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ハビエル・フェルナンデスが仙台の子どもたちにスケートを指導！2019/06/07

「ファンタジー・オン・アイス 2019」の仙台公演開催を記念して、5月29日に行われた「三井不動産リアルティ東北Presents フィギュアスケート教室」。スペシャルゲストとして、平昌冬季オリンピック銅メダリストのハビエル・フェルナンデスさんが登場するとあって、たくさんの応募があった中、選ばれた70人のラッキーな子どもたちが会場のアイスリンク仙台に集まりました。

　レッスンの前に、フェルナンデスさんがデモンストレーションを披露。メダリストの華麗なステップに子どもたちも、付き添いのお父さん、お母さんも大興奮の様子でした。

　子どもたちは三つのグループに分かれて、基礎的な練習をします。まずは、氷の上でハイハイ。そしてお尻をついて座った姿勢から片膝を立てて立ち上がる練習をします。続いて、かがんで脚を開いたり閉じたりする「ひょうたん」の練習。上手にできた子は、ジャンプも加えます。フェルナンデスさんが実際に目の前でお手本を見せてくれるので、子どもたちも真剣に見てまねします。フェルナンデスさんは一人一人に目を配り、笑顔で子どもたちの指導を行いました。

　楽しいレッスンもあっという間。子どもたちはフェルナンデスさんにお礼をし、お菓子と羽生結弦選手の写真集のお土産をもらって帰路につきました。

　その後は、アイスリンク仙台に所属する小学生から大学生までの選手60人を対象にレッスンを行いました。フェルナンデスさんは「今日は、ステップシークエンスを一緒にやりましょう」と話し、まず見本を見せてくれました。平昌冬季オリンピックで披露した「チャーリー・チャップリン」のステップです。チャップリンのユーモラスな動きも入れつつ、流れるような美しいステップは、圧巻の一言。実際に音楽も流し、全員で挑戦。さすが選手だけあって、飲み込みも早く、フェルナンデスさんもコーチングを楽しんでいるようでした。

　全てのレッスンが終了した後に行われたフェルナンデスさんの囲み取材より、コメントをご紹介します。

── 今日の子どもたちはいかがでしたか？

「素晴らしかったし、とっても楽しかったです。初心者から選手の皆さんまで、幅広く指導できましたし、教えるとすぐに上達するのが分かって良かったです」

── 今日教えた子どもたちにどのように育ってほしいですか？

「いろいろな年齢の子どもたちがいたので、どうなるかは分かりませんが、2番目に教えた子どもたちはとても上手でしたね。正直、びっくりしました。僕が実際にやったプログラムのステップシークエンスを教えましたので、いつか彼らが演技をするときに、取り入れてもらえたらうれしいです」

── どのように練習すれば、フェルナンデスさんのようになれますか？

「毎日練習することです。最も大事なのは、集中して情熱を持ち続けること。コーチ、振付師といったスケートのキャリアに関わってくる人たちに対しても真摯に向き合っていくことが大切です」　

このイベントの模様は、6月20日発売の「KISS＆CRY 2018-2019シーズン総括＆2019-2020シーズン展望号～Road to GOLD!!!（表紙／巻頭特集：羽生結弦選手）（KISS＆CRYシリーズVol.28）」でもリポートします。こちらも併せてチェックしてみてください！

撮影／堀田祐介（BLOW-UP）　文／岡沼美樹恵

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