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「24時間テレビ43」がんを乗り越えた堀ちえみが両国国技館で 「リ・ボ・ン」を生披露2020/08/23

「24時間テレビ43」がんを乗り越えた堀ちえみが両国国技館で 「リ・ボ・ン」を生披露

 現在、日本テレビ系で放送中の「24時間テレビ43『愛は地球を救う』 」(8月22日午後6:30~23日午後8:54)。V6・井ノ原快彦、NEWS・増田貴久、Kis-My-Ft2・北山宏光、ジャニーズWEST・重岡大毅、King & Prince・岸優太をメインパーソナリティーに迎え、「動く」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画を生放送。昨日22日には、歌舞伎役者の市川海老蔵が日本全国に元気を届けるために企画した、一夜限りのスペシャル歌舞伎パフォーマンス「市川海老蔵 広末涼子 柳葉敏郎が動く 失われた日本の夏、ふるさとの祭り」や、重岡が主演を務めたスペシャルヒューマンストーリー「誰も知らない志村けん -残してくれた最後のメッセージ-」を放送。さらに、「嵐にしやがれ 24時間テレビスペシャル」では「メインパーソナリティー記念館」と題し、メインパーソナリティーの人生を深掘り。また、「フライングディスク最速リレー」のギネス世界記録達成を目指し、嵐と対決を繰り広げるなど、笑いと感動の場面が次々と届けられた。

 2019年、ステージ4の口腔(舌)がんと診断され、舌の6割を切除する手術を受けたが、今年1月に芸能界復帰を果たした堀ちえみが、手術後初の歌声を披露した。

 子どもの頃から歌うことが大好きで、15歳でアイドルデビューした彼女が、7人の子どもの母親として、忙しい毎日を送りながらやり続けたことは、歌を歌うこと。しかし、口腔がんが発覚した時、「手術をしないと、生存率は5割」と言われ、堀は「覚悟を決めていた。自分の人生にもう悔いはないかなと」と当時の心境を語る。しかし「私の命は私だけのものじゃなくて家族のものでもあるんだなと思ったら、ちょっとでも⻑くでも生きないといけない」と思い、手術を受ける決意したと明かす。

 11時間にわたる、太ももの皮膚を舌に移植するという手術を受けた堀は、術後もうまくしゃべることができない状況だった。そんな状況の中、長女・彩月(さつき)さんの「芸能界に復帰しないとダメ。お母さんにはたくさんのファンの人が待っている」という言葉に救われたと告白。また、復帰を祈るファンからの寄せ書きに勇気をもらい「(ファンが)応援してくれていると思ったら、こんなところでストップしてちゃダメだなと思って、絶対に歌いたい」と決心したと語る。

 手術から 手術から5カ月後、ボイストレーニングを開始した堀が、「24時間テレビ43」で披露したのは、アイドル時代、低迷していた時期にもう一度生まれ変わるようにと「Reborn(再生)」という意味を込めて1985年にリリースした自身のシングル「リ・ボ・ン」。両国国技館のステージに立った彼女は、“親衛隊”から遠隔でのコールで熱きエールが送られる中、万感の思いを込めて「リ・ボ・ン」を歌い上げた。そして、パフォーマンス後は「どうもありがとうございました。皆さんに感謝しております」「うれしかった」と、涙を流しながら率直な気持ちを語った。


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