「お笑い脱出ゲーム2」笑いっぱなしの2時間！お笑い芸人にジャニーズアイドル、一番面白いのは誰だ!?2021/04/23

　ある屋敷に閉じ込められたプレーヤーたちが各部屋で出題される“お笑いテスト”に挑戦し、ゲームの“主催者”となるMCのバカリズム、山崎弘也、永野芽郁が“面白いかどうか”を判定。面白い解答をし続けて3人を最も笑わせた、たった1人が最終的に屋敷を脱出できるという新感覚のバラエティー「お笑い脱出ゲーム2」（フジテレビ系）が4月24日に放送される。

　今回TVガイドwebでは一足先に番組を視聴。番組の見どころなどを紹介する。

　脱出を試みるのは、昨年10月の放送に続いて出演する柴田英嗣（アンタッチャブル）、渋谷凪咲（NMB48）、中岡創一（ロッチ）、西田幸治（笑い飯）の4人に、今回から登場する春日俊彰（オードリー）、近藤春菜（ハリセンボン）、田崎佑一（藤崎マーケット）、田中卓志（アンガールズ）、宮田俊哉（Kis-My-Ft２）、有輝（土佐兄弟）、吉住の7人を加えた計11人。「Ｍ-1グランプリ」や「女芸人N0.１決定戦THE W」の優勝者からジャニーズ事務所所属のアイドルまで、幅広い顔ぶれのプレーヤーたちが、どのような解答を繰り出してくれるのかに期待が高まる。

　中でも個人的に注目したのは、前回、その“お笑いセンス”をいかんなく発揮した渋谷。山崎に「謎の逸材」と言わしめた実力は折り紙つきだ。

　第1の部屋で出題されたのは「NASAの白熱した議論をまとめてみて！」というもの。英語で白熱した議論が展開されている中に入り、「STOP！」と話を遮った後に面白いフレーズを言う問題だが、ここでまず飛び込んできたのが近藤の「STOP！」の声量である。その後のフレーズも面白いのだが、他の出演者と比べて倍はあるのではという声量に、フレーズを聞く前に笑ってしまった。また、宮田は自身に関するある告白をするのだが、いきなりのタイミングとその内容に「そうなの!?」と、思わず吹き出してしまった。

　第1の部屋ではもう一問「ニュース速報の原稿を差し込んでみて！」も出題。フリーアナウンサーの中田有紀がキャスター役で登場し、真剣に原稿を読む中田に面白いニュース原稿を作成して手渡すというものである。前回は最終関門の問題となっていたが、今回も爆笑必至の解答が飛び出す。各部屋で成績が下位になってしまうと脱落となってしまうため、最初から全力で臨むプレーヤーたちの解答に、第1の部屋から爆笑が止まらなかった。

　第2の部屋での問題は「子役に愚痴を言わせてみて」。自分の解答をセット裏で子役の浦田統くんに直接伝えて、それを統くんが披露するというものである。セリフの言い方なども面白さのポイントになってくるので、プレーヤーたちは真剣に演技プランを伝えるのだが、その様子を見たMC陣が「この2人、〇〇みたいだよね」などとイジるのがとても面白く、頬がゆるむ。解答では、山崎とバカリズムが思わず「今後、子役と絡みずらくなっちゃった」と話すほどに、「言われてたら嫌だなー」という愚痴が飛び出す。また、MC陣が感動するほどセリフを覚えるのが早い統くんにもぜひ注目してもらいたい。

　第3の部屋では「ニセの催眠術にかかったフリをしてみて」という問題が出される。催眠術師が登場し、実際の手順と全く同じ方法で催眠術をかけられたプレーヤーたちが問題に解答していく。催眠術のお題はバカリズムたちMC陣が催眠術師に指示するのだが、ここでMC陣の遊び心に火がついてしまい、あるプレーヤーが集中砲火を浴びることに…。これが非常に面白おかしくなっているので見逃さないでほしい。そして「芸能界に感じている“違和感”を言いたくなる」といった、催眠状態だからこそ答えられるような問題も。プレーヤーたちが本当に催眠術にかかっているのか、もしくはかかっていないのかということを考えながら見るのも楽しいかもしれない。

　そして最終関門の問題は「ホームルームで生徒に質問してみて」。学園ドラマなどでよくある、生徒に目をつむらせて「先生怒らないから、心当たりのある人は正直に手を挙げて」と聞くシーンで面白い質問をして笑わせる。ここをクリアすれば脱出成功となるのだが、MC陣も脱出成功となる最後の解答には非常に厳しく、「それじゃあ終われないんだよ」と話しながら審査する。そんな難関を突破するのは一体誰なのか!?

　前回もかなり笑わされたのだが、それを超えるほどに今回も笑いのレベルが高いものとなっていた。中でもお笑い芸人たちが口々に「面白い」と評していた、宮田と渋谷のアイドル勢の活躍はぜひ意識して見てほしい。また、家政婦として各部屋の進行などを担当する、蛙亭の岩倉美里がMC陣の指示で放つ毒舌も非常に効いていて、番組の各所に笑いどころが転がっており、まさに一瞬たりとも目を離すことができない。土曜の夜、「お笑い脱出ゲーム2」で何もかも忘れて大爆笑してみてはいかがだろうか。