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「24時間テレビ45」MISIAが歌の基礎を教わった恩師と31年ぶりに涙の再会!2022/08/28

「24時間テレビ45」MISIAが歌の基礎を教わった恩師と31年ぶりに涙の再会!

 日本テレビ系では2日間にわたって「24時間テレビ45『愛は地球を救う』」(8月27日午後6:30~28日午後8:54)を生放送。「ジャにのちゃんねる」(https://www.youtube.com/c/jyanino/featured)で活動する、二宮和也、中丸雄一、山田涼介、菊池風磨がメインパーソナリティーを務め、「会いたい!」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画をおくる。昨日27日には、橋本環奈と聴覚障害のある東京・立川学園の生徒たちが応援団パフォーマンスを披露する姿や、劇団ひとりと浅野忠信がタッグを組んだスペシャルドラマ「無言館」、20年ぶりに復活した同系の伝説的歌番組「THE 夜もヒッパレ」のスペシャルライブなどが届けられた。また、チャリティーマラソンでは、EXIT・兼近大樹が番組終了までのゴールを目指している。

 MISIAが今年の「24時間テレビ」のテーマである「会いたい!」にちなんだ企画に登場。子どもの頃に住んでいた長崎県対馬市厳原町に、MISIAの手料理を味わったこともあるという親友のEXIT(りんたろー。、兼近)と共に訪れた。

 MISIAが4〜14歳まで暮らしたという対馬を巡りながら、両親が働いていた病院や、当時住んでいた官舎を巡ると、31年ぶりの地元の風景に興奮して車の窓に指をついてをしまう一幕も。さらに、MISIAが在籍していた合唱団のある厳原町を歩くと、昔ながらの美容院や、城下町として栄えた対馬の伝統的な石垣を紹介した。

 続いて、MISIAが今回のロケで必ず訪れたいと思っていた小学校へ。卒業生として校内へ入れてもらうと、夏休み中にもかかわらず生徒の姿があった。実は、ロケが行われたのは8月9日。長崎県に原爆が投下された日であるこの日は、同県では登校日とされていて、平和学習をする学校が多いという。教室を訪れた3人は、小学6年生のグループ学習を見学することに。「平和について自分に何ができるか」をテーマに議論する生徒たちに、MISIAは優しく質問を投げ掛けた。そして、長崎に原爆が投下された午前11:02には全校生徒と一緒に黙とう。犠牲者の冥福を祈り、平和への誓いを新たにした。

 授業の最後に、MISIAは「平和の授業を受けさせていただきました。平和のために自分に何ができるかをみんなで考え合いました。みんなから出た答えは、けんかをしないこと、差別をしないこと、相手を知るきっかけができるようにあいさつをすること。こうやってみんなで学び合って考えていくことは、一つの大きな希望です」と、生徒の前でスピーチを行った。 

 その後は、生徒たちと一緒に教室の整理整頓。掃除をサボる兼近を見たMISIAは、「先生! 兼近くんが声だけで何も動いてませ〜ん(笑)」と仲のよさを見せた。放課後は、生徒たちに誘われ厳原港へ釣りに。MISIAの靴ひもに釣り針が引っかかり、「大物釣れてるじゃないですか! 魚拓取ろう! MISIA拓取ろう!」と盛り上がった。

 そして、今回MISIAが会いたかったのは、歌の基礎を教わった厳原ジュニア合唱団の恩師・高木浩行先生。31年ぶりに恩師に会って感謝を伝えるため、合唱団を訪れた。すると、現在の会長を務めていたのは、MISIAの四つ上の先輩として合唱団に在籍していた柚谷順子さん。高木先生は現在、対馬を離れて教師をしているというが、柚谷さんの連絡により駆けつけてくれた。MISIAとの感動の再会に、高木先生もすぐに涙ぐむと、MISIAに見てほしいと持参した懐かしい合唱団の集合写真を手渡した。

 さらに、高木先生からMISIAへ手紙が送られ、再会の喜びを思い出とともに振り返った。遠くから活動を見守っていた高木先生からの温かい言葉にMISIAも涙。「自由に歌わせてくれて、みんなで楽しく歌おうと教えてくれました。先生に教えてもらった素晴らしいハーモニーと音楽は、私の源になっています」と感謝を伝えた。

 そして、MISIAは合唱団の子どもたちと歌を歌いたいと願い、スペシャルなコラボが実現した。MISIAが選んだ曲は、矢野顕子が作り上げた「希望のうた」。「希望って未来への種みたいなもの。今すぐ解決できなくても、いつか花が咲いていきます。みんながしっかりとした平和の花を咲かせるように、この歌を今の時代に、世界中の子どもたちに届けられるように歌いたい」と思いを口にし、映像は国技館ステージへ移った。 

 パフォーマンスの前に、「観覧の皆さまがいる場所で、そしていつもは神技が行われている場所でエンターテインメントを届けられることには、大きな意味があると思います」と背筋を伸ばしたMISIAは、平安小学校マーチングバンドと共に見事に歌唱。歌の後半では、対馬の広大な自然をバックに歌う子どもたちの映像が流れ、思いのこもった圧巻の歌声を披露した。最後には、チャリティーマラソンを走る兼近に「みんなの思いを乗せて頑張ってください! かねちの笑顔、すてきです!」と声援を送った。

 


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