紗和と前田公輝がダブル主演を務める完全オリジナル脚本の不倫サスペンス。市役所に勤める公務員・吉岡拓哉（前田）と、その妻・千春（仁村）を中心に、周囲で次々に明かされていく“不倫”の連鎖を通して、ゆがんだ家族の再生と崩壊を描くミステリー仕立ての群像劇だ。
今回発表された5人はいずれも一筋縄ではいかないキャラクターたち。野村が演じるのは、拓哉の幼なじみであり、“年末調整男”の異名を持つ不倫マスター・桜井陽介。年を越して愛人を継続しないという独自ルールを掲げ、不倫をゲーム感覚でこなす一方で、拓哉との友情を何より大切にしているという二面性のあるキャラクターだ。
「ここ数年、不倫に関する作品が多くなっているなと感じていますが、不倫をする側と追う側との攻防戦にリアル感があり、他の不倫ドラマとはまた違った作品になり面白そうだなと感じました」と語る野村。「既婚者ながら、いかに妻にバレないように不倫をゲームのように行い、“年末調整男”として1年で不倫相手との関係を切る、最低な男性だなと思いますが、一方で、主人公の拓哉を心配し友情を大切にする、男っぽい、人間らしい人だなと思いました」と役への印象を明かす。
さらに、「ただのドロドロの不倫ドラマではなく、ミステリーかのように巧妙な不倫を隠すテクニックや、それを崩そうと一致団結して挑む幼なじみ3人組の攻防が見どころの一つです。また、夫婦の在り方、人との関わり方に関しても考えさせられる作品になっていると思うので、ぜひご覧ください！」と、作品の見どころをアピールしている。
千春と同じ絵画教室に通う松田未奈を演じるのは大西礼芳。夫の浮気をきっかけに、夫にGPSをつけて行動を管理するという一風変わった“乙女”な妻を、独特の温度感で演じる。
大西は、「『完全不倫』というタイトルを見て重たくドロドロしたドラマを想像したのですが、脚本を読ませていただくと軽妙な会話劇で爽やかな印象を受けました」と作品の印象に触れ。「登場人物たちは皆それぞれに夫婦関係や恋愛について悩みを抱えていますが、どこか明るく、少し珍妙な人たち。楽しい作品に参加できてうれしいです」と充実感をにじませる。
キャラクターについては、「未奈は千春と杏と一緒に絵画教室に通っていて、3人の中では一番歳が上です。34歳。年齢のことはそこまで気にしていないけれど、若くはないということを自覚する瞬間が増えてきた時期かもしれません」と分析。「彼女はおしゃべりな乙女です。素直で正直な乙女です。そんな彼女をかわいらしく演じられたらいいなと思っております」と笑顔を見せ、「皆さまの1日の終わりにクスッと笑っていただけるようなドラマにしたいです。精いっぱい頑張りますので、どうぞ楽しみにお待ちください」と前向きなメッセージを届けた。
賀屋壮也が務めるのは、拓哉と陽介の幼なじみ・内野航。ジムの事務員として働きつつ、趣味は地下アイドルの推し活。恋愛経験ゼロながらも、ジムで好みの女性を見つけてはインストラクターのフリをして接近する“ちょっと痛くて憎めない男”だ。
賀屋は、「『完全不倫』ということで、僕は独身なので何も分からないけど大丈夫かな…と思っていたところ役も独身だったので少し安心しました。独身どころか…みたいな役なのでとてもありがたかったです」と笑い交じりにコメント。「台本を読ませていただいたのですが、とても面白く早く次が読みたい！という気持ちにしてもらい、こんな作品に関わることができてうれしいです」と喜びを明かした。
また、内野という役柄については、「拓ちゃん陽ちゃんとの幼なじみ3人組の関係性というか、3人のシーンが見どころになってくるのかなと思います！」と注目ポイントを語りつつ、「恋愛がほとんど分かんないなりに必死についていこうとしてる内野を温かい目で見ていただきたい」と呼びかける。
さらに、「内野が大活躍する回ももしかしたらあるかも!? とのことで、そちらも大変楽しみです！」と期待をにじませつつ、「前田公輝さん、野村周平さんのおかげで初日からとても楽しく、初めましてとは思えないほどの空気ができあがった」と現場の雰囲気も報告。「脚本も1話1話ほんとに目まぐるしくハラハラ、そして笑えるという最高のものだと思いますので、皆さん、ぜひどうかお楽しみに！」と呼びかけた。
堀は、市役所の戸籍課で働く“小悪魔女”こと小田莉乃役で登場。色っぽい雰囲気と肉食系の一面を持ちつつ、実は冷静でいちずな面も併せ持つ、内面にギャップのある女性だ。
「作品の題材が“不倫”にはなるのですが、それぞれの登場人物の関係値や、話が進めば進むほど予期せぬことがたくさん起きるストーリーが面白くて、そんな作品に関わることができてうれしい気持ちでいっぱいです」と出演決定時の思いを明かす堀。演じる莉乃については、「一見、小悪魔的なキャラクターですが、どこか冷静で周りをしっかりと見ている鋭さのある子です」と語り、「目立つようなことはなくても、莉乃の真っすぐさが時折垣間見えるように寄り添って演じたいと思います」と、役作りへの丁寧な姿勢を見せる。
加えて、「不倫をテーマにした作品ではありますが、不器用な愛の向き合い方や、友達との信頼関係など、とても複雑な中で学ぶべきことが詰まっている気がします」と語りつつ、「人間味あふれる登場人物たちのいろんな気持ちをしっかりお届けできるように、チーム全体でたくさん考えながら丁寧に撮影をしているので、ぜひ見ていただけたらうれしいです」と作品に込めた思いを届けた。
SNSで高い支持を集め、女優としても注目を集めるなえなのが演じるのは、絵画教室に通う千春の仲間で、ジムにも通う森崎杏。リモートワーク中に彼氏の浮気が発覚し、不倫や裏切りに強い嫌悪感を抱く、芯の強い女性だ。
なえなのは、「作品名を聞いた時に、自分はどんな役柄なのだろう？ とドキドキしましたね。今年は演技のお仕事を1番に頑張りたい、と決めていたのでオファーいただけてすごくうれしかったです」と声を弾ませる。自身が演じる杏については、「作品の中でたくさんつらい思いをする杏ですが、自分の中にしっかり芯があって正直なところが私は大好きで、実在していたら友達になりたいキャラクターですね」と共感を示し、「杏の持っている恋愛観を楽しみながら、しっかりと表現していきたいです」と力を込めた。
そして最後に、「最近の不倫あるある、テクニックがふんだんに盛り込まれています。ハラハラドキドキを感じながら、この作品を毎週の楽しみにしてくださったらうれしいです。ぜひご覧ください」と、視聴者へのメッセージを添えている。
なお、地上波放送後には、TVer、Huluで配信される。
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