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“元極道”玉木宏ד妻”川口春奈ד舎弟”志尊淳「極主夫道」ビジュアルが解禁2020/09/07

“元極道”玉木宏ד妻”川口春奈ד舎弟”志尊淳「極主夫道」ビジュアルが解禁

 玉木宏が主演する、日本テレビ系で10月11日スタートの連続ドラマ「極主夫道」(日曜午後10:30=読売テレビ制作)のビジュアルが解禁。主演の玉木、共演の川口春奈、志尊淳からコメントも到着した。

 ドラマは、おおのこうすけ氏による話題のコミックを映像化。社会に数々の伝説を残した最凶の極道、“不死身の龍”(玉木)が極道から足を洗い、選んだ道はなんと専業主夫。主夫力が高すぎる龍が、世の中と仁義を斬りまくる任侠ヒューマンコメディーだ。龍の妻でキャリアウーマンの美久を川口、龍の弟分・雅を志尊が演じている。

 解禁されたビジュアルで、こわもてながら、柴犬のイラストが入ったエプロン姿で“元極道で主夫”というギャップを早くも感じさせる玉木。「龍は元極道らしく、外見からして非常に強烈なキャラクター。ここまで変身する役は、少なくとも現代劇ではなかったと思います。ただ、インパクトの強いアイテムがたくさんあるおかげで役に入りやすいですし、自然と作品の世界観に引き込んでもらえる気がします。こんな外見の龍ですが、内面は真っすぐでばか正直。どんな行動も美久や家族のためなんです。そこは龍を演じる上で一番、大事にしたいところでもあります」と役作りについて明かす。

 主夫役については「僕自身、できる限り家事をやるようにしているので、あらためて何かを練習するということはなかったです」と問題ない様子で、「イタリアンに和食と料理もいろいろ作りますし、魚をさばくこともできます。掃除に関しては苦手なので、ちゃんとできたらいいなと思っています(笑)。龍のセリフにもありますが、日中にいろいろ家事をし、家族が帰ってくるまでに食事の準備をし、子どもがいれば寝かしつけるという主夫や主婦の生活は大変だと思います。いつも家を奇麗で安全な状態に保っていると考えると、本当にありがたい存在ですね」と語る。

 そして「この作品で描かれているのは一言でいうと、家族の日常になるのですが、それでいて非常におかしく、見たことがないコメディーになるのではと感じています。不安や心配事の多い時代だからこそ、家族で談笑しながら楽しんでいただけるとうれしいです。原作にはないオリジナルの要素、例えば龍と美久のなれそめエピソードも描かれてきますし、コミカルでありながらもハートフルな作品にしたいです」と意気込む。

 演じる美久について「何事も一生懸命でかわいい人ですね。家事や料理が苦手だったり、周囲とズレたところもあるんですが、そこがチャーミングなんです」と語る川口は、「ドラマ版では向日葵という娘がいるんですが、きっと美久みたいに子どもがいてもバリバリ働いている女性はたくさんいるでしょうし、龍さんと比べればだいぶ現実味があるキャラクターだと思います(笑)。実は私自身も家事が苦手で、自粛期間中にいろいろ挑戦してみたんです。でも、やっぱり上手にできなくて。龍さんみたいな旦那さんがいたら助かるし、自分の母親もそうですが、家事や子どもの面倒を見てくれる人に尊敬の思いを感じました」と、龍のキャラクターから感じることも多いよう。

 そして「極道の皆さんは強烈なビジュアルなんですが、どの人もギャップがありながらも真っすぐ生きていて。はたから見た時、そこが面白いと思うから、あまりコメディーということは意識せずに皆さんと絡んでいきたいです。世の中に閉塞感がある中、家族の温かさを描いたこういう作品に携われることは光栄ですし、原作よりもさらにパワーアップさせたドラマをお届けしたいと思います」と気合に満ちている。

 金髪のビジュアルが目を引く志尊は、「雅の役柄に合わせて髪形を明るくしたら、完成まで7時間かかりました。でも髪形や衣装を作り込むことでキャラクターを作る助けになってくれると思うし、パッと見ただけで雅だと分かる感じになってくれればと思っています。ここまでやったからには、もう気合を入れてやるしかないですね」と笑顔を見せる。

 さらに「ドラマ版『極主夫道』では、雅と龍さんのいた組のことや極道内でのやりとりも描かれていきます。おそらく龍さんの家庭内での出来事とは違った角度になるし、極道たちの中で生み出される笑いもあるので楽しみです。出演に際して瑠東(東一郎)監督とお話させていただいたのですが、この作品に対してすごく熱い思いを持たれていて。演じる上での不安がやわらいだし、原作とはまた違った魅力が広がる作品になるのではと期待が膨らみました」と監督とのやりとりを明かし、「今から難しそうだなと思っているのが目上の人、組長とかにどんな感じでツッコむかですね。実生活で目上の人にタメ口で話すことはまずありませんし(笑)。一応、雅は極道でもあるわけだから、そのあたりのリアリティーをどうやって持たせていこうか考えています」と演技プランについて語っている。

 また3人は、共演の2人についてもそれぞれコメント。玉木は「川口さんとは6年ぶりの共演になります。彼女の瞬発力は前作の時に見させていただいていますし、ふとした瞬間にパッと熱量が上がる美久の雰囲気は想像できるところがあります。美久は龍と違い全く家事ができないですが、そのできない感じも面白いし、彼女から毎回ラリアットをされるのも楽しみです(笑)。雅を演じる志尊くんとは初共演になりますが、一緒にインタビューなどを受けてみると、その言葉から柔軟性がある人だと感じられて、いい師弟関係、兄貴と舎弟になれるのではないかと思っています」と期待を寄せている。

 川口は「久しぶりにお会いした玉木さんはもう龍さんになっていて、インパクトの強さに驚きました(笑)。あんな感じなのに家事が上手で、早起きして作ったお弁当の写真をSNSにアップしてみたいなことをするんだから、すごいギャップだと思います。でも、たぶん美久はそんな龍さんの内面を好きになったんだと思うし、愛のある掛け合いにしたいですね。龍さんが向日葵とどういうやりとりをするのかも楽しみです。志尊さんとはこの作品で初めてご一緒します。役作りのために髪の色を変えたとうわさに聞いてはいたのですが、想像した以上で(笑)。でも、だからこそ皆さんも新鮮な印象を受けると思いますし、雅とのシーンも多いから楽しみです」とコメント。

 そして志尊は、「龍さんはあまり多くを語らず、大事なことは背中で語る感じがすてきだと思います。現場での玉木さんを見て、いいな、好きだなという瞬間がたくさん見つかると思うので、そこで感じた自分の思いを大切に演じたいです。いろいろな方に玉木さんのことを聞いたら、優しくてすてきな方だと皆さん口をそろえておっしゃっていましたし、安心して胸に飛び込んでいきたいです。川口さんは心(しん)が真っすぐな方だと、テレビなどを見て勝手な印象を抱いていて。美久のふわっとした部分をどう表現していくのか、楽しみにしています」と話している。


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