藤原季節＆大東駿介共演！ 90年代伝説の深夜番組「ギルガメッシュないと」から着想を得た衝撃ドラマが誕生2022/12/09
Paraviでは12月24日深夜1：15から、Paraviオリジナルドラマ「ギルガメッシュFIGHT」の配信が決定。主演を藤原季節が務めることが分かった。
1990年代のテレビ東京の伝説的深夜番組「ギルガメッシュないと」。そのスタッフたちの実話から着想を得た「ギルガメッシュFIGHT」は、番組制作陣視点のフィクションドラマだ。当時テレビの前でひそやかに見ていた視聴者には垂涎（すいぜん）必至の、「ギルガメッシュないと」を彷彿（ほうふつ）とさせる出演者や、懐かしのコーナーなども登場する。
「ギルガメッシュないと」は、“カメラは低く、志は高く”という精神の下、バブル崩壊後の1991年にテレビ東京で情報番組として始まった。裸エプロン姿で料理する「夜食ばんざい」、セクシー女優のツボを押して癒やす「ギルガメ治療院」、どうでもいいニュースをTバック姿で語る「GNNヒップライン」、グラビアアイドルらがボディコン姿でさまざまなスポーツに挑戦する「ボディコンdeスポーツ」、下着姿の女性たちが下着の紹介とともに歌声を披露する「ランジェリー歌謡祭」など、現代のバラエティーにも大きな影響を及ぼすことになるコーナーを連発。やがて「11PM」（日本テレビ系）や「トゥナイト」（テレビ朝日系）などとともに、“深夜お色気番組”の代名詞ともいえる番組へと、変貌を遂げていった。
「ギルガメッシュFIGHT」の主人公で、伝説の深夜番組を作り出した天才的、偏執的、芸術的なディレクター・加藤竜也役を務める藤原は、「オファーと同時に全5話の台本をいただき、その完成度の高さに出演を即決しました。さらには、大東駿介さんという猛り狂った演技者とガッツリ組んでお芝居をさせていただけることにも興奮しました」と出演を喜ぶ。
続けて「加藤は周囲から天才と呼ばれるディレクターですが、社会性があるとは言えません。みんなが拍手をしている時にできない、みんなの笑顔を離れたところから見つめているような人。その孤独や、彼だけが見ている景色を体験している中で、彼が比類なき番組を作り続ける原動力の片鱗に触れているような気がします。非常にエキセントリックな役なのでプレッシャーがありましたが、各話の監督たちと相談を重ねながら、誰にもつかみきることのできない加藤竜也を生み出せているのではないかと思います」と役づくりに触れた。
本家「ギルガメッシュないと」については、「今の時代を生きるものとして、そのすべてを肯定することはできませんが、『ギルガメ』制作の裏側を体験するうちに、女性にあらゆる角度からスポットライトを当て、その輝きを捉え、一人一人のストーリーをも番組にしていく熱量がすごいと思いました。スタジオ収録の撮影後は、僕らでさえすごい熱気になりますから、当時の『ギルガメッシュないと』は半端じゃなかったと思います」とかつての制作現場に思いを巡らせ、「ドラマの中で再現される番組の出演者たちが、どんどん輝いていくさまを目の当たりにし、その輝きを必死に捉えるスタッフたちの物語を全身全霊で届けなければと奮起しています。ぜひお楽しみに」と意気込みを語った。
“カメラは低く、志は高く”という番組のスローガンを掲げた張本人のプロデューサー・栗田淳一を演じるのが、大東駿介。スタッフから“魔王”というあだ名がつくほどの剛腕の半面、面倒見のよさもあるキャラクターだ。
大東も「90年代。僕からしたら、もはやおとぎ話のような浮世離れしたギラついた時代に、男たちの胸と股間を熱くさせた伝説の番組。それを支えた魔王と呼ばれたプロデューサー・栗田。テレビの限界に挑戦し続けたその情熱にほだされて、僕も日々、弾けるほどパンパンに膨張させた思いを込めて撮影に臨んでおります」と現場の熱量を報告しつつ、「夜な夜なブラウン管にかぶりついた皆さまも、『ギルガメ』をご存じない皆さまも、本気でエロと向き合った熱き男たちの平成時代劇『ギルガメッシュFIGHT』お楽しみくださいませ」と呼び掛けている。
そして、「ギルガメッシュないと」にレギュラー出演し、並々ならぬ愛情を持つ男・イジリー岡田が、“宣伝大使・ギルガメファイター”に就任。岡田は、すでに解禁を前にして公式Twitterで“高速ベロ”の動画や写真を続々漏洩!? そんな破天荒な事態も勃発しつつ、当時の番組を知らない視聴者にも楽しんでもらうための、さまざまな宣伝活動を行う。
岡田は「今回宣伝大使の話を受けた時、とにかくものすごくうれしかったです！ これが、もしほかの当時の出演者にお話が行っていたら、たぶん引退していたかもしれません（笑）。今回『ギルガメッシュないと』から着想を得てのフィクションドラマと聞いて、最初『私が主人公かも!?』なんてドキドキしたんですが、そうはならず…カメオ出演となりました。ちなみにセリフは1文字もなかったです（笑）」と並々ならぬ「ギルガメッシュないと」への愛をうかがわせる。
加えて、「『ギルガメッシュないと』放送当時は、ご家庭にテレビ1台で…だからこそ親に隠れて見るという時代でした。あの頃ビデオ録画ができなかったっていう方も多々いらっしゃったと思うのですが、今回はParaviでドラマを配信ということで、スマートフォンやパソコンやテレビなどで、ぜひあの頃の視聴者の皆さまにも自由に見ていただければありがたいです！」と現代ならではの視聴方法に言及しつつ、「本作を通して当時の番組を知らない方にも『エロと真面目に向き合って撮っていた』というのを分かっていただけると思いますし、当時のご覧いただいていた皆さまにも『葛藤や時には熱い戦いを生みながら進んだスタッフたちの結晶で、私たちはあの青春を過ごせていたんだ！』というのが伝わると思っています。“宣伝大使・ギルガメファイター”として頑張ります！」と気合十分だ。
ドラマを手掛ける工藤里紗プロデューサーは「伝説の深夜番組『ギルガメッシュないと』に着想を得てのドラマ化！ こんなクレイジーな企画が制作できることに興奮が止まらない中、当時番組作りに関わっていた方々のインタビューを重ね、さらに血が煮えたぎっております。番組の『表』は過激なお色気番組として見えていたかもしれません、しかし、その『裏』には正解のないものづくりに、全身全霊を捧げるクリエーターの物語がありました。だからこそ、『あの時はよかった…』というノスタルジーではなく、どの時代にもあった制約の中でギリギリまでの工夫と戦いを描きたいと思っています」と企画意図を明かす。
続けて、「こんなクレイジーな作品に命を吹き込むのは、藤原季節さん、大東駿介さんを筆頭とする実力派の素晴らしい俳優陣。今まさに、撮影の佳境。誰も見たことのない『ギルガメッシュFIGHT』が生まれてきています！ 見ている人を楽しませる『エンターテインメント』とは？ 『ものづくり』とは？ エンターテインメントはもちろん、勉強にも、ビジネスにも、すべてのものに共通する何かがあるはず！ 『カメラは低く、志は高く！』皆さまのお目にかかるまで、突っ走ります！」とアピールしている。
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