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NHK「君の声が聴きたい」プロジェクトが始動。上白石萌音が念願の「LIFE!」出演で「撮影現場は真剣勝負でした」2022/04/04

 NHKでは、5月6~14日までの9日間、40以上の番組を通じて、子どもや若者の幸せについて考えるプロジェクト「君の声が聴きたい」を始動。その始まりとなる5月6・7日の大型特別編成「君の声が聴きたい」2Days(6日午後7:30、7日午後6:05)のキャプテンを務める内村光良、メンバーである上白石萌音、和久田麻由子アナウンサーが、オンラインで行われた取材会に出席した。

 同プロジェクトは、2020年のユニセフの調査で、日本の子ども・若者の「精神的幸福度」が先進38カ国中、37位という結果が発表されたことをきっかけに動き始めた。もしも若い世代が本当に幸せを感じられていないとしたら、それはどうしてなのか、幸せを感じるためには何が必要なのか? 子どもや若者の声を特設サイトや1万人を対象にしたアンケート、取材により広く集め、その声に徹底的に耳を傾け、子どもや若者の幸せについて考えていく。

 内村、上白石、和久田アナのほか、ナインティナイン・岡村隆史、滝沢カレン、神尾楓珠、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)の8人が、ドキュメンタリーからバラエティー、コント、歌番組まで、さまざまな番組で相互乗り入れしながら参加していく。

 内村は「本当にいろんなコーナーがめじろ押しですけども、どれも楽しいと思います。私もあんな番組とかこんな番組にチラッと出演しているんだと思います。もう既に動き出しているところもあるんでね、楽しみにしていただきたいと思います。シリアスから、お笑いまでバラエティーに富んだ番組のラインアップになっておりますので、どうか2日間お付き合いいただければと。ちっちゃい子たち、10代の子たちに見ていただきたいと思います」と意気込みを語る。

 「こんなにすてきなプロジェクトのメンバーとして参加できることを大変うれしく思います」とあいさつした上白石は、「子どもの頃って、大人の言うことを聞くっていう経験の方が多かったような気がしていて、大人が自分の言うことを聞いてくれるっていう、そういう体験ってすごく心に残るものですよね。放送局を挙げて、そういう機会を作ってくださっているのが、本当にすてきなことだなと思います。私は『君』に当たる、若い方々に近い世代だと思いますので、皆さんに寄り添えるように、しっかりと心を込めて務めさせていただきます。少しでもお力になれますように、心を柔軟にして臨ませていただきますので、ぜひ大人の方も、子どもの方も楽しくご覧いただけたらと思います」と丁寧に思いを伝えた。

 そして、和久田アナは「これまで私が担当してきましたニュース番組でも、選挙や政治に若者がどう向き合っているかとか、災害の被災地の復興に携わる、それを担っている若者の姿や、子どもや若者の貧困などさまざまなテーマで、その都度その都度、皆さまの声をお伝えしてきたつもりではあるんですが、今回はNHKが局を挙げて、本当にさまざまな幅広い番組で縦に横に連携して、とことん皆さんの声に向き合っていけるということで、私も非常に楽しみにしております。また、大人にとっても、今の社会や、自分の価値観を見つめ直す、そんな大切な時間にしていただけるんじゃないかと思います。そのお手伝いを精いっぱいさせていただきます」と充実した内容になることをアピールした。

 6日には、内村が座長を務めるコント番組が「君の声が聴きたい」プロジェクトとコラボした特別版「LIFE!春~君の声に捧げるコント~」(午後10:00)を放送。ゲストとして出演する上白石は、「実はもともと『LIFE!』が大好きで、いつか出たい番組ありますか?と聞かれたら『LIFE!』ですって答えていたんです」と声を弾ませる。その言葉に、内村は「マジッすか!」とうれしそうに反応し、「僕は毎日(上白石が出演するNHK連続テレビ小説)『カムカムエヴリバディ』(月~土曜午前8:00ほか)を見て、あなたが最後どうするのか、気になって気になってしょうがない」とお互いの番組のファンであることが分かると、上白石が「今日は口を滑らせないように頑張ります」、内村は「聞きたいけど聞かないようにしているんです」と話していた。

