「厨房のありす」門脇麦が演じる主人公・ありすのこだわりがあちこちに！2024/01/30
日本テレビ系連続ドラマ「厨房のありす」（日曜午後10：30）の第2話では、自閉スペクトラム症の主人公・八重森ありす（門脇麦）のこだわりの多くが紹介され、その生活ルールを覚えるのに、ありすの料理店にアルバイトとして転がり込んだ酒江倖生（永瀬廉）がいっぱいいっぱいになってしまう場面が描かれた。2月4日放送・第3話でも、ありすのこだわりが明らかになる。
「厨房のありす」は、舞台演出家、映画監督でもある玉田真也氏が脚本を手掛けるオリジナル作品。生きづらさを抱える人々が織り成す、少し切なくて温かい“新時代のハートフル・ミステリー”だ。ハンディがあったり、マイノリティーだったりする登場人物たちの心温まるヒューマンドラマでありつつ、ある事件の謎を解き明かすミステリーの側面もある。
生活する上でのこだわりを多く持つありす。実は、彼女の色のこだわりは放送前から公式サイトで公開されていたのだ。月曜は赤色、火曜は青色、水曜は黄色、木曜は白色、金曜は緑色、土曜は茶色、日曜はオレンジ色と、曜日ごとに着る洋服の色が決まっている。それ以外にも、使うコップの色も、月曜は赤色、火曜は白色、水曜は緑色、木曜は黄色、金曜は青色、土曜は黒色、日曜は赤青。
歩き方は、月曜＝ジグザグに歩く、火曜＝1.2倍速で歩く、水曜＝電柱にタッチして歩く、木曜＝普通に歩く、金曜＝白線の上を歩く、土曜＝タイルに沿って歩く。日曜については、第3話で判明する。そのほかに、ご飯茶わんの色も、みそ汁の具も曜日ごとに異なり、食べる順番、バスタオルや調味料を並べる順番、テーブルの拭き方などなど、ルールだらけのありすの生活。倖生がパニックになってしまうのも理解できるが、倖生はしっかり覚えようと努力していく。
第3話。生まれてくる親友・三ツ沢和紗（前田敦子）の赤ちゃんの名前を考えるありすは、自分の名前をつけてくれた母親の思いが知りたくなってしまう。一方、倖生は、ありすと和紗の幼なじみ・三國谷優作（前原瑞樹）から八つ当たりされ、「愛想が悪い」「ありすの店で足手まといになっている」とダメ出しされる。1人でホールを担当することになり奮起する倖生だが、思わぬ疑惑をかけられることに。そんな中、息子のお受験に思い詰める常連・柏原優奈（新井郁）に、ありすの父・心護（大森南朋）は苦労だらけの子育ての思い出を話す。心護は1人でどうやってありすを育ててきたのか？ 頑張って抱え込みすぎる人の心を軽くする心護の言葉と、ありすのごはんとは？
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