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「妖怪シェアハウス」伝説の幽霊&妖怪を松本まりか、毎熊克哉らが熱演。味方良介は陰陽師の末裔で登場2020/06/29

 気弱で空気ばかり読んでいた目黒澪(小芝風花)が、お節介な妖怪たちに助けられながら、その自由で縛られない姿に感化され、たくましく成長していく姿を描く、テレビ朝日系のホラーコメディー「妖怪シェアハウス」(土曜午後11:15)が8月1日にスタート。同作に欠かせない、伝説の妖怪たちをはじめとした出演キャスト陣が発表された。

 「四谷怪談」のお岩さんを演じるのは、松本まりか。人間の姿の四谷伊和と幽霊のお岩さんという二面性を持っており、人間の姿としての職業はナース。目にゴミが入っただけの人にも、すぐに眼帯を付けたがるという心根の優しい幽霊だ。しかし、夫に裏切られ、毒を盛られた恨みを抱えるお岩は、裏切った男には復讐(ふくしゅう)すべきと考えるアグレッシブさを持っている。

 そんなギャップのある役どころに挑む松本は「旦那がほかの女性と結婚したいがために毒を盛られ、顔はただれ、髪は抜け落ち、半狂乱の末、自害。その晩、化けて出て、旦那と新妻を呪い殺すのです。ですが……そんなお岩さんを私は怖いと思えないのです。知れば知るほど、心優しい本来のお岩さんに魅了されてゆくのです。今回私が演じるお岩さんの現代の姿である四谷伊和は、『四谷怪談』で創作されたお岩さんの狂気と本来の心優しいお岩さんが合わさり、非常に過剰な作りとなっています(笑)」とコメント。

 そして、大酒飲みの女好きで、かつて自分に恋焦がれた女の恨みによって鬼と化した酒呑童子を毎熊克哉が演じる。卑怯者は許さない正義感あふれる粋な男で、一見怖そうに見えるが実は女性に優しい。骨董品の真贋を見分ける目があり、現世ではオークション会社に勤務している。「ここまでガッツリと人間ではない役をやらせていただくのは初めてで、ワクワクしています! 怖くて優しくて、ちょっと癖の強い人情味ある酒呑童子を演じられたらと思っています。こんな時だからこそ、元気の出る作品を。うぉぉー!!!!」と気合は十分に入っている様子。

 屋敷や蔵に住み着く精霊として知られる座敷童子を演じるのは、池谷のぶえ。本作では妖怪たちが住むシェアハウスの寮母として、みんなの世話を焼いている。江戸時代の言葉を使って、当時のレシピで料理を作るのが得意。涙もろく、泣き出すと止まらない。そして、幼い頃、妖怪やオバケの物語や番組をドキドキしながら見ていたという池谷は「多くの妖怪・幽霊たちは、悪さをする人間たちを懲らしめ改心させてくれたり、困ってる時は助けてくれたりする、ダークでありヒーローでした。今回、ダーク側の一員として、逆に人間たちの世界をのぞき見できることが楽しみです」と述べた。

 大倉孝二が演じるのは、弁護士兼経営コンサルタントとして働く一方で、いつの間にか他人の家に上がり込み、偉そうに振る舞い飲み食いするぬらりひょん。“ぬらりくらり”とした仕事ぶりだが、たまに“ひょん”と活躍するという処世術で、結果負け知らずという敏腕。「妖怪の役なんて、いつだってやらせてもらいたいタイプの人間です、私は。ありがたいです。楽しんでいただけるドラマにできますよう取り組みたいと思います、あまり気張らず、ヌルッとした感じで」と、大倉の名バイプレーヤーとしての姿勢とも合致する役どころとなっているよう。

 また、妖怪だけでなく周囲にいる人間たちも濃い目の存在感を放つ。大手出版社の元カリスマ編集者で、仕事もお金もなく崖っぷちだった澪が、アルバイトとして働き始める小さな編集プロダクションのドS社長・原島響人を演じるのは大東駿介。「学生時代より不思議超常現象系雑誌を愛読していた人間として、とても興味深い、楽しみの多い役をいただき光栄です。個性豊かな妖怪たちの中、人間の面白みを演じれたらと思っております」と意欲をのぞかせる。

 原島の会社の優秀な中堅編集者・山中美雪を内藤理沙が演じる。原島の一応右腕的存在だが、見た目と違って超大雑把で汚部屋にキノコが生えたことも。彼氏もおらずお金もないが出会いを求めていて、必死に低料金の婚活サイトを探している。そんな役どころに内藤は「今回、初のホラーコメディー作品の出演で、私が演じる美雪は日々仕事に追われ結婚できないまま30歳……。個性強めのキャラクターなので演じるのが楽しみです」とコメント。

 そして、妖怪たちが住むシェアハウスの大家で、新人神主の水岡譲役を味方良介が務める。陰陽師の末裔(まつえ)だが実力はまだまだで妖怪たちにもこき使われ、情けない姿を見せる一方、シェアハウスに転がり込んできた澪には上から目線で偉そうな態度をとる。だが、妖怪と人間の境界を越える危険性を知る唯一の人物でもある。

 これまで舞台を中心に活動し、今回が連ドラ初出演となる味方。「新たな自分の引き出しが増えるかなと期待しています。これまで、舞台では長くても4時間ほどの時間経過だったものが、連続ドラマでは何週にもわたって役柄の人生が進んでいくと思うと、魅力的だなと感じていますし、どういうふうに自分自身の体感が進んでいくのかなど、未知な部分があるので楽しみです」と初めての体験への印象を語った。

 さらに、「もともと僕は怖い話がとても好きなんです。稲川淳二さんの『怪談ナイト』というライブに毎年足を運んだり、寝る時も怖い話を聞いたりするくらい。妖怪は『見たいな、出会いたいな』と思っていたので、それが実現するのはうれしいですよね。こういうポップな感じで出会えるとは思っていませんでした(笑)」と作品との運命的な出合いへの喜びを明かしている。

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