News ニュース

宮沢氷魚が「ラストマン-全盲の捜査官-」第1話でキーパーソンに。初共演の福山雅治は「圧倒的なオーラと貫禄がありました」2023/04/18

宮沢氷魚が「ラストマン-全盲の捜査官-」第1話でキーパーソンに。初共演の福山雅治は「圧倒的なオーラと貫禄がありました」

 宮沢氷魚が、TBS系で4月23日にスタートする連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」(日曜午後9:00、初回は25分拡大)の第1話にゲスト出演することが分かった。

 福山雅治が主演を務め、大泉洋が共演する「ラストマン-全盲の捜査官-」は、アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官・皆実広見(福山)と、皆実のアテンドを命じられた警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉)の、人を信じる皆実と他人を信じず己だけを信じて生きてきた心太朗という、真逆の凸凹コンビがバディを組み事件を解決していく痛快バディドラマ。サスペンスミステリーの名手である黒岩勉氏による、予想のつかない目まぐるしい展開が見どころとなる。

 宮沢の俳優デビューは、2017年10月期に放送したTBS系連続ドラマ「コウノドリ」。同局のドラマへの登場、そして「コウノドリ」「ラストマン-全盲の捜査官-」の両作で演出を務める土井裕泰氏との仕事もおよそ6年ぶりであり、初の「日曜劇場」枠への出演となる。

 宮沢が「ラストマン-全盲の捜査官-」で演じるのは、渋谷直子の息子・渋谷英輔(筒井真理子)。病気で働けなくなった直子と暮らしている英輔は、過去のある出来事をきっかけに鬱屈とした日々を送っている。マイノリティー(社会的少数者)である英輔はそのことにフラストレーションを抱えていた。そんな中、英輔は皆実と出会う。それぞれの置かれた立場や状況は違えど、マイノリティー同士である皆実と英輔。2人はどのように関わっていくのか注目だ。

 宮沢は、福山や大泉との共演について、「大泉さんは以前映画で共演したことがあり、NHKでも大河ドラマと朝ドラ(連続テレビ小説)で同じ時期に撮影していたので、よく廊下でお会いしていました。前に共演させていただいた時からずっと変わらず面白くて、今回もゲストの僕に居心地のよさをくださいました。福山さんは初共演だったんですが、圧倒的なオーラと貫禄がありました。初日は少し緊張していたのですが、福山さんから話しかけてくださり、いろいろとお話させていただきました。常に気にかけてくださり、楽しく現場に居られました」と感想を伝える。

 加えて、「6年ぶりのTBSドラマの出演になりました。僕にとっては特別な場所で、何よりドラマデビュー作を監督した土井さんにまた声をかけていただけたことがとてもうれしいです。『ラストマン』初回ゲストに呼んでいただけたことが光栄です。たくさんの人に感動を与えられる作品になっています。楽しみにしていただけるとうれしいです」とメッセージを寄せている。

 第1話。どんな難事件も必ず最後に解決させることから“ラストマン”と呼ばれていた全盲のFBI捜査官・皆実は、日本の警察庁とFBIの連携強化を目的に、期間限定で日本にやって来る。そして、皆実のアテンドを命じられたのは、警察庁人材交流企画室の室長・心太朗。誰よりも悪を憎み、犯人検挙のためには手段をいとわない刑事だ。2人の出会いは最悪だった。警察庁次長で心太朗の兄・京吾(上川隆也)が待つ皆実の歓迎式典会場まで、皆実をアテンドするのが心太朗の最初の任務。だが、その皆実が搭乗していた機内で暴行をはたらき、連行されていることを知らされる。急いで皆実を迎えに行く心太朗だが、向かった先はそば店だった。焦る心太朗をよそに、心を見透かしているかのような余裕を見せる皆実。挙げ句の果てに、式典では「世間をにぎわせている無差別連続爆破事件の犯人を逮捕してみせる」と勝手に宣言する。こうして、心太朗は皆実の身勝手な捜査に巻き込まれていくことになる。

 無差別連続爆破事件は、捜査一課の刑事・佐久良円花(吉田羊)が率いる佐久良班も追っており、心太朗は捜査一課からも批判の的になる。しかも、皆実は捜査一課の見立てを真っ向から批判し、さらなる軋轢(あつれき)を生む。そんな中、新たな爆破事件が発生。皆実は心太朗と共に臨場し捜査に向かう。そこで、浮かび上がる事件の真実とは――。


この記事をシェアする


Copyright © TV Guide. All rights reserved.