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趣里、戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルにした2023年後期連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインに2022/10/17

 NHK総合ほかで来秋放送される、戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルにした2023年度後期連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜午前8:00ほか、開始日未定)のヒロイン発表会がNHK大阪放送局で行われ、趣里がヒロイン・花田鈴子を演じることが発表された。

 連続テレビ小説の第109作となる本作は、歌って踊ることが大好きで天真らんまんな鈴子が、多くの困難を乗り越えながら歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく物語。「六畳間のピアノマン」や「拾われた男 LOST MAN FOUND」(ともにNHK)などを担当した足立紳氏が脚本を手掛けるオリジナルストーリーとなる。

 ヒロインを演じる趣里は、11年にデビューし、18年に主演を務めた映画「生きてるだけで、愛。」で、第33回高崎映画祭最優秀主演女優賞、第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。舞台や映像など幅広く活躍し、同局では、16年の「わたしのウチには、なんにもない。」、16年の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、17~21年まで放送された「京都人の密かな楽しみ Blue 修業中」などに出演。

 趣里が演じる鈴子は、大正時代に大阪の下町の銭湯を営む家に生まれ、銭湯の看板娘として成長。おしゃべりで母親譲りのおせっかいで世話好きな性格。小学校を卒業して憧れの歌劇団に入団し、努力を重ね、歌と踊りと愛嬌(あいきょう)を武器に大スターへの階段を駆け上がっていく。

 2471人が参加したオーディションで選ばれた趣里は「こんな日を迎えられるとは思っていもいなかったので、驚きと喜びとともに、身の引き締まる気持ちでいます。私はこれまでエンターテインメントの持つ力に何度も救われてきた経験があり、たくさんの方々を笑顔で前向きな気持ちにしてくれて、生活に彩りを添える朝ドラに強い憧れを持っていました。今回、オーディションの募集年齢がちょうど私の年齢までだったので、これが最後のチャンスだと思い、挑戦させていただきました」と緊張した面持ちではありながらも笑顔でコメント。

 さらに「歌、踊り、芝居と大変になると思いますが、しっかり稽古を重ねて、見てくださる方々が『心がブギウギ、ズキズキ、ワクワクしていただけるような朝ドラを届けられるよう、全身全霊で頑張っていきたいです』と意気込みを力強く語った。

 ヒロイン決定の知らせを聞いた際は、「まさか本当に自分が朝ドラのヒロインをやれる日が来るとは。そういう人生だとは思ってもみなかったので、言葉が出ないとはこういうことなのかと身をもって体験しました。しかも誰にも言ってはいけないと言われ続けていたので、両親にも報告しておらず、しっかり守っておりました」と父・水谷豊と母・伊藤蘭にも伝えておらず、「いつも見守ってくれているので、感謝の気持ちと、応援してくれていると思うので『頑張ります』ということを真摯(しんし)に伝えます」と、会見後に電話で話すと答えていた。

 念願のヒロインを射止め、「ヒロインオーディションは3回ほど受けています。1度『とと姉ちゃん』に出演させていただいたのですが、もう一度挑戦したいなと思っていたので、4回目のオーディションに挑戦しました。朝ドラは、長期の放送になるので、見ていると自分もその家族の一員や親戚になったような気持ちで、気付いたら応援したり、涙を流し、自分の人生にも重ねてまだまだ頑張ろうと思うような感覚になります」と朝ドラへの思いも告白。

 加えて、オーディションで印象に残っていることを聞かれ、「3次オーディションの時に震えてふわふわするくらい緊張してしまったのですが、スタッフの皆さんが寄り添ってくださって、お芝居を丁寧に見てくださったので緊張がほぐれるかと思いきや、上がっていくというすごい経験をしました。歌の審査の時は皆さんが盛り上げてくださってすごく楽しかったんですが、帰宅後1時間くらいずっと胃が痛くて薬を飲みました」とエピソードを明かした。

 また、物語のモデル・笠置シヅ子さんを演じるにあたり、「笠置シヅ子さんは、ステージの上でもものすごいエネルギーを私たちに届けてくれた方ですが、その笑顔の裏で、想像もできないような経験を乗り越えてステージに立っていらっしゃったので、振り幅のある明るさを自分自身の経験と重ねて演じたいです」と述べた。

 大阪を舞台に繰り広げられる物語であることから、大阪弁についても質問され、「台本をまだいただいていないので、来月あたりから心強い方言指導の先生についてもらって始めていきます。大阪にも何度か足を運んで、地元の空気を感じて勉強できたら」と今後学んでいくことを報告し、「好きな言葉は『なんでやねん』です。オーディションでノリツッコミをしてすごく楽しかったんです。私は、役で怖いとか暗いイメージを持たれがちなんですが、どちらかというと明るい方なので、ノリツッコミもいけると思っています」とアピールした。


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