加藤和樹が写真集を発売！ 「皆さんと共に、この先を歩んでいきたい」2024/10/15
加藤和樹が、写真集「K좋아해（チョアへ）」を発売。10月12日に開催された発売記念イベントに登壇した。
写真集は、韓国発ミュージカルに多数出演している加藤にとって大切な地・韓国でのオールロケで、30代最後の“夏休み”を過ごす姿を収録。カメラマン、スタイリスト、ヘアメークも全員韓国人スタッフによる、画期的意欲作となっている。加藤は「写真チェックの段階から、自分自身でもこんな表情をしていたんだと思うくらい笑顔の写真が多い」と語り、「自分の好きな韓国での撮影ということで、いつも以上にテンションが高かったのかな」と撮影を楽しんだ様子。
撮影は、加藤が好きな劇場周辺や大学路、広蔵市場のほか、初めて韓国の海を訪れたり、ロケスケジュールになかった場所でも行われたという。加藤は「初めて行く土地での撮影では、街ゆく人たちが『何の撮影をしているんだろう？』と立ち止まって見てくださることも。3日間の撮影だったのですが、あっという間すぎて、もっと撮っていたかったです」と撮影を振り返り、「一つ一つの撮影場所が自分にとっての思い出の地になった」と感慨深げ。さらに、「これを見てくださったファンの方に、韓国に行った時に写真を撮ってもらえたらうれしいなと思います」と“聖地巡礼”を提案した。
加藤が選ぶお気に入りカットは、ラーメンを頬張る姿。「漢江公園でラーメンを食べてサイクリングしたい」というかねてからの願望がかなったカットで、「思い出深いカットです。その空気を皆さんに感じていただけるような仕上がりになったのではないかなと思い、選びました」と笑顔を見せた。
写真集に点数付けるならという質問には、「満足のいくものなので、100点満点」と充実した表情を見せた加藤。これ以上はない仕上がりになったかと聞かれると、「いや、これ以上は出てくるでしょう」と会場の笑いを誘いつつ、「やはり年齢を重ねると新たな自分が更新されていくと思うので。今時点での加藤和樹の満点は、この写真集です」と回答した。
写真集が発売された10月7日は、自身の40歳の誕生日。当日はバースデーライブを開催していたという加藤は、意外にも「今までバースデーライブというものをやってこなかったので、あまり人に祝われ慣れていないんです」と告白。「少し恥ずかしくなってしまいましたが、ああいった形でたくさんのファンの方に囲まれておめでとうと言ってもらえることが、こんなにも心が温まることなんだなと思い、すごく思い出に残る誕生日になりました」と顔をほころばせた。さらに、「ライブの後は、毎年恒例のバースデーラーメン二郎に行って、大満足の誕生日を過ごしました」と、ラーメン好きの加藤らしいコメントも。
韓国語を学び始めて2年が過ぎたという加藤。会話力は「まだ日常会話くらい」だというが、｢僕の名前は加藤和樹です。10月7日が僕の誕生日です｣と、流ちょうな韓国語であいさつを披露した。また、「ミュージカルを観劇に行ってすべてが聞き取れるわけではないけれど、家でもなるべく韓国ドラマを流し見して、耳で聞くようにしています。自分で独り言を言う時に、韓国語で言ってみたりして、日常の生活の中で韓国語を使うようにしています」と普段から韓国語に触れる意識をしているそうだ。
韓国語で「好き」を表す｢좋아해（チョアへ）｣のタイトルに掛けて、一番好きなものを尋ねると、「先日ライブをやって、やっぱりライブ空間が好きだなと思いました。今すぐにでもライブがやりたいです」と回答。さらに、「40代は、やれる役の幅や歌声に変化が出ると思うので、その時々で自分の出せる最高の加藤和樹の表現を目指していきたい」と意気込んだ。
最後は、「早いもので40歳を迎えました。これまでの人生を振り返ると、いろんな出会いがあって、楽しいことも、もちろん苦しいこともありました。それでも今自分がこうしてここに立っていられるのは、応援してくださっている方々のおかげです。応援してくださる皆さんと共に、この先の20年、30年を歩んでいきたいと思っておりますので、これからも応援をよろしくお願いいたします」とファンに向けた温かなメッセージで、会見を締めくくった。
【プロフィール】
加藤和樹（かとう かずき）
1984年10月7日生まれ。愛知県出身。身長181cm。血液型A型。近年の主な出演作に、ブロードウェイミュージカル「カム フロム アウェイ」、日本テレビ開局70年記念舞台「西遊記」、ミュージカル「キングアーサー」、舞台「裸足で散歩」、ドラマ「青春ミュージカルコメディ oddboys」（テレ東系）などがある。
【最新情報】
◆劇場版アニメ「ベルサイユのばら」2025年新春公開（フェルゼン役として出演）
◆ミュージカル「ラブネバーダイ」 2025年1月～東京・日生劇場で上演
◆ミュージカル「フランケンシュタイン」 2025年4月～東京建物 Brillia HALLほかで上演
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