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ベテラン俳優のロブ・ロウが語る「9-1-1:LONE STAR」の見どころ2021/05/24

 あの「glee/グリー」や「アメリカン・ホラー・ストーリー」を生み出したヒットメーカー、ライアン・マーフィとブラッド・ファルチャックが手掛けた人気ドラマ「9-1-1:LA救命最前線」のスピンオフ番組「9-1-1:LONE STAR」。主人公のオーウェン・ストランドを演じるベテラン俳優、ロブ・ロウが、全米で大好評を博している同作の見どころや、自身の役柄について詳しく語ってくれた。

── まずは本作のストーリーを教えてください。

「テキサス州のオースティンを舞台に、救急サービスに従事している消防士や救命士、警察官などの活躍を描いたドラマだ。彼らは事故や事件にあった人々の命を救うため、危険も顧みずに日夜奮闘する。そんな現実にも存在する英雄たちを演じることは、僕にとってこの上ないほどの喜びであり、とても光栄なことだと感じているよ」

── あなたが演じているオーウェンとはどんな人物ですか?

「彼はもともとニューヨークの消防署に勤務していたベテラン消防士なんだ。9.11テロ事件の生存者でもあるのだけど、それが原因で深い問題を抱えている。そんな彼が、さまざまな理由があってテキサスへ移住し、消防署の署長として組織を再建するため、新たな生活をスタートすることになるんだ」

── そのオーウェンを実際に演じてみていかがでしたか?

「製作者のライアンもブラッドも僕とは長い付き合いで、以前から一緒に何かできないかと話し合っていた。かれこれ15年くらい前からかな。でも、お互いに忙しくてなかなかタイミングが合わなかったんだ。彼らは2人とも僕のことをよく知っている。だから、最初に脚本を読んだ時は衝撃を受けたよ。なぜなら、(僕と同じく)オーウェンは年をとって抜け毛が増えたことを気にしているんだ。一体どこからそんな情報を仕入れたんだ!?ってビックリしたよ(笑)。彼らはあまりに僕のことを知っているため、実際に僕の私生活の恥ずかしいところをキャラクターに描き込んでいるんだ」

── 脚本を読んで気に入ったところは?

「作品全体のトーンだね。とてもユニークというか、非常にライアン・マーフィらしい世界観なんだ。生死に関わるシリアスなシーンがあるかと思えば、今言ったように僕の演じるオーウェンは自慢の髪形をキープするため、抜け毛予防に四苦八苦している。つまり、変わったセンスのユーモアとリアルで深刻なドラマが混在しているんだ。そのどちらをも両立させている作品はめったにないと思う」

── この作品の見どころとは?

「番組の要となるのは、救命救助活動に当たる人々のチームワークや信頼関係、友情についての物語なんだ。とても才能のある素晴らしいキャストが集まったし、多彩で面白くて深みのあるアンサンブル演技を楽しんでもらえると思う。しかも、登場人物はイスラム教徒や同性愛者、トランスジェンダーなど多様性が尊重されている。これまで長いこと、テレビの世界ではあまり深く描かれなかった層にスポットが当てられているんだ。そのおかげで、とても豊かで中身の濃いドラマになったと思う」

【プロフィール】

ロブ・ロウ Rob Lowe  
1964年3月17日生まれ。米・バージニア州出身。青春映画「アウトサイダー」(83年)で80年代を代表するトップアイドルとなる。ドラマ「ザ・ホワイトハウス」(99~06年)でもおなじみ。

【番組情報】

「9-1-1:LONE STAR シーズン1」(全10話)
6月10日スタート 
FOX 
木曜 午後10:00~11:00ほか(字幕)

不幸な事故によってほぼ全滅してしまった消防署を再建するため、消防士の息子・TK(ローネン・ルビンスタイン)を連れてニューヨークからテキサスへやって来た署長のオーウェン・ストランド(ロブ・ロウ)。個性豊かなメンバーを集めた彼は、地元の救急救命隊や警察官らと連携を取りながら、人命救助に奔走していくことになる。

文/なかざわひでゆき

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