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生見愛瑠が「日曜の夜ぐらいは…」に出演。清野菜名、岸井ゆきのと岡田惠和が描く友情物語に挑む2023/02/27

生見愛瑠が「日曜の夜ぐらいは…」に出演。清野菜名、岸井ゆきのと岡田惠和が描く友情物語に挑む

 生見愛瑠が、ABCテレビが4月から新設する全国ネットの連続ドラマ枠の第1弾となる「日曜の夜ぐらいは…」(日曜午後10:00、開始日未定)に出演することが決定した。

 清野菜名が主演を務め、岡田惠和氏が脚本を手掛けるオリジナル作品「日曜の夜ぐらいは…」は、「人生とは、家族とは、愛とは」をテーマにしたハートフルなドラマ。さらに、岸井ゆきのも共演する。

 古ぼけた団地、郊外の借家、街中をむなしく走るタクシー。時代に取り残され、活気を失い、どことなくもの寂しさが漂うどこにでもある光景に特筆すべき要素はない。だが、それぞれの窓の奥に目を凝らせば、そこにはさまざまな事情を抱えた暮らしがあった。足の不自由な母との2人暮らしを支えるため、休みなくバイトを続ける娘・岸田サチ(清野)、そして家族から縁を切られながらも、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける野田翔子(岸井)、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘・樋口若葉(生見)――。離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人は、あるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たす。戸惑いながらも心を通わせ始めた彼女たちに、ある“奇跡”が起き…。漫然とした暮らしの中で行き詰まっていた3人の人生が、静かに動き出す。

 生見が演じる若葉は、両親との縁が浅く、借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける女性。かつての裕福な暮らしから没落し「母親に似てきた」が祖母との共通認識の悪口であるという複雑な家庭環境の中、今の暮らしから抜け出したい気持ちを強く抱きつつ、手がかり一つ見いだせない日々を過ごしていた。そんな若葉と、サチ、翔子が出会い、女性3人の友情物語が幕を開ける。

生見愛瑠が「日曜の夜ぐらいは…」に出演。清野菜名、岸井ゆきのと岡田惠和が描く友情物語に挑む

 今回の出演について、生見は「こんなにすてきな方々とご一緒できるのもそうですし、日曜22時の初めての枠というのもうれしかったです」と喜び、「田舎でおばあちゃんと一緒に暮らしてる女の子で、ラジオが大好きでちくわぶ工場で働いています! すっごく素直で真っすぐな女の子です!」と自身の役柄を紹介。

 初共演となる清野、岸井に関しては、「お二人とは初めましてだったので、すごく緊張していたのですが、とても優しくてお姉さんが2人もできた感覚ですごくうれしいです。撮影を通じて、もっと仲良くさせていただけるように頑張りたいです」と語り、「一つの趣味、好きなことをきっかけに、こんなにもみんなの輪が広がるんだなぁと、とってもほっこりしました。年齢や性格がバラバラでも、とてもすてきな絆が生まれるのが面白い! 早く演じてみたいです」と意欲を見せた。

 清野、岸田、生見は、奇しくも全員が今年度日本アカデミー賞の受賞者(清野が優秀助演女優賞、岸井が優秀主演女優賞、生見が新人俳優賞)。そんな3人が、三者三様のキャラクターに命を吹き込みながら、友情の意味と何げない日々の尊さを繊細に表現する。

 清野は「インタビューやポスター撮影でお会いした際に、和気あいあいとし、とても居心地がよく、これから始まる撮影での3人のセリフの掛け合いがとっても楽しみになりました。サチ、翔子、若葉、少し変わり者の3人の友情がどう発展していくのか、私自身とってもワクワクしています。これから数ヶ月間撮影していく中で、お二人の友達でしか見られない部分をたくさん発見したいです」とこれから始まる撮影への期待を口にした。

 また、岸井も「清野さんとは今まで現場ですれ違うばかりで 直接向かい合ってお芝居するのは初めてで、生見さんも初共演なのですが、このドラマでも全員初対面の役どころなので、このまま新しい気持ちで挑み、それぞれの日常の中の哀感も混じえながら、日曜の夜を3人で楽しく彩っていければと思います」と意気込んだ。

 なお、演出は、1990年代から「あすなろ白書」(フジテレビ系)、「イグアナの娘」(テレビ朝日系)などで数多くのドラマの演出を手掛け、現在は映画監督としても活躍する新城毅彦氏が務めることも発表された。


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