横山だいすけ＆中川翔子「Family Dream Live」本番に向け気合十分！「楽しさの交換をできればいいなと思います！」2020/11/26

　「おかあさんといっしょ」（NHK Eテレ）の11代目うたのおにいさんを歴代最長となる9年間務めた横山だいすけと、同番組で11代目たいそうのおにいさんを歴代最長の14年間務めた小林よしひさが夢のタッグを結成。全世代に響く名曲をステージから届け、昨年夏に大好評だった「Family Live」。そのシリーズ第3弾となる公演が、「Family Dream Live」として装いも新たに11月29日に千葉・舞浜アンフィシアターで開催される。

　今回は番組で7年間にわたり2人と共演してきた“りさお姉さん”こと上原りさも加入。さらにテレビや映画、舞台とマルチに活躍する中川翔子も初参戦する。また、「Family Dream Live2020　とどけみんなのおうち From 舞浜アンフィシアター」と題した今回の公演では、ソーシャルディスタンスを保った劇場での観劇のほか、WEBでのライブ配信を実施。親子のための最高のライブ・エンターテインメントを、日本全国のより多くのファンの元へ届ける。

　先日、稽古入りを直前に控えた横山と中川が囲み取材に応じ、公演を待ち望んでいる子どもたちへの思いなどを語った。

　まずは公演開催が決まった時の気持ちを聞かれると、「先が見えない状況の中でも子どもたちは成長していきますし、僕らを通して子どもたちが音楽などの楽しみに触れられる機会を作れることは本当に『うれしい』以外に言葉がなかったです。決まった瞬間から『自分たちがどういうふうに元気を届けられるだろう』ということを、ウキウキしながら考える毎日でした」（横山）、「大変な世界の中で、子どもたちもいろいろな我慢をしている中だからこそ、光り輝くものや楽しい経験というものはより濃く思い出に残ってくれればいいなと思っていたんですが、『何ができるだろう』と思っていたところに今回のお話をいただけてうれしかったです！」（中川）と、それぞれ笑顔でコメント。

　今回は劇場での観劇のほか、ライブ配信もある。横山は「会場だと、静かに見ていないといけない瞬間もあると思うんですけど、家だったらおやつを食べてもいいですし、周りを気にせずにタオルを振り回しても大丈夫です。そういう家ならではの楽しみ方というものを皆さんに見つけてもらえればなと思います」と、これまでとは違った楽しみ方を提案。中川も続けて「私も8月にオンラインライブをやらせていただいたんですけど、お客さんも誰もいないし不安だと思っていたら、MCのところで『目が合った！』ってコメントがあって（笑）。それを見た時に『みんながいる、つながってる！』と思って、すごく安心したんです。配信でも生ということは変わらないので、どんな感じなんだろうと思っている人も、ぜひ扉を開けてみてもらえるとうれしいです」と自身の経験をもとに、全国のファンに呼び掛けた。

　また、中川は最近喜んだことがあるという。「私が塗り絵に使ってくれたらとSNSに投稿してた絵を、保育園の先生が印刷して子どもたちに塗り絵させてくださったみたいで。それを子どもが持って帰ってきたという親御さんの投稿を見たことが本当にうれしくて。今後、私のYouTubeのチャンネルでお絵かき講座とかもできればいいなと思ってます」と話すと、横山が「僕も参加したいです！」と反応。中川も「ぜひ、一緒にやりましょう！」と提案に笑顔で応えた。

　今回の公演への意気込みを聞かれると「とにかく『楽しむ』ってことが一番だなと思っています。もちろん安全面を考えるということはベースとしてある中で、楽しまないともったいないなと思います。僕も考えるだけでワクワクが止まらないし、それを届けて、お客さんからもワクワクを受け取って、楽しさの交換をできればいいなと思います！」（横山）、「大変な世の中だと思うんですけど『大人っていつも楽しそうだな』と思われる背中でいたいなと思っているので全力で楽しみたいです！　今回のライブを見てくれたみんなが、未来にふと『懐かしいな、家族と一緒に見たな』と、家族の思い出になるといいなと思っています」と気合十分に語った。

　横山は最後に子どもたちと共に公演を見る両親に対し「会場に来て、本当はものすごく楽しみたいんだけど『子どもが見るものだから、あまり楽しんじゃいけないんじゃないかな？』って空気感だから少し控えめにしている親御さんがたくさんいらっしゃって。親御さんの楽しんでいる姿って子どもたちもすごく見ていて、親御さんが思いっきり楽しむことで子どもたちも『思いっきり楽しんでいいんだ！』って思えるので、せひ楽しんでもらえればと思います。僕たちも舞台上から結構見えますし、親御さんたちも楽しんでくれるとうれしいですよね」と呼び掛けた。