ヒョンビン、チ・チャンウクらが集結! 【ディズニープラス2026年・韓国ラインアップ】2025/11/18 12:15

ウォルト・ディズニー・カンパニー・アジア・パシフィックは、11月13日に14の国と地域から約400人のメディア関係者が参加し、ウォルト・ディズニー・カンパニーが今後予定している配信作品を紹介する「ディズニープラス・オリジナル・プレビュー 2025」を香港ディズニーランドホテルで開催した。
イベントでは、ディズニープラス(Disney+)で独占配信を予定しているAPAC(アジア太平洋地域)向けのバラエティーに富んだオリジナル作品を含む注目作品を一挙に発表。先日、韓国のエンターテインメント企業・CJ ENM傘下の大手動画配信サービス・TVINGと複数年にわたるコンテンツ提携も明らかになり、今後ますます韓国ドラマファンの期待を超える、ディズニープラスでしか見られないハイクオリティーな作品を届けていく予定だ。
ディズニー・カンパニーAPACにおけるプレジデントであるルーク・カンは、イベント冒頭のあいさつで「これまでディズニープラスAPACでは155本以上のオリジナルコンテンツを制作してきました。今回のイベントは、今のディズニープラスの勢いを祝うものであり、これからもAPACからディズニープラス作品を提供していくというコミットメント(公約)をあらためて約束するものです。日本と韓国のコンテンツは現在、世界に響いており、韓国コンテンツの60%の視聴者は、APAC以外の国に住む人々でした。特に米国と中南米の中ではブラジル、メキシコでも勢いを伸ばしています」と、世界的に韓国コンテンツが広まっている事実をアピール。今後も精力的にAPAC発の作品を作っていくことを表明した。

APACオリジナル作品の中でも注目の高い韓国コンテンツの紹介セッションでは、今秋から2026年に配信を控え、世界的な人気を誇る超豪華俳優陣が出演する「捏造された都市」、「メイド・イン・コリア」、「ゴールドランド」、「殺し屋たちの店」シーズン2、「再婚承認を要求します」など、期待の韓国ドラマの主要キャスト&監督らがステージに登場し、それぞれのドラマについて熱く語った。また、会場では「殺し屋たちの店」シーズン2に出演の岡田将生からサプライズでコメント映像が公開された。

韓国作品のラインアップ紹介セクションは、今後配信予定の作品のプレビュー映像の上映からスタート。俳優の顔がクローズアップされるたびに沸き上がる会場に、韓国作品の注目度の高さと勢いが感じられた。セクション途中には、BTSのJIMINとJUNG KOOKのトラベルバラエティー「Are You Sure?!」シーズン2から、2人のビデオメッセージも到着。また、IU×ビョン・ウソクが豪華共演する「パーフェクト・クラウン(原題)」も初解禁された。王子と財閥令嬢の恋を描いた夢のようなロマンティック・コメディーの実現に、プレビュー映像が流れると会場中で歓声が上がった。
「捏造された都市」
■独占配信中
チ・チャンウク×ド・ギョンス共演の極限の疾走リベンジ・アクション。無実の罪で投獄された平凡な主人公・テジュンが人生を狂わせた男へ復讐(ふくしゅう)する。

イベントには、ダブル主演を務めているチ・チャンウクとド・ギョンスが、モノトーンのスーツ姿で登場した。「メリーベリーラブ」(仮)のステージ登壇に続いて再度登場したチ・チャンウクは、余裕のある面持ちでド・ギョンスをリード。チ・チャンウクが「今作は、10年前に出演した映画『操作された都市』と同じ世界観を持つ作品なので、思い入れが強く、責任感を持って挑みました。視聴者の方がテジュンの目線を追いかけられるよう、彼の感情を大事に表現したいと思いました」と意気込みを語った。
また、ド・ギョンスは「ディズニープラスがNo.1です!」とウィットに富んだ一言で会場を沸かせると、初の悪役への挑戦に対し、「恐れよりも、新しいキャラクターを演じられるワクワクの方が大きかったです。実際に経験することができないキャラクターなので、イマジネーションを膨らませるのと同時に、台本に忠実に演じることに注力しました。見ている皆さんが、本当にこの人は悪い人なんじゃないか、金輪際見たくないという思いを抱くような演技がしたいと思いました」と述べ、「(悪役は)思ったよりも、楽しい経験でした」と振り返った。

