櫻井翔主演「大病院占拠」の鬼役・忍成修吾、ベッキー、村上淳らがクランクアップ2023/03/15
櫻井翔が主演を務める、日本テレビ系連続ドラマ「大病院占拠」(土曜午後10:00)。3月18日放送・最終回を控え、鬼役を務める忍成修吾、ベッキー、村上淳らがクランクアップを迎えた。
「大病院占拠」は、日本が誇る大病院が、鬼の面をかぶった謎の武装集団によって占拠され、休職中だった捜査官・武蔵三郎(櫻井)が、人質を救うため犯人に立ち向かっていく完全オリジナルのタイムリミット・バトル・サスペンス。スタッフには、2019・21年に衝撃をもたらしたサスペンスドラマ「ボイス 110緊急指令室」(同系)の制作チームが再び結集。一瞬たりとも目が離せないスリリングな展開で話題を呼んでいる。
赤鬼・美作役の忍成、黒鬼・みさき役のベッキー、白鬼・日向ゆり子役の真飛聖、黄鬼・摂津公明役の柏原収史、灰鬼・常陸潔役の水橋研二、桃鬼・常陸亜理紗役の浅川梨奈、橙鬼・加賀流星役の森田甘路、茶鬼・加賀雄吾役のラバーガール・大水洋介、緑鬼・周防誠役の村上と、病院を占拠した武装集団・百鬼夜行のメンバー。
最終話で明らかになる、それぞれの鬼たちの結末を描くクライマックスのシーンを演じた面々は、スタッフから「オールアップです!」の声がかかると、共演者やスタッフからの盛大な拍手の中、それぞれが思い思いに撮影を振り返り、コメントを寄せた。ドラマでの設定と同様、鬼役を演じ切ったキャスト陣の団結力の強さを感じさせる、笑顔と涙に包まれた感動のクランクアップとなった。
忍成は「お疲れさまでした! 本当にお世話になりました。本当に楽しい現場でした。スタッフの皆さんの、作品への一つ一つへのこだわりが深く、鬼役のコスチュームなどもとても格好よくて、鬼役を演じていて、とても楽しかったです。まだ、皆さんの撮影はあと少し残っているかと思いますが、頑張ってください。ありがとうございました」と感想を述べ、まだ撮影が続く共演者をねぎらった。
ベッキーは「最初は『ドラマを撮っている』という感覚だったのですが、途中から本当にみんなを仲間だと思い、仲間のために頑張っている感覚になって。こんなに何かに全力になれたことがすごくうれしいです。一流の皆さんに交ぜていただいて本当に幸せでした。ありがとうございました」と感謝。
柏原は「こういった設定のドラマは初めてだったので、演じていてすごく楽しかったです。鬼の皆さんとのシーンはもちろんのこと、櫻井さんとは最初はアクション稽古から始まったりして、本当にいろんな思い出ができたなと思っております。今日で“鬼検定1級”卒業します(笑)。お疲れさまでした」と撮影を振り返った。
真飛は「本当にお世話になりました。最初は鬼の面をかぶって演技したり、装備が重くて不自由だったり、この時間をどういうふうに過ごしていくのだろうと、途方に暮れるところも正直あったのですけれど。でも、現場に来たらみんながいて。作品はすごくシリアスで緊迫感があるのですが、とにかく現場がすごく楽しくて、毎回撮影に来るのが本当に楽しかったです。最後まで無事に終わることを祈っています。ありがとうございました」と充実した時間が送れたことを喜んだ。
水橋は「ここ(クランクアップとなった場所)は、最初に人質になった場所で、確か、淳さんに投げ飛ばされた場所だなと(笑)。ロケ地やスタジオなど、いろいろな場所での撮影がとてもいい思い出で、すごく楽しかったですし、スタッフの皆さんが僕らを盛り上げてくれていたのだなと、実感しています。撮影部チームはいつもそばで笑わせてくれたりして…とにかく人に恵まれた作品だったなとすごく思います。娘が桃さん(浅川梨奈)でよかったなと思いますし、武蔵刑事役の櫻井さんとは、これまでに3本ほど共演させていただいているのですが、本当に真摯(しんし)な方で、現場をすごく大切にしてくださっているのが伝わってきていました。裕子先生(比嘉愛未)含め、キャストの皆さんが現場を楽しく盛り上げてくださったので、現場に行くのが本当に楽しかったです。これで終わってしまうのが本当に寂しいです。本当に皆さんありがとうございました!」と名残惜しさを伝えた。
