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遠藤憲一が「ザ・トラベルナース」のナレーションを担当。「実は得意じゃない」と苦笑2022/10/03

遠藤憲一が「ザ・トラベルナース」のナレーションを担当。「実は得意じゃない」と苦笑

 遠藤憲一が、テレビ朝日系で10月20日にスタートする連続ドラマ「ザ・トラベルナース」(木曜午後9:00。初回は10分拡大スペシャル)のナレーションを担当する。

 同系の人気シリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の生みの親である中園ミホ氏が脚本を手掛ける本作。手術場で医師を補助し一定の医療行為を実施できる看護資格・NP(ナース・プラクティショナー)を持つ、一見感じの悪い優秀なトラベルナース・那須田歩(岡田将生)と、普段は物腰柔らかだが、正念場では臆することなく痛烈な一言と巧みな話術、圧倒的な看護スキルを発揮するスーパーナース・九鬼静(中井貴一)が、患者ファーストで医療現場を改革していく医療ドラマだ。

 遠藤は、これまでにも「マトリックス」シリーズ(1999、2003、21年)や「バトル・ロワイアル」(00年)、「20世紀少年」シリーズ(08~09年)、「シン・ゴジラ」(6年)などの映画の予告編や、「告発~国選弁護人」(同系)などのテレビドラマ、さらにはドキュメンタリーやCMなど幅広いジャンルでナレーションを務めてきた。

 「2013年から出演した『ドクターX~外科医・大門未知子~』にたどり着くまで、内山聖子プロデューサーの作品にはナレーションで参加することが多かったので、今回オファーを受けた時は『久々だな!』という感じでした」と明かす遠藤。

 俳優としてブレークする前から、その声質と語り口が高く評価され、ナレーションの仕事が絶えることのなかった遠藤だが、「実は得意じゃないんですよ(苦笑)。文章も間違えずに読まなきゃいけないし、難しいんだよね…。だから今回は、何回も読む練習をしてきました」と苦笑いしながら、ナレーションの書かれたページを何度も開いたことが分かる台本を持ち、収録に臨んだ。

遠藤憲一が「ザ・トラベルナース」のナレーションを担当。「実は得意じゃない」と苦笑

 収録はドラマ本編を撮影しているスタジオのサブ(副調整室)で行われ、同じ日にたまたまドラマも撮影されていた。「主演の岡田将生くんとは過去に何度も共演しているし、『不便な便利屋』(テレビ東京)ではずっと北海道ロケを共にしたので、昔からの戦友みたいな感じ。今回もナレーション録りで現場に行ったら、元気そうでうれしかったです。岡田くんにはいつも激励してもらってます(笑)。一方、実は中井貴一さんとは、お芝居で絡んだことがないんですよ。中井さん主演の作品に2回ほど、瞬間だけ出てくるような役で参加したことはあって、同い年なので現場で話したりはしたんですけどね。なので、いつかちゃんと芝居でも絡めたらいいな、と思います」とドラマキャストとの交流を伝え、久しぶりの再会を楽しむあまり予定の収録時間をオーバーする一幕もあったとか。

 最後に「脚本の中園ミホさんは相変わらずキャラクターを作るのがお上手ですし、『ザ・トラベルナース』も皆さんに喜ばれる作品になるんじゃないかな。『待ってました!』というようなドラマが来るので、ぜひ楽しんでください!」と、視聴者へのメッセージを送った。


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