「メイド・イン・コリア」
■12月24日から独占配信
「愛の不時着」後、初のドラマ主演となるヒョンビンとチョン・ウソンが共演。裏社会を操るエリート諜報員 vs 正義を追求する検事を主人公に、韓国・日本を舞台に、心理戦と裏切りが加速する予測不能な追跡劇を映画級のスケールで描くノンストップ・チェイス・エンターテインメント。リリー・フランキーら日本のキャストも集結している。

イベントには、ヒョンビン、チョン・ウソン、ウ・ドファン、ウ・ミンホ監督が登壇。ウ・ドファンが「ウ・ミンホ監督と作品を作ることに魅力を感じた」と作品への参加理由を話すと、チョン・ウソンは、「初めこの役は自分には合わないと思ったんです。エネルギッシュで覇気のある俳優が適切なのではないかと考えましたが、台本を読み、自分と重なる部分もあると思い、オファーを受けました」と、悩んだ末の参加だったことを明かした。ヒョンビンは「シナリオの持っている力にひかれました。1970年代の時代背景にフィクションが加わって、頑丈な物語ができました」と自信をのぞかせた。
映画での共演経験のあるチョン・ウソンとヒョンビンは、黙っていても互いへのリスペクトを感じる雰囲気。作品の見どころについては、チョン・ウソンが「史実とフィクションが織り交ざった作品。事件に巻き込まれた人たちの物語、生き残るためには人はどれほど欲望に忠実になるのかに注目してほしい」、ヒョンビンも「一人一人の生きざまと、欲望がぶつかり合う感情」と同意し、ウ・ドファンも「自分ならどうするだろうと、自分を重ねながら見るのも楽しいと思う」とコメントした。

ウ・ミンホ監督は「1970年代を背景とした作品を観て参考にしました。2人(ヒョンビンとチョン・ウソン)のどちらが勝つのかを中心に見てもらいたい」と期待感をあおった。 最後に、「今作を見るべき理由を一言で」という質問が投げかけられた際には、「面白いから」(チョン・ウソン)、「強力なキャラクタードラマ」(ウ監督)、「『メイド・イン・コリア』だから」(ウ・ドファン)と次々と回答。ヒョンビンが悩んでいると、記者から「カッコいいから!」という黄色い声が。その回答にうれしそうにほほ笑みながら「それはご覧になってからおっしゃってください」と返すヒョンビンに、多くの記者がノックダウンされていた。
「ゴールドランド」
■2026年上期独占配信
「オールド・ボーイ」の脚本家×パク・ボヨン&キム・ソンチョル主演で、過去からの逃亡、密輸そして高利貸しを題材にしたスリリングなドラマシリーズ。

イベントには、パク・ボヨン、キム・ソンチョル、イ・ヒョヌク、キム・ソンフン監督が登場。キム・ソンフン監督は「人間の欲望とはどれだけ大きいものなのか、どう付き合っていかなければいけないのかを描きたかった」と話した。
記者から「登場人物たちのように1500億円の価値のある金塊が手に入ったら?」という質問が投げかけられると、パク・ボヨンは「内緒にして、ゆとりをもって仕事をすると思う」と回答。キム・ソンチョルが「ただほど怖いものはないので、いいことに使うと思う」と言うと、「全額?」と目を丸くして驚いた様子を見せるパク・ボヨン。イ・ヒョヌクは、「(お金持ちになったことが)ばれないように少しずつ使う」と現実的な答えを。キム・ソンフン監督が「苦労した今作の俳優たちにご飯をおごりたい」と語ると、すかさずキムが「今でもいいんですよ」とニヤリ。4人で笑い合う姿に、ドラマの撮影現場の和気あいあいとした雰囲気が思い起こされた。

「殺し屋たちの店」シーズン2
■2026年下期独占配信
謎の殺し屋たちから自らの命と“危険な遺産”を守るために少女が戦うアクションサスペンス。シーズン2には新キャストとして、日本から韓国ドラマ初挑戦となる岡田将生、玄理の出演も決定している。