 番組では、若い世代の声や親子関係を題材にしたコントが届けられるが、上白石が「どういう雰囲気で撮っているのかな、コントなのでみんなで楽しくワイワイ撮影しているのかなと思ったら、もう真剣勝負で、一つのものを作るっていう皆さんたちの真摯(しんし)なお姿、真面目にふざけるっていう、コメディーって真剣にやればやるほど面白いって言うじゃないですか。もうそれを実感いたしました。朝ドラを撮っているのかなと思うぐらいでした」と現場の様子を明かすと、内村は「違う、全然違うと思いますよ(笑)。撮影の合間はワイワイやっていますけどね」と、上白石の言葉に照れた様子を見せた。

 また、内村はコント収録での上白石について、「声の張りがすごい。誰よりも声を張り上げていて、こいつはやるなと。俺も負けていられないなと思いましたね。このちっちゃい体のどこから出ているのかというぐらい。一緒にコントをやりながら、(『カムカムエヴリバディ』の中で)神社の境内で泣いた人だと思いながら、あの熱演と同じぐらいのテンションでやっていました」と明かすと、上白石は「技がないので、パワーと若さで押し切りました」と恐縮しつつ、「朝ドラと同じ熱量で臨みました」と笑っていた。

 さらに、上白石は、7日放送の「NHKスペシャル『君の声が聴きたい~子ども・若者1万人の“願い”が描く幸せのカタチ~』(仮)」(午後7:40)で語りを担当。同番組では、若者から寄せられた声に徹底的に耳を傾け、幸福度を高めるために何が必要なのか語り合っていく。上白石は「思春期って、大人に言えないことが本当にたくさんあったなって。今も私自身もありますし、でもあの時、口に出せていたらどんなに楽だったんだろうということがすごくあったなって、今思っていて。そういう若い方々の声をすくい上げるような番組になると思いますので、子どもと大人の間の人として、しっかりと、読ませていただきます」と抱負を述べた。

 ユニセフの調査によると、日本は「身体的幸福度」は1位ながら「精神的幸福度」は37位という結果。それに関して、内村は「意外でしたね。ベストテンには入っていると思っていました、正直。自分も50何年間生きてきて、よかったなと思っていたので、意外に低いんだなとちょっと驚いています」、上白石も「私もびっくりしました。これだけいろんなことに恵まれていて、平和で食べるものも着るものもあって、幸せなはずなのに、そうじゃないって思っている人が多いんだなって。私は子どもの頃、メキシコで暮らしていたことがあるんですが、メキシコは発展途上国で、決して豊かな人だけの国ではないんですが、幸福度がすごく高い国なんですよ。まずしさとか、そういうことを超えて『この国に生まれて幸せ』っていう人たちが多い国なんです。なので、何の違いなんだろうなっていう。そこがちょっと不思議ですね」と両者ともに首をかしげていた。

 そして、幸福を感じることについて尋ねられると、内村は「仕事現場でキャッキャと笑っている時は、すごく幸せを感じます。この仕事をしていてよかったなというのは、コントもそうですし、ほかの司会をやっている番組もそうですけど、みんなで笑い合っている時や、一緒に協力し合って、笑いを作り上げている時は、幸福を感じていますね。すみません。ちょっと真面目なことを言ってしまいました(笑)」とコメント。

 上白石も「私も最近は仕事をしている時が幸せで、もちろんつらいこともいっぱいありますが、やっぱり好きでやっているっていう、好きなことが仕事にできているってこんなに幸せなことはないな、っていうのはすごく感じる日々です」と語りつつ、「あとはすごく頑張った夜の白米とか、そういうものに幸せを感じます。眠りに落ちる直前や、お風呂に入って『あーっ』となる瞬間とか…幸せは身近にありますね」としみじみと話した。

 和久田アナは「担当するニュース番組で、1時間の生放送の番組が無事終えられた瞬間というのは毎日、ほっとするというか幸せを感じております。どんな言葉を選んで、どう皆さんの不安や疑問に答えられるだろうか、スタッフ全員で1日考えて放送にあたりますので、それが無事伝え切れたっていう瞬間が非常に幸せです」と明かし、「それから、上白石さんと同じく、家に帰ってから、納豆ご飯を食べる時も幸せを感じます。上白石さんに非常に共感いたしました」とうなずいていた。


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