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NHKスペシャル「未解決事件」実録ドラマ。制作陣が明かす草彅剛の卓越した才能と迫真の演技2018/01/23

 NHK総合で1月27日に放送するNHKスペシャル「未解決事件 file 06 赤報隊事件『第1夜~実録ドラマ~』」(午後7:30)の試写会が行われた。本作で、事件を追う新聞記者役として出演する草彅剛について、ドラマを制作した新名洋介ディレクターは、「最近はSNSもやっていることもあり、今のネットの社会にもつながる事件に興味があるようでした」と明かした。

 「未解決事件」シリーズは、日本中に衝撃を与えた未解決事件を徹底検証するもので、第6弾となる今回は「第1夜~実録ドラマ~」に加え、28日にはNHKに「犯人を知っている」と接触してきた謎の人物や、犯行声明文をめぐる新たな事実などから“真犯人の影”に迫る「第2夜~ドキュメンタリー~」(午後9:00)を放送する。

 赤報隊事件は、1987年5月3日に朝日新聞阪神支局に侵入した目出し帽の男が、散弾銃を発砲して記者2人を死傷させたほか、全国各地で朝日新聞の関連施設などを襲撃し、中曽根康弘・竹下登元首相にも脅迫状を送り付けた事件。“言論へのテロ事件”として警察が総力を挙げて捜査したが、2003年にすべての事件が未解決のまま時効を迎えた。

 新名ディレクターは草彅の起用について、豊富な演技経験に加え、15年に放送された同シリーズのスピンオフ「未解決事件 追跡プロジェクト」でナレーションを務めた実績を挙げ、「今回は思想も絡んだ難しい事件なのですが、草彅さんは芸能人でありながら、難しい事件を一般視聴者の目線でかみ砕くことができる方。劇中では、どんどん役に成り代わっていくようで、同僚が殺された苦しみをどう描けばいいのかを悩まれていたようです」と、迫真の演技で役に入りきっていたことを明かした。

 また、番組を制作統括する松本卓臣チーフプロデューサーは、「調べれば調べるほど、今につながるテーマを持った事件だと気が付きました。自由にモノが言える社会に対して銃口を突き付けた事件であり、犯行声明の中で繰り広げられた“反日”という言葉は、当時はそれほど浸透していませんでしたが、今ではネットなどでも当たり前のように使われています。今と切り離せないテーマを持っている」と番組の意義を訴えていた。

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