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SixTONES・京本大我が「束の間の一花」で連ドラ単独初主演。ヒロインは藤原さくら2022/09/02

SixTONES・京本大我が「束の間の一花」で連ドラ単独初主演。ヒロインは藤原さくら

 SixTONES・京本大我が、日本テレビの「シンドラ」枠・第21弾として10月にスタートする連続ドラマ「束の間の一花」(月曜深夜0:59、開始日未定。関東ローカル)で、連続ドラマ単独初主演を務めることが分かった。また、ヒロインには藤原さくらが決定した。

 京本は「久しぶりにいただいたドラマが主演ということに、まずびっくりしました。自分としては生徒役もそんなに演じてきたこともなかったので、いきなり先生役ということでちょっとハードルを感じます。でも今、27歳だからこそできる演技で挑みたいなと思います」と抱負を述べている。

 ドラマの原作は、タダノなつ氏による同名コミック。余命宣告を受けている哲学講師と生徒の、いつ終わりを迎えるか分からない日々を過ごす、はかなくも温かい“束の間”の恋の物語が展開される。

 京本が演じるのは、大学で哲学を教える講師・萬木昭史。先生として、穏やかな日々をおくっている。「単位ゆるゆるのユルギ」と授業は人気だが、聞いている生徒は少ない。唯一真面目に授業を受ける女子大生・千田原一花(藤原)と距離を縮めるが、ある日余命宣告を受け、大学を辞職することになる。

 一方、藤原が扮(ふん)する一花も、3年前に余命2年と宣告された女性。しかし、病気を感じさせない元気で明るい性格の持ち主だ。大学入学初日に、親切にしてくれた男性が萬木だと知り、授業を選択し距離を近づけていく。それは一花にとって萬木が“生きる喜びと力”だと感じたからだった。

 萬木という役柄について、京本は「余命宣告を受けたことによって、より周りとの環境を遮断してしまうような、孤独を自ら選んでいこうとするキャラクターですが、僕自身、特別『ワー』って明るいタイプじゃなかったり、『友達いっぱい作ろうぜ』っていうキャラクターでもないので、萬木の感じは等身大でいけるかなと思っています」と自身との共通点を感じられる人物であると紹介。

 さらに、「このお話は一見悲しそうに感じられると思いますが、一花という明るいキャラクターがそばにいてくれるからこそ、萬木の気持ちもどんどん前に向いて、一緒に今を生きていこう、今を大事に生きていこうという間違いなく力強い、明るいエネルギーがたくさん詰まっています。きっと見ていただける皆さんに活力というか、すごく大きなパワーを与えられるすてきな作品だと思っていますので、ぜひ見てください!」と作品の魅力をアピールしている。

 藤原は「実は数年前にこの原作を読んでいて、友達と『すごく面白かったよね』という話をしていたので、最初に出演のお話をいただいた時は率直にびっくりしました」とオファーを受けた際の心境を明かし、「今まで演じたことがないような、前向きでとても明るいはつらつとした役で、積極的に先生にアタックするようなところも、演じるのがすごく楽しみです。余命宣告されたらきっとふさぎ込んじゃう人が多いと思うんですけど、ちょっと一花ちゃんは変わっていて、それでも毎日生きることを楽しんでいる女の子だなと思いました。病気とどう向き合うかということより、好きな人ができて、毎日が明るく、そのことが生きがいになっていくところに焦点を当てていきたいと思いました」と役作りについて触れる。

 そして、「見てくださる視聴者の皆さんの身の回りの家族だったり、恋人だったり、友達との時間が、かけがえのないものに感じられる作品になるように、私たちも頑張って演じさせていただきたいと思います」と意欲を燃やしている。

 原作のタダノ氏は「ドラマ化の知らせを聞いた時、寝起きでしたので、まだ夢のような心地です! 連載を始める時、自分の死について深く考える機会があったのですが、世界の優しさに対して、死って怖すぎるということに思い当たりました。人生の終わりは理不尽で救いようのないものだと思いたい一心で描いていたような記憶があります」と制作時を振り返る。続けて、「そんな『束の間の一花』にまた息を吹き込んでいただけること、主人公たちの新たな人生を見られることがうれしくて仕方がありません。私にとって大切な物語になることを確信しています。楽しみです…!」と期待している。

 ドラマを手掛ける大井章生プロデューサーは「このドラマは、何げない日常をこれまでよりもっと大事に思える、そんな物語だと思います。でも暗いお話ではなくて、明るくて前向きで。一花にとって萬木先生は余命を延ばしてしまうぐらい生きる希望で。萬木もまたそんな一花に再会して生きる意味を見つけ…。『人を好きになる』こんなにも人生を輝かせる。そう思わせてくれる2人の恋の物語に共感して、見ていただいた方の心に何かポッとともるものがあれば、これ以上のことはありません!」と作品への思いを語り、「京本さんがどのように孤独な哲学講師・萬木を演じてくださるのか私も楽しみですし、藤原さんが今まで演じたことのない役どころの一花を演じる姿もワクワクです! ぜひご覧ください」とメッセージを寄せている。


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