浅川は「先にアップした、ベッキーさんとゆう姉(真飛)が泣いていたので、泣く気満々でここに来たのですけれど、達成感で意外とカラッととしております。本当に勉強になる現場で、すてきな先輩方やスタッフの皆さんとお仕事できたことが本当に幸せで、毎日が楽しかったです。こうしてパパ(水橋)と最後に撮影を終えることができたのも、すごくうれしくて幸せな気持ちでございます。残り1日の撮影、そして編集もあると思いますが、最後まで頑張ってください! 本当にありがとうございました」と充実の笑顔を見せた。
森田は「僕自身、こういった乱暴なキャラクターの役はほぼ初めだったのですが、今後に生かせる、いい経験をさせていただきました! 最近はコンプライアンスが厳しくなり、作品を作るのも大変だなぁと思っていました。そんな中でも、今回のような攻めた作品作りに、限界まで突き詰めていく皆さんを見て、『まだまだできることがいっぱいあるな』と胸を打たれてしまいまして…『僕も頑張ろう!』という気にさせていただきました。そして、天国のお兄ちゃん(大水が演じた雄吾)も見ているだろうと(笑)。お兄ちゃんと一緒にオールアップできなかったのは少し寂しいですが、最後まで皆さん突っ走ってください! ありがとうございました!」と共演者やスタッフの頑張りに刺激されながら、撮影に臨んでいたことをうかがわせた。
大木は「最後、こんなに爽やかな場所で撮影を終えられるとは思ってもいなかったです。こういったスケールの大きな作品に携わることができて、本当に幸せな3カ月でした。今まで、いろんなドラマで殺されることが多くて…(笑)。死んだ状態で発見されるということがほとんどだったのですが、今回は仲間に見守られて死ぬ、という最高な終わり方をすることができて、思い残すことはありません。皆さんは、あともうちょっと撮影があると思いますが、お体に気を付けて頑張ってください」と悔いのない撮影となったことを報告。
村上は「撮影を終えてみると、思った以上にグッとくるものがありまして…。これまで我慢強く見ていただいた監督をはじめ、本当に素晴らしいスタッフの方々のおかげでやり切れたと思っています。撮影シーンの都合上、最初は座長と会うことがなかなかなかったのですが、完成した1話や2話の映像を見させていただき、櫻井翔という座長の下でやれている喜びが特に強くて。鬼チームでいうと、われらが青鬼・菊池(風磨)くんと絡むシーンが多かったのですが、10ページを超えるセリフを、ノーミスで来るかと! 『なんだこの緊張感は!』と思ったことを覚えていて(笑)、案の定、最後までいい緊張感でやらせていただきました。本当に、皆さんに感謝しております」と菊池の奮闘ぶりを交えながら、櫻井の下、いい雰囲気で撮影が行われたことを語った。
そして、いよいよ最終回。青鬼・耕一(菊池)は、自分の正義と神奈川県知事・長門道江(筒井真理子)の正義、どちらが正しいか国民に投票を呼び掛けた。国民が耕一の正義を選べば、長門は助からない…。一方、県警は、ついに耕一の素性を突き止め、鬼たちの深い絆を知る。その頃、捜査の指揮を外れていた和泉さくら(ソニン)は何かを決心する。そして武蔵は鬼との最終決戦へ。「もうあいつらの好きにはさせない」――鬼退治に挑む武蔵の運命は? すべての登場人物の葛藤、そして、真の黒幕が明らかに。これまで見たものがひっくり返る衝撃の展開が待ち受ける。
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