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山本耕史&安達祐実が「Dr.チョコレート」で白山乃愛の両親役2023/04/19

山本耕史&安達祐実が「Dr.チョコレート」で白山乃愛の両親役

 山本耕史と安達祐実が、日本テレビ系で4月22日にスタートする連続ドラマ「Dr.チョコレート」(土曜午後10:00)に出演することが分かった。

 坂口健太郎が主演を務める「Dr.チョコレート」は、謎めいた義手の元医者・Teacherこと野田哲也(坂口)と、天才的外科医の腕を持つ10歳の少女・Dr.チョコレートこと寺島唯(白山乃愛)の唯一無二の絆で結ばれた2人が、全員難ありでキャラクター強めの6人の医療仲間“チョコレート・カンパニー”と共に、訳あり患者の命を救っていく、怒濤(どとう)の展開が癖になるノンストップ・ドクター・エンターテインメントだ。Dr.チョコレートとチームを組む、超優秀な医療スペシャリスト集団“チョコレート・カンパニー”のメンバー役で、葵わかな、鈴木紗理奈、前田旺志郎、古川雄大、小澤征悦、斉藤由貴も出演する。

 山本と安達は、唯の両親役で出演。山本が演じる唯の父・寺島光一は、天才的な技術を持つ心臓外科医。幼い頃から医学に興味を示した唯に医学の知識を教え、それを吸収していく娘をほほ笑ましく見守り、自慢に思っていた。唯は、優しく周りからの信頼も厚く正義感が強い光一を尊敬し、光一のある言葉を胸に刻んで手術に立ち向かっている。野田の指導医でもあり、彼のことをかわいがっていた。

 一方、安達が扮(ふん)する唯の母・寺島葵は、長寿遺伝子についての研究を行う優秀な研究者。唯にとってはとても穏やかでおっとりした優しい母親でありながら、研究という仕事にプライドをもち、情熱を注いでいる強く聡明な女性だ。光一と葵は共に2年前、事故を装った何者かによる爆発事件で命を奪わており、野田と唯はその事件の真相と黒幕を追うために闇の手術を始め、情報を集めている。物語の始まりを担う重要な役どころだ。

 0歳からモデルとして活躍し、現在の白山と同じ10歳の時には日本初演の「レ・ミゼラブル」で少年革命家・ガブローシュを演じ、舞台デビューをした山本は、「今回は坂口健太郎くんをはじめ、過去に共演経験のあるキャストの方が多く、撮影は楽しく笑いの絶えない現場になるだろう、と思い台本を開いた。するとなんと、僕は死んでいた。ほぼ共演者に会えない…。この切なさを唯一共演できる坂口健太郎くんにぶつけようと思う。坂口くん、よろしくお願いします」とユーモアたっぷりにコメント。

 2歳でデビューし、その後、1994年に同局の「家なき子」の主人公を演じ「同情するならカネをくれ」のセリフとともに一世を風靡(ふうび)した安達は、「久しぶりに日本テレビのドラマに出演することができ、とてもうれしく思っています! 娘役の白山乃愛ちゃんがかわいくて癒やされながら撮影しています。自分が子どもの頃は、スタジオの廊下を走り回ったりしていたので、乃愛ちゃんの落ち着いた様子を見て、過去の自分を反省したり(笑)。私が演じる葵というキャラクターが、どう物語に絡んでくるのか、楽しみに見ていただけたら幸いです」と、自らの姿と重ねつつメッセージを寄せている。

 第1話。野田は、親子ほど年の離れた唯と一緒に、シンガポールから日本へ向かう機上で、面倒に巻き込まれてしまう。機長が突然意識を失ったため、ドクターコールがかかったのだ。「ほかにも医者はいるだろ」と野田は寝たふりをしてやり過ごそうとするが、唯に促されて渋々席を立つ。同じ機内に居合わせた東都新聞の記者・奥泉渚(西野七瀬)は、コックピットへ向かう野田の右手に違和感を抱く。野田は右手だけ手袋をしているのだ。まさか義手? シンガポールで、Dr.チョコレートの身辺を探るも空振りに終わっていた奥泉は、思わぬ出会いに高揚する。

 野田がコックピットに入ると、副操縦士の横で機長がぐったりしていた。早速瞳孔や脈の測定を始めたのは、なんと野田ではなく、後から入って来た唯。慌てふためく副操縦士に「子ども扱いしないで。年齢なんてただの数字」と言い放つ唯は、あり合わせの道具で完璧な処置を施し、機長の命を救ってみせる。

 2年前、突如としてシンガポールに現れた天才外科医・Dr.チョコレートは、どんなに難しい手術でも、相手が誰であれ必ず成功させる。ただし、メスを執る条件は三つ。現金1億円と秘密保持契約書へのサイン、そして相応のチョコレートを用意すること。故に、その正体を誰も語ろうとはしないが、うわさでは、Dr.チョコレートの右手は義手であるらしい――。唯こそが、Dr.チョコレート。ある目的のために帰国した、天才的なオペスキルを持つ10歳の少女だったのだ。

 帰国早々、Dr.チョコレートの代理人・Teacherこと野田のもとに、依頼が舞い込む。クライアントは議員秘書の登戸龍彦(駿河太郎)。救うべきは、龍彦の父で与党総裁選に出馬予定の衆議院議員・登戸龍男の命だ。依頼を引き受けたTeacherは、破格の報酬を餌に、うなぎ(斉藤)、残高(小澤)、ギルベルト(葵)、足湯(鈴木)、お笑い(前田)、出川(古川)ら、能力を持て余したすご腕の医療スタッフを次々と招集。やがて、Teacherの下に最強の医療チーム“チョコレート・カンパニー”が結成される。こうして、2年前の事件の真相を解き明かすため、TeacherとDr.チョコレートの訳あり手術が始まる。


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