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坂口健太郎、「Dr.チョコレート」に続く主演作が「CODE-願いの代償-」に決定! どんな願いもかなえる”謎のアプリを手にした刑事役。共演は染谷将太2023/05/23

「CODE-願いの代償-」

 坂口健太郎が、日本テレビ系で7月2日スタートの連続ドラマ「CODE-願いの代償-」(日曜午後10:30=読売テレビ制作)で主演を務めることが決定。染谷将太が共演することも合わせて発表された。

 「CODE-願いの代償-」は、台湾で大ヒットした「浮士德遊戲(英題:CODE)」(2016年)、「浮士德遊戲2(英題:CODE2)」(19年)が原作。そこに、日本版としてオリジナル要素がふんだんに入れ込まれる。婚約者を失い絶望の淵に落ちた刑事が、その死の真相を追い求める中、どんな願いもかなえるという謎のアプリ“CODE”を手にすることで展開される物語。果たして、恋人の死の真相とは? 謎のアプリの背後に潜む陰謀とは? 幾重にも重なる事件と欲望が渦を巻く、ノンストップ・クライム・サスペンスとなっている。

 坂口が演じるのは、恋人の死という大きな悲しみを背負いながら、静かにも熱く秘めた思いで真実を追い求める神奈川県警暴力団対策課の刑事・二宮湊人。幼い頃に両親を亡くし、破滅的な人生を送ってきたが、恋人・悠香との出会いをきっかけに人を信頼できるようになった。交際5年を迎えた頃、悠香の妊娠が発覚。悠香とおなかの子を絶対に幸せにしようと誓う二宮だったが、その矢先に、悠香が不審な事故によって急死してしまう。悠香の死の真相を探る中で、二宮は“CODE”手にするが、そのアプリを使う先には大きな代償が待っていた。

 坂口は「『どんな願いもかなえるアプリ』と、それだけを聞くとファンタジーのようには聞こえるのですが、それをしっかり裏付けるようなストーリーがあるので、現実にありそうな物語だな、と思いました」と作品の印象を語り、「二宮は、目に見えて燃え上がっている炎、というよりはもっと高熱になり青白くなってくる、そんなイメージの男です。静かに見えるけど実はもっと熱いんだよ、みたいな。そんな男が、いろいろなところでもがいていくことになるので、自分自身とリンクするかと言われたら難しい部分もありますが、僕自身の中でも共鳴率を上げていきたい、と思っています」と役柄について説明。

 さらに、坂口自身は、同局で現在放送中の連続ドラマ「Dr.チョコレート」(土曜午後10:00)に続いて、異例の同局2クール連続の主演を務めることでも話題になっている。このことについて、「ちょっと働きすぎですよね? なかなかこのスケジュールで弱音を吐かない役者はいないぞ、と(笑)…そんなふざけた話もありつつ(笑)。でも、2作品ともキャラクター、性質は全然違う2人なので、『あえて演じ分けをしよう』ということは思っていません。それぞれの衣装を着て、メークをしてもらって、キャスト、スタッフの方々に囲まれたら、自然と出てくるものがあるかと思っています。でもやっぱり、ただただ大変です(笑)。でも、意外とやっぱり僕は、忙しいのは好きなんだろうな、と」と本音をこぼしつつも、充実している様子をうかがわせる。

 続けて、「染谷さんも含めて、周りのキャストは意外とはじめましての方々が多そうなので、いい相乗効果を生み出して、いい作品にしていきたいです! 緊張感ある場面が多くなってきますが、僕自身が緊張して、焦りにつながっていくことはよくないので、この作品では余裕をもってやる、ということは心がけて頑張ります!」と意欲を燃やしている。

 一方、染谷が扮(ふん)するのは、“CODE”の謎を追うフリーの記者・椎名一樹。物語の中で、“CODE”を使用する二宮の行動を監視し、二宮の行く先々に姿を現して不穏な立ち回りを見せる。実は、“CODE”の真相を探るのには理由がある。

 「何が起こるか分からない重厚な謎とそこに渦巻く数々の感情、手に汗握りながらも爽快感のある台本にワクワクが止まりませんでした」と作品への期待を明か染谷は、「坂口さんはとても包容力があり、すごくリラックスした状態で楽しく一緒にお芝居をすることができました。とても感謝しています。坂口さん演じる二宮が“CODE”にどう立ち向かって行くのか? 一番近くで目撃できることが楽しみでなりません」と坂口との共演について触れ、「誰もが思わず見入ってしまうであろうドラマの世界感を必死に生き抜き、視聴者の皆さんの日曜夜が楽しみになるよう頑張りたいと思います!」と気合を入れている。

 なお、脚本は「レッドアイズ 監視捜査班」(日本テレビ系)、「アバランチ」(フジテレビ系=関西テレビ制作)の酒井雅秋氏、「全裸監督」「新聞記者」(ともにNetflix)の山田能龍氏が手掛けることが決定。そして、演出は、映画「見えない目撃者」(2019年)、「ミス・シャーロック」(Hulu)の森淳一氏、「警視庁アウトサイダー」(テレビ朝日系)、「99.9%ー刑事専門弁護士ー」(TBS系)の木村ひさし氏が担当。重厚なサスペンスが期待できる制作陣がそろっている。

 作品を手掛ける中間利彦プロデューサーは「どんな願いもかなうアプリ“CODE”とは、一体なんなのか? そして、誰もが持つ『欲望』の先にある『人間の性』とはなんなのか?を描きたいと思い、企画しました。次から次に怒濤(どとう)の展開が押し寄せる極上のノンストップ・クライム・サスペンスをお届けします」と作品を紹介。

 坂口、染谷の起用に関しては、「主人公の二宮は、婚約者の死の真相と“CODE”の謎に立ち向かっていく、不屈の闘志を持つ刑事です。そんな二宮を、唯一無二の空気感と芝居の幅を持つ坂口健太郎さんに演じていただきます。約7年前にご出演されていた舞台(「かもめ」)を観劇して以来、いつか絶対にご一緒したいと切望していました。坂口さんなら、強くも切ない、熱さと憂いを併せ持つ魅力的な二宮を演じてくれると確信しています。そして、ひょうひょうとしていてつかみどころがないが、秘めた思いを胸の“CODE”の謎に迫るフリーの雑誌記者・椎名は、どんな役もリアリティーある説得力で見ている人を魅了する染谷将太さんに演じていただきます。染谷さんの底の知れない存在感が、椎名というキャラクターを目が離せない存在にしてくれるはずです」と絶大な信頼を寄せる。

 そして、「この2人が共演するドラマが面白くないはずがありません! 私自身、2人の芝居合戦が楽しみで仕方ないです。ぜひご期待ください」とアピールしている。


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