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新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」公開を前に「君の名は。」が本編ノーカット放送2022/10/07

新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」公開を前に「君の名は。」が本編ノーカット放送

 日本テレビ系で10月28日放送の「金曜ロードショー」(金曜午後9:00)では、新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」の11月11日公開に合わせ、新海監督の大ヒット作「君の名は。」を本編ノーカットでオンエアすることが決定した。

 2016年に公開された「君の名は。」は、新海監督の描き出す繊細な世界観と、予想を覆すストーリー展開が大きな反響を呼び、歴代興収5位(邦画歴代3位)となる250.3億円を記録。海外でも各国で大ヒットを記録し、国内外の映画賞も席巻した。「秒速5センチメートル」(07年)、「言の葉の庭」(13年)などで注目されていた新海監督の名前を、一躍世界にとどろかせた。

 作画監督に安藤雅司氏、キャラクターデザインに田中将賀氏など、最高峰のスタッフが集結。世界の違う2人の隔たりとつながりから生まれる「距離」のドラマを、圧倒的な映像美とスケールで描き出した。入れ替わってしまう高校生、立花瀧と宮水三葉を演じたのは、神木隆之介と上白石萌音。RADWIMPSが担当した音楽も話題となり、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。「前前前世」をはじめとする主題歌も大ヒットを記録した。

 物語の舞台は、千年ぶりとなる彗星の来訪を1カ月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂うつな毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。

  そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高生になっているのだ。繰り返される不思議な夢。明らかに抜け落ちている記憶と時間。そして2人は気付く。「私/俺たち、入れ替わってる!?」。幾度も入れ替わる体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。残されたお互いのメモを通して、時にけんかし、時に相手の人生を楽しみながら、2人はこの状況を乗り切っていく。

 しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。入れ替わりながら同時に自分たちが特別につながっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心。「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く」。たどり着いた先には、意外な真実が待ち受けていた――。出会うことのない2人の“出逢い”。運命の歯車が動き出す。


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