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上川隆也主演「遺留捜査」第7シーズンが決定! 23年の歴史を持つ「木曜ミステリー」のフィナーレを飾る2022/06/07

上川隆也主演「遺留捜査」第7シーズンが決定! 23年の歴史を持つ「木曜ミステリー」のフィナーレを飾る

 上川隆也が主演を務める、テレビ朝日系の人気ドラマシリーズ「遺留捜査」の新シーズンが、20年以上続いてきたドラマ枠「木曜ミステリー」(木曜午後8:00)の最終作として、7月にスタートすることが分かった(開始日未定)。

 主人公・糸村聡(上川)は、事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを拾い上げ、事件を解決するだけでなく、遺族の心情をも救っていく。それでいて超マイペースで空気を読まない不思議キャラというギャップを持つ刑事として、シリーズを重ねるごとに支持を得てきた。

 第7シーズンの舞台は引き続き、京都府警特別捜査対策室、通称・特対。神崎莉緒(栗山千明)、佐倉路花(戸田恵子)、雨宮宏(永井大)、沖田悟(戸塚純貴)といった個性豊かな特対メンバーが再び集結するほか、第1シーズンからのレギュラーメンバーの科学捜査研究所の研究員・村木繁(甲本雅裕)も登場。同作のファンを楽しませてきた“糸村×村木”の絶妙なやりとりも健在だ。

 2011年の第1シーズンから糸村を演じ続けてきた上川は、新シーズンのスタートに「大きな展開を迎えるかというとそうではありません。むしろ一作一作重ねてきたからこその“変わらなさ”が間違いなく存在しています」と変わらない魅力をアピールしつつも、「これまで培ってきた“土台”がアップデートしていることを、座組一同で実感しているところです。僕自身、『遺留捜査』は年々“深化”が重ねられていると感じています」とより一層深みが増していることを強調する。

 そして、「木曜ミステリー」のフィナーレを飾ることについては、「そうした大きな誉れを担うには、『遺留捜査』という作品は埒外(らちがい)にいるのではという思いもあります。事件に関わる人々の心情にまで踏み込んで描く『遺留捜査』は、刑事ドラマとしてもミステリー作品としてもある意味、スタンダードを逸脱したスタイルでお届けしてきましたから…。でも、歴々の作品が重ねてきた歴史に恥じない作品にしたいという思いは強く、そのために今できることはできる限り、注ぎ込みたいと考えて全力で努めています」と、20年以上の歴史を築いてきた「木曜ミステリー」に敬意を表し、新シーズンへの決意を語っている。

 最後に、上川は「おかげさまで第7シーズンを迎え、かつ木曜ミステリー枠最後の作品という栄をたまわることができました。しかしその重みは一旦忘れて、今は撮影に臨んでいます。これまでどおり、糸村と特対の面々が事件にどう向かっていくのか見守っていただければ。そして、変わらぬ『遺留捜査』を変わらずにお楽しみいただければ幸いです」とメッセージを寄せている。

 ドラマを手掛ける三輪祐見子ゼネラルプロデューサーは「2011年にスタートした『遺留捜査』シリーズは、殺人事件を扱う刑事ドラマでありながらも、優しく遺族に寄り添う主人公、糸村のキャラクターを皆さまに愛していただき、東京から京都に舞台を移し、今年で第7シーズンを迎えました。そして、1999年に開始し、数々の名作ミステリードラマを生み出した木曜8時の『木曜ミステリー』枠が、この7月クールをもって、23年半の歴史に幕を閉じることになりました。そのフィナーレを『遺留捜査』が飾ることになります。この枠の集大成として、最後を飾る『遺留捜査」の最新シーズンも、遺留品にこだわる風変わりな刑事は健在です。京都の風光明媚(めいび)な景色とともに、糸村刑事の優しさあふれるキャラクターをお楽しみいただきたいと思っております」と力を込め、加えて「20年を超える長きにわたり、『木曜ミステリー』とともに、夜8時を、一緒に過ごしてくださった視聴者の皆さまに、心からの感謝の気持ちを込めてお届けします。どうぞご期待ください!」と呼び掛けている。


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