イベントで、舞台袖から両手をいっぱいに広げてノリノリで登場したイ・ドンウク。「シーズン1がこれほどヒットするとは思いませんでした」と言うと、「シーズン1ではジンマンの再登場で終わりましたが、それはシーズン2につながる重要な仕掛けでした。それをうまく演じ切るのが大事だと思いました。シーズン2でもジンマンの謎は続きます。シーズン1よりもアクションがスケールアップし、パワーアップした作品が見られると思います」と自信を見せた。
シーズン1で初めてアクションに挑戦したキム・へジュンは、今回、アクションのさらなる進化を予告。「銃を扱うシーンで、本格的なアクションが見せられると思う」と胸を張った。シーズン2を届けられることがとにかくうれしいと喜ぶ、チーム「殺し屋たちの店」。ジンマンたちを追うバビロンの一味として出演する岡田は残念ながら別の仕事のため欠席だったが、「シーズン1が愛された魅力はそのままに、スケール感がアップした作品となっています。慣れないアクションにも全力で挑みました。楽しみにしてください」とビデオメッセージを届けた。

「再婚承認を要求します」
■2026年下期独占配信
シン・ミナ×チュ・ジフン×イ・ジョンソク×イ・セヨンの超豪華共演でおくる、大人気ウェブトゥーンを実写化した、愛・権力・欲望が渦巻く、豪華絢爛(けんらん)のロマンスファンタジー。

イベントでは、登場人物のスチール公開段階から、記者たちのすさまじいリアクションで会場は大盛り上がり。質疑応答中の記者たちの熱視線が、作品への期待度を証明していた。
ヒロインを演じるシン・ミナは「人気のある原作がどのようにドラマ化されるのか気になりました。私が演じるナビエは、数年間、皇后という座を守るために常に緊張感を持ち、何かを学び努力をしていく人。私も職業柄、気を使ったり学んだりすることが多いので、似ているところは多いと思います。似ていない部分は……。それ以外のところです」とほほ笑んだ。
同じく、人気作の映像化に興味を持ったというチュ・ジフンは、「共通点はフィジカルがいいところ。違いといえば、僕はソビエシュだけの財力と権力に恵まれていないところです」と言って会場を沸かせた。一方、ファンタジーはこれが初めてだというイ・セヨンは、「逃亡奴隷から、皇帝の側室になりあがる役。ピュアだったのが経験していない環境に置かれ、欲が出てきてしまう。純粋悪という感じ。……私にもたまにこういう面があるかもしれない」と役との共通点を分析していた。

「Are You Sure?!」シーズン2
■12月3日から独占配信
世界的スーパースター・BTSの最年少メンバー2人で、通称“グクミン”と呼ばれる仲良しコンビ・JIMINとJUNG KOOKがオフモード全開で休暇を過ごす貴重な姿を追った“BTS ユニット初”のトラベルバラエティーのシーズン2。
除隊から1週間後の旅は、JIMIN&JUNG KOOKにとっても特別だ。どこへ行くのか、いつ行くのかも知らず、驚きに満ちた旅へと出発。2人だから楽しい、2度目だからもっとワクワクする、JIMINとJUNG KOOKの予測不能な友情旅が始まる。スイスからベトナムまで小さなキャリーバッグ一つだけを持って始まるこの旅の結末は「これでいいの?!(Are You Sure?!)」なのか、それとも「これがいい!!(I’m so sure!!)」なのか?

「占い師たちの運命バトル」
■2026年上期独占配信
「白と黒のスプーン〜料理階級戦争〜」の制作陣がおくる新たなリアリティーショー。占い界を代表する者たちが自らの能力が本物であることを証明すべく激突する。祈祷師、霊能者、人相占い師、タロット占い師など多様な参加者が集まり、能力を証明したり偽りを暴いたりするさまざまなミッションに挑戦する。ミッションに失敗した者は脱落し、成功した者は次のラウンドへ進む。

「幻惑の恋」
■2026年下期独占配信
人気ウェブトゥーンを実写化した、スジ×キム・ソンホ共演のロマンティックシリーズ。魅惑的なバンパイアのソン・ジョンファの肖像画を描くことを依頼された無名の画家・イホが、ソン・ジョンファの抱える秘密、そしてそのミステリアスな正体が徐々に明らかになっていくにつれて、彼女に惑わされていく。

「パーフェクト・クラウン(原題)」
■2026年上期独占配信
IU×ビョン・ウソクが豪華共演のロマンティック・コメディードラマ。韓国に王室が残る架空の21世紀を舞台に、称号しか持たない王子と韓国最大財閥の令嬢を描く。利己的な目的で手を組んだ2人は、やがて真実の愛の意味に気付くことになる。

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