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宮藤官九郎脚本の正月時代劇「いちげき」の放送日が決定。伊藤沙莉ら追加キャストも発表2022/11/01

 NHK総合・BS4Kの正月時代劇「いちげき」(午後9:00)の放送日が、2023年1月3日に決定。新たに、伊藤沙莉、塚地武雅(ドランクドラゴン)、岡山天音、高岸宏行(ティモンディ)、細田善彦、上川周作が出演することも発表された。

 宮藤官九郎が脚本を手掛け、染谷将太が主演、町田啓太と松田龍平が共演する本作は、永井義男氏の小説「幕末一撃必殺隊」を原案にした、松本次郎氏のコミック「いちげき」が原作。目まぐるしく変化する現代を、幕末という激動の時代に投影。幕末の混乱期を背景に、歴史に名を残した偉人たちの物語ではなく、庶民を主人公とした物語を描いた痛快エンターテインメント時代劇だ。幕末期、江戸を騒がせていた勤皇浪士を自称する者や薩摩藩士による御用盗に対応するため、農民を集めて結成された特殊戦闘部隊・一撃必殺隊の活躍を描く。

 舞台は、大政奉還直後の江戸。徳川滅亡を図り江戸城下でろうぜきの限りを尽くす薩摩藩士に対し、大規模な戦争を避けたい勝海舟は会津藩の武士でも庄内藩の武士でもなく「村の力自慢」や「大男」、「村一番の速足」や「機転の利く小男」などバラエティーに富んだ農民たちを寄せ集め、私設部隊を秘密裏に立ち上げる。

 多額の報奨金を目当てに集まった丑五郎(ウシ/染谷)や市造(イチ/町田)ら農民たちは、初めて握る刀に動揺しながらも、元新選組隊士の島田幸之介(松田)に特別な訓練を受け、日に日に成長。そして初陣。雄たけびとともに威勢よく出陣した彼らには、一撃必殺隊という名が付けられる。

 染谷は「こんなに喜怒哀楽を感じる撮影は初めてでした。一撃隊のみんなと笑って泣いて戦い続けました。丑五郎は実直で説教くささのない真のヒーローだと思い演じております。個性的な一撃隊もおのおのが確固たる正義を持っています。それは奇麗事だけではなく、人間臭い信念であり、自分の胸に突き刺さりました。旨みを凝縮した濃厚スープ、でも後味スッキリ、思わず笑顔になってしまう作品です。新年からこの作品のエネルギーをもらってほしいです!」とアピールする。

 町田は「侍への強い憧れを抱く農民、市造を演じます。時代と力に翻弄(ほんろう)されながらも、それぞれが決められた運命を自ら変えようとするエネルギーあふれる作品になると思います。今の時代を生きている自分にも、ヒリヒリとしたものが芽生えました」と作品について語る。

 さらに、松田は「僕の役どころは島田という男で、百姓を侍に仕立てて隊を組むという面白い役どころです。時代が大きい音をたてて変わろうとする幕末に、刀を握ったこともない百姓が侍になろうと夢みる姿にグッとくるものがあるのではないかと思います」と見どころを伝える。

 そして、今回出演が発表された伊藤は、ドラマオリジナルのキャラクター・お菊(キク)役を務める。一撃必殺隊の世話をする飯炊き娘で、その素性は不明。百姓集団とも対等に渡り合う気の強さを持っており、秘めた思いを遂げるために、一撃必殺隊を揺るがす大胆な行動に出る人物だ。

 「人生で一度だけファンレターを書いたことがあります。その宛先が宮藤官九郎さんでした」と明かした伊藤は、「念願の宮藤作品で時代劇デビューができたこと、本当に心底歓喜いたしました」と喜びを口にする。

 続けて「一撃必殺隊の皆さまは、とにかく個性豊かで面白くて優しい方ばかりで、現場に行くのが毎度楽しみでした。カメラが回っていないところでも、皆さまのやりとりを見聞きしているのが、本当に楽しかったです。新春のお茶の間で、視聴者の皆さまとお会いできるのも、とてもうれしいですし、楽しみです」と胸を躍らせている。

 また、一撃必殺隊のメンバーとして、神通力が使える癒やし系キャラ・ワサこと和三郎役を塚地、ひょうひょうとしたお祭り男・センこと仙太役を岡山、ウシの弟分で心優しき大男・ヨネこと米吉役を高岸、お調子者の女好き・ウメこと梅吉役を細田、仲間思いで隊一番の韋駄天・マツこと千代松役を上川が務める。

 塚地は「僕自身アクションスターに憧れ、中学・高校と剣道部だったので、殺陣(たて)をやりたいとずっと思ってたのですが、今まで時代劇に出演しても代官、公家、家老、あるいは百姓、使用人と、どちらかに振れてて殺陣をすることがなく…。今回、武士役でとうとう念願の殺陣を!」と喜び、「ワサは神通力がある男ですが、使い方が分からず天気くらいしか当てられない男。愛すべきキャラクターになってたら幸いです。百姓が武士に選抜され、攻めしか教わらずに隊を組む。その危うさ、荒々しさ、はかなさをぜひご覧ください。原作の面白さ、宮藤さんのキャッチーな脚本、絶妙です! よい正月になりますよう、ぜひ」と呼び掛ける。

 岡山は「かねて原作者である松本先生の作品が大好きだったので、今作に参加できたことは、とてもうれしかったです。時代劇と聞くと身構えてしまいますが、原作を読んでいた時から、その斬新な設定にワクワクしていました。それぞれ色合いの異なる共演者の皆さまと、隊として一つの共同体を織り成して行く日々は、とても刺激的な時間でした。幕末を舞台にした一撃必殺隊の物語が、『今』と呼応する新年を、心から楽しみにしております」と撮影を振り返り、放送に期待する。

 高岸は「一撃必殺隊の仲間を熱く思いやる絆や、果敢に挑戦をしていく姿から勇気をもらえる作品となっていると思います! 『いちげき』を見て2023年の最高のスタートを切れる活力としていただけるように、僕も全身全霊でチャレンジさせていただきました! 『いちげき』を見てすてきな1年にしよう! みんなならやればできる!」と作品の魅力を伝え、メッセージを寄せている。


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