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「炎の体育会TV」を手掛ける大畑合プロデューサーに聞く「#いま見てほしいテレビ」テレビ番組は、日常では触れられない“非日常の入り口”<連載Vol.7>2020/05/22

「炎の体育会TV」を手掛ける大畑合プロデューサーに聞く「#いま見てほしいテレビ」テレビ番組は、日常では触れられない“非日常の入り口”<連載Vol.7>

 新型コロナウイルスによる外出自粛期間、テレビ番組を手掛ける方々はどのような番組を見て過ごしているのか? また、収録やロケを見合わせたり、今までと違った形で番組作りに挑戦したりする中、今後放送する番組についてどのようなことを考えているのか? インターネットTVガイドでは、すてきな番組を生み出す制作陣の方々に現在の思いを聞く連載「#いま見てほしいテレビ」を展開中。

 第7回は5月23日にスペシャルを放送する「炎の体育会TV」を手掛ける大畑合プロデューサーに、「いま見てほしいテレビ」をお聞きしました。

Q1:現在手掛けている番組は?

「炎の体育会TV」

Q2:外出自粛が続く中、「いま見てほしいテレビ」は?

◆「炎の体育会TV」

 僕にとってのテレビ番組は、日常では触れられない「非日常の入り口」だと思っています。外出自粛中であっても、家にいながら触れられる「非日常」というテレビが表現できる価値は変わらないと思っています。

 自分が知らない競技のアスリートの身体能力や、日本では見ることができない海外からの超人の圧倒的パフォーマンス、さらに誰もが見たことがある芸能人の真剣なチャレンジなど。「炎の体育会TV」はどこを切り取っても「非日常的な時間」が詰め込まれています。それが少しでも視聴者の皆さまの日常を変えるきっかっけになればいいと思っていますし、外出できない中でのカタルシスを味わう時間になってほしいと考えています。

「炎の体育会TV」を手掛ける大畑合プロデューサーに聞く「#いま見てほしいテレビ」テレビ番組は、日常では触れられない“非日常の入り口”<連載Vol.7>
「炎の体育会TV」を手掛ける大畑合プロデューサーに聞く「#いま見てほしいテレビ」テレビ番組は、日常では触れられない“非日常の入り口”<連載Vol.7>

Q3:自身が手掛けている番組の“これから”について教えてください。

 関東でも非常事態が解かれる気配が見えてきました。実は、各番組でやっているような、家にいながら○○できるといった、今の時期に即した再放送物の「テークアウト版」は、「体育会TV」には不向きな構成です。名場面を羅列的に垂れ流す放送に終始したところで、他番組との差別化は難しく、ここしばらくは非常に苦しんでいました。その分、どこよりも早く多くのロケを再開するために、関係各所と安全対策を、最大限気を配りながら体制を整えているところです。

Q4:仕事中の「元気が出るアイテム」を教えてください。

ニューヨークで買った「M&M’S®」の手帳です。

「炎の体育会TV」を手掛ける大畑合プロデューサーに聞く「#いま見てほしいテレビ」テレビ番組は、日常では触れられない“非日常の入り口”<連載Vol.7>

【プロフィール】

大畑合(おおはた ごう) 
2006年にTBSテレビに入社。これまで「朝ズバッ!」「恋するハニカミ!」「関口宏の東京フレンドパークⅡ」「徳光和夫の感動再開”逢いたい”」「Nスタ」のアシスタントディレクターを担当。「炎の体育会TV」ではディレクター担当を経て、現在はプロデューサーを務めている。

【番組情報】

「炎の体育会TV」 
TBS系 
土曜 午後7:00~8:00(5月23日は、午後7:00~9:00の2時間SP)



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