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有村架純&中村倫也が「石子と羽男」でW主演。誰にでも起こりうる珍トラブルを解決!2022/05/06

有村架純&中村倫也が「石子と羽男」でW主演。誰にでも起こりうる珍トラブルを解決!

 有村架純と中村倫也が、TBS系で7月にスタートする連続ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」(金曜午後10:00、開始日未定)でダブル主演を務める。

 ドラマは、問題を抱えてマチベン(町の弁護士)のもとにやって来る人々の人生や社会にひそむ問題、またそれに関わる人間模様を描くリーガルエンターテインメント。4回司法試験に落ちた崖っぷちで東大卒のパラリーガル(弁護士の指示・監督のもとで、法律関係の事務に携わる専門職)・石田硝子(有村)と司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男(中村)。正反対のようでどこか似た者同士の2人が、さまざまなトラブルに挑む中で、自らのコンプレックスに向き合い成長していく姿をオリジナル脚本でコミカルに描く。

 同局の作品へは、2018年の「中学聖日記」以来4年ぶりの出演となる有村が演じる石子は、「真面目でコツコツ積み上げていく、そして石のように頭が固い」ことから「石子」と呼ばれているキャラクター。東大法学部を首席で卒業したものの司法試験に4回落ちており、周りには「弁護士になれないんじゃなくて、ならない」と言っているが、本当は次も落ちるのが怖くて試験を受けるのを諦めた。現状の自分にコンプレックスを抱きながらパラリーガルとして父親が営む「潮法律事務所」に勤めている。石子の父親・綿郎は、お人よしで困っている人を見ると放っておけず、無料で弁護を請け負ってしまうことも。そんな父親のようにはなるまいと、石子は少しの無駄も許さない倹約家で法律事務所の経理も担当している。

 一方、20年の「この恋あたためますか」以来2年ぶりに同局のドラマに出演する中村が演じる羽根岡は、写真のように見たものを記憶する“フォトグラフィックメモリー”の持ち主で、司法試験予備試験と司法試験に1回で合格している、一見“できる”弁護士。「羽のように軽やかな性格」=「羽男」と自称しているが、実際は対応能力に欠けていて想定外のことが起こると思考回路が停止してしまう。それがコンプレックスになっているが、そんな様子を見せまいと「型破りな天才弁護士」をブランディングしている。互いにコンプレックスを持つ“こじらせた”2人が、パラリーガルと弁護士としてコンビを組むことになる。

 本作のスタッフは、新井順子氏がプロデュース、演出は塚原あゆ子氏が担当。2人が担当した昨年10月クールの「最愛」は「ギャラクシー賞」(2021年12月度月間賞)をはじめ、「第27回AMDアワード」(大賞/総務大臣賞)などを受賞した。そして、脚本は西田征史氏が務める。アニメ「TIGER&BUNNY」やNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、映画「響-HIBIKI-」などの脚本を執筆し、脚本にとどまらず、映画「小野寺の弟・小野寺の姉」や「泥棒役者」で監督を務めたほか、さまざまな舞台で脚本と演出を担当するなど、多岐にわたるジャンルで活躍している。

有村架純&中村倫也が「石子と羽男」でW主演。誰にでも起こりうる珍トラブルを解決!

 有村は「石子は、自分自身が演じたことのないパラリーガルという役どころです。頭が固いんですけど、石子の持っているチャーミングさや無邪気さみたいなものを、羽男さんとの掛け合いの中で、いろんな表情を見せながら表現できたら面白くなるのかなぁと思っています」と役柄について触れ、「羽男さんと石子の凸凹コンビが、物語を追うごとにどうかみ合っていくのか、それも物語を見ながら見守っていてほしいです。また、毎話ゲストでいらっしゃる方々との話数ごとの空気感など、そういうものを見ながら楽しんでいただけたらなと思います。頑張ります!」と意欲を燃やす。

 中村は「新井さん・塚原さんのチームで、有村さんと一緒に凸凹コンビで、身近なところにある事件をピックアップした弁護士さんのお話と聞いて、それだけでだいぶワクワクするというか楽しそうだなと思いました」と心境を明かし、ドラマに出てくるトラブルは、もしかしたら皆さんの身近に起こる、もしかしたら起こったことのある出来事かもしれませんし、いろんなところで感情移入できるところが多いと思います」と見どころを語る。

 そして、「軽い気持ちで軽快に楽しめるものになったらいいなと思います。これから撮影を頑張って、ぜひともテレビの前の皆さんに毎週楽しみにしてもらえるようなドラマを作りたいなと思います。がんばるぞ!」と張り切っている。

 新井プロデューサーは「先日、有村さんと中村さんによって石子と羽男に息が吹き込まれました。活字や頭の中で想像していた石羽コンビが現実に目の前に現れ、感情豊かに躍動し始めています。初日からお二人の絶妙な掛け合いにワクワク! その姿は、かわいいでもカッコいいでもなく『とてもいとおしい』という表現がぴったりなコンビなんだと感じました。キャラクターに俳優さんが息を吹き込み、監督をはじめとする制作・技術・美術のプロによって『石子と羽男』の世界観が出来上がっていくさまに毎日ワクワクが止まりません」と主演コンビの魅力を語る。

 続けて「今回はリーガル(法律)ものといっても、主人公たちにもたらされるトラブルは日常に起こりそうなものばかり。『それ経験あるかも』という珍トラブルに、石羽コンビが挑んでいく姿にぜひご期待ください!」と呼び掛けている。


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