井上祐貴、「風、薫る」新聞記者・横沢役で“陽気な風”を「一風変わった存在に」2026/08/13 08:15

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「風、薫る」(月~土曜午前8:00ほか)で、横沢公輔役を演じている井上祐貴。何かと主人公・一ノ瀬りん(見上愛)のことを何かと気に掛ける新聞記者で、自分の信念に従い、後先考えずに行動してしまうところがある人物だ。
本作は、明治という激動の時代を舞台に、西洋式の看護を学んだ“トレインドナース”たちが新たな時代を切り開いていく物語。女性が職業を持つことすら難しかった時代に、一ノ瀬りん(見上)と大家直美(上坂樹里)が葛藤しながらも道を切り開いていく姿が描かれる。
りんに思いを寄せる陽気な新聞記者・横沢を演じる井上に、役への思いやロケ撮影の思い出について聞いた。

――横沢公輔という役柄について、どう思われましたか?
「横沢公輔役が僕に決まる前から、現場のスタッフさんの間ですごくユーモアがあるラテン気質のようなオープンな役柄で、いったい誰が演じるのだろうと話題になっていたという話を聞きました。僕も何度か役柄のご説明をいただいた時、今までに演じたことのないキャラクターだったのでうれしかったですし、新しい自分を知れるのではないかと思うと演じるのがとても楽しみで、やりがいのある役をいただいたと思いました。『風、薫る』を拝見していて、横沢のような陽気なキャラクターはいないように感じたので、いい意味で一風変わった風が吹かせられるような存在になればいいなと思いながら演じました」
――新潟や他の土地でのロケ撮影もありましたね。
「朝ドラは2回目の出演なのですが、前回の『虎に翼』は家のシーンが多く、ロケは今回が初めてだったのでうれしかったです。新潟ロケでの日本海に向かう道を歩くシーンは、監獄署から出てすぐのテンションが上がっている横沢という認識で演じました。また、東京から来たみんなに新潟の海を見せたくて誇らしい気持ちで紹介しているシーンでしたし、天気もロケーションもとてもよかったので楽しく演じることができました」
――印象に残っている撮影シーンはありますか?
「赤痢(せきり)の避病院の近くで取材をしながら作業を手伝うシーンの撮影はとても暑い日でした。撮影をしていても大変なのに、当時、実際に医療に携わる方々はすべて人力で荷物を運び、暑くても顔を布で覆ってトイレなども自分たちで穴を掘って……と考えると本当に大変だったと思います。『これは乗り越えられるのか?』と先の見えないような感情にもなる。赤痢の一連のシーンは、演じてみてとにかく大変さを強く感じました」

――りんへの強めのアプローチに関してはどのように思いますか?
「少し暑苦しいですよね。『そこまでいくかぁ』と思うことがありました(笑)。なにせ、横沢はよくも悪くも自分に自信があるものですから。自分と一緒になれば幸せになれると心の底から思っているし、口にも出しています。確か、りんへの求婚もこれまでで3回くらいしていますよね?『結婚してください』という言葉をそんなに何回も言ったら『本気ではないだろう』とマイナスに思われてしまうのではと僕は考えるタイプなのですけれど、横沢はそう考えない。そここそが、彼の魅力の一つなのかなと思いますね。今まで知っている感情は捨て、横沢としてその瞬間に感じたままを演じるようにしました」
【番組情報】
連続テレビ小説「風、薫る」
NHK総合
月~土曜 午前8:00~8:15 ※土曜は1週間の振り返り
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
月~金曜 午前7:30~7:45
※NHK ONEで同時・見逃し配信
文/TVガイドWeb編集部
【写真集情報】
井上祐貴フォトブック「MADEKARA」
発売日:2026年7月31日
定価:4000円
発行:東京ニュース通信社

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