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竹内涼真主演「テセウスの船」を手掛ける渡辺良介プロデューサーに聞く「#いま見てほしいテレビ」 「サウンドトラックを聴きながら企画書を書くと気分がアガります(笑)」<連載Vol.6>2020/05/19

竹内涼真主演「テセウスの船」を手掛ける渡辺良介プロデューサーに聞く「#いま見てほしいテレビ」 「サウンドトラックを聴きながら企画書を書くと気分がアガります(笑)」<連載Vol.6>

 新型コロナウイルスによる外出自粛期間、テレビ番組を手掛ける方々はどのような番組を見て過ごしているのか? また、収録やロケを見合わせたり、今までと違った形で番組作りに挑戦したりする中、今後放送する番組についてどのようなことを考えているのか? インターネットTVガイドでは、すてきな番組を生み出す制作陣の方々に現在の思いを聞く連載「#いま見てほしいテレビ」を展開中。

 第6回は、地上波でのアンコール放送が話題となっている竹内涼真さん主演のドラマ「テセウスの船」(TBS系)を手掛けていらっしゃった渡辺良介プロデューサーに、「いま見てほしいテレビ」をお聞きしました。

Q1:現在手掛けている番組は?

 TBS1月期の日曜劇場「テセウスの船」の放送を終えてすぐですので、今は一息ついて次の企画について色々考えているところです。

Q2:外出自粛が続く中、「いま見てほしいテレビ」は?

 再放送でも配信でも、「過去のドラマを一気見」するのがオススメです! 自分の気分に合わせてチョイスしていいと思います。

 テレビドラマは制作当時の世相や社会情勢が反映されているので、ストーリーだけでなく「タイムスリップ」した気分で放送当時の自分を思い出しながら見ると楽しいのではないでしょうか。俳優の若さに驚いたり、当時から変わらぬ演技力を発見できたり、流行していたものや曲が懐かしかったり、人と人の距離感にしみじみしたり楽しんでください。

Q3:ご自身が手掛けている番組の“これから”について教えてください。

 新型コロナは世界を一変させました。生活も価値観も大きく変わった今、「これからの物語」について考えています。ドラマは何を伝えるべきか、この世界をどう描くべきか、アフターコロナの世界の変化について考えながら企画を進めています。いずれにせよ、テレビドラマは前向きにこの世の中を生きる糧に少しでもなれればと思っています。

Q4:仕事中の「元気が出るアイテム」を教えてください。

 「テセウスの船」のサウンドトラックを聴きながら企画書を書くと気分がアガります(笑)。ドラマを盛り上げるための楽曲なので、困難に立ち向かうメインテーマとか、自分が主人公になった気分にさせてくれて最高ですよ。ぜひ、配信サービスでドラマのサウンドトラックを聴いてみてください。

【プロフィール】

渡辺良介(わたなべ りょうすけ) 
1997年、大映テレビ株式会社入社。「魔王」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「LADY~最後の犯罪プロファイル~」「リアル脱出ゲームTV」「下剋上受験」(すべてTBS系)、「チキンレース」「そして、生きる」(ともにWOWOW)などを担当。20年1月期の日曜劇場「テセウスの船」(TBS系)のプロデューサーを担当していた。

【番組情報】

竹内涼真主演「テセウスの船」を手掛ける渡辺良介プロデューサーに聞く「#いま見てほしいテレビ」 「サウンドトラックを聴きながら企画書を書くと気分がアガります(笑)」<連載Vol.6>

「テセウスの船ネタバレSP」 
TBSほか 
5月19~21日 午後11:56~深夜0:55  
5月22日 深夜0:20~1:20(最終話)

<配信情報>
Paraviで全話配信中。また、新型コロナウイルスの感染拡大抑制を目的としたTBS「#家にいよう」キャンペーンの一環として、「テセウスの船」の名シーンなどを使用したSP動画も公開中。
https://www.paravi.jp/title/50843



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