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「GTO」生徒役連載第1回・森本陸斗「鬼塚先生が全力でぶつかってくれるから、僕も返せた」2026/07/19 10:00

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「GTO」生徒役連載第1回・森本陸斗「鬼塚先生が全力でぶつかってくれるから、僕も返せた」

 カンテレ・フジテレビ系で7月20日にスタートする、反町隆史主演の「GTO」(月曜午後10:00、初回15分拡大=カンテレ制作)。藤沢とおるさんの同名漫画を原作に、元暴走族の教師・鬼塚英吉(反町)が、型破りな行動で生徒や学校が抱える問題に体当たりでぶつかっていく学園ドラマが、28年ぶりに連続ドラマとして復活する。1998年版の魂を受け継ぎながら、令和の教育現場を舞台に描かれる本作では、52歳となった鬼塚が、デジタル管理や評価制度が浸透した私立誠進学園に赴任する。

 TVガイドWebでは、放送に合わせて、各話で物語の中心となる生徒役のキャストにインタビュー。

 第1回に登場するのは、第1話のメインキャラクター・片山健太を演じる森本陸斗。健太は、鬼塚にとって最初に立ちはだかる“厄介な相手”であり、強気な態度の奥に、現代の高校生が抱える痛みや、弱さを素直に見せられないもどかしさを抱えた人物だ。

 第1話では、赴任したばかりの鬼塚が、効率や評価に縛られた新しい学校の空気に違和感を覚える中、健太と向き合っていく。鬼塚に巧妙な仕掛けをぶつけていく健太は、なぜそこまで強がるのか。第1話の物語を動かす健太を演じた森本に、オーディションで役をつかんだ時の思い、片山健太への向き合い方、反町演じる鬼塚先生との芝居で感じたことを聞いた。

――今回、オーディションで片山健太役をつかんだ時の気持ちを教えてください。

「まず、本当にびっくりしたという気持ちが大きかったです。うれしいという言葉に尽きるんですけど、『自分が受かったんだな』という実感がまだ湧かなくて。でも、受かったからには片山健太役を演じきりたい、最後までやり遂げたいという強い意志がありました」

――オーディションでは、複数の役に触れながら健太役へ近づいていったんですね。

「いろいろな役を一通りやらせていただきました。その中で、僕は片山健太役が向いていたのか、オーディション内で『健太役をやって』と言われることが多かったです」

――起用理由について、制作陣から聞いていることはありますか。

「永富(康太郎)プロデューサーに聞いたんですけど、まだ教えてくれなくて。『クランクアップしたら教えてあげるよ』と言われました。なので、なぜ僕が起用されたのかはまだ分からないんですけど、たぶん似ているものがあったのかなと。クランクアップするまで楽しみでもありますし、『選んでよかった』と言ってもらえるように頑張りたいです」

「GTO」生徒役連載第1回・森本陸斗「鬼塚先生が全力でぶつかってくれるから、僕も返せた」

――第1話のメインキャラクターを担うと知った時、まずどんなことを感じましたか。

「もう、やばかったです。本当に。第1話だから失敗できないじゃないですか。ただでさえ歴史ある『GTO』という作品に出演させていただくのに、ありがたいことに第1話のメインという立ち位置までいただいて。僕がスタートダッシュを切って、いい流れを作れたらいいなと思って頑張りました」

――第1話の撮影を終えて、今振り返るとどんな手応えが残っていますか。

「監督さんにOKを出していただいていても、ところどころまだ悔しいというか、やりきれなかったなと心に残っているシーンもあります。でも、全体を通して本当に成長できたと思いますし、1話の健太で見せられるものがあると思うので、見てくださる方に少しでも共感してもらえたり、刺さったりしたらいいなと思います」

――演じた片山健太という人物に関しては、どのように捉えていますか。

「今回のレギュラー生徒の中で、健太は鬼塚先生と出会ってからの変化が一番激しいんじゃないかなと思っています。感情豊かというか、最初の頃に比べて感情が大きく変わるシーンがあるので、そこに注目してほしいです。また、それぞれの問題を抱える生徒たちとの関わりの中で、健太がクラスにどのような影響をもたらしていくのかというところも見どころです」

――健太について、ご自身と重なる部分はありましたか。

「つらいことを『つらい』と言わずに、強がってしまうところです。辛いのに強がるからこそ、見ている人からすると『本当に頑張っているんだな』『本当はつらいんだろうな』と感じると思うんです。そうやってつらい部分を強気で隠してしまうところは、誰にでもあるんじゃないかなと思います。僕も明るいタイプなので、少し暗いことがあってもノリや明るさで濁してしまうことが多くて。でも、心のどこかでは人それぞれ抱えているものがあると思うので、そういうところは健太と似ているのかもしれません」

「GTO」生徒役連載第1回・森本陸斗「鬼塚先生が全力でぶつかってくれるから、僕も返せた」

――そんな健太が、鬼塚先生とぶつかっていくことになります。反町さんとのお芝居で印象に残っていることは?

「反町さんは本当に優しくて、僕たちをよく見てくださっている方だなと思います。僕、5月10日が誕生日なんですけど、ちょうどその日に反町さんから連絡が来て、『お誕生日おめでとう。「GTO」頑張ろうな』と言ってくださったんです。大切なシーンがある日の当日にも、『今日は大切なシーンだけど、こう思ってやれば大丈夫だよ。きっとできるよ』と声を掛けてくださって。『現場は緊張すると思うけど、雰囲気作りは俺に任せろ』みたいな優しい言葉もいただきました」

――大切なシーンに向かう森本さんを、反町さんが支えてくださっていたんですね。

「みんなを大切にして、気にかけてくださっている。やっぱりそういうところが、座長を務める反町さんの尊敬できるところだなと思います。本当に優しくて、お芝居でも僕たち一人一人に全力でぶつかってくださり、僕もそれに応えられるよう、全力で頑張ることができました」

――お芝居の中で鬼塚先生とぶつかった時、どんな感覚がありましたか。

「28年前の映像を見て、すごく感激したんですが、鬼塚先生は、悩みを抱えている人に対して、先生と生徒というより、一人の人間としてぶつかっていくんです。今回、実際にお芝居で向き合ってみても、生徒と先生という関係ではあるんですけど、人としてぶつかっている感覚がありました。鬼塚先生が全力でぶつかってきてくださるからこそ、こちらも精いっぱい返せる。鬼塚先生から刺激をもらって、それに応えることができたので、やりきった感はあります」

――最後に、第1話の見どころを教えてください。

「健太は、鬼塚先生にとって最初に立ちはだかる厄介な相手として、いろいろと巧妙に嫌なことを仕掛けていきます。それに対して鬼塚先生が、健太のために身も心もぶつけてくれるところが見どころです。第1話の中でも健太はすごく変化していくので、最初の強気な姿から、鬼塚先生と向き合った後にどう変わっていくのか。その変わり幅にも注目してほしいです」

第1話あらすじ(7月20日放送)

 臨時職員として勤務していた私立相徳学院高校との契約が打ち切りになった鬼塚英吉(反町)は、その後、行く先々で学校をクビになり、新たな就職先を見つけようにも、これまでの経歴が仇(あだ)となり、どの学校も採用には至らない。  

 そんなとき、かつての教え子・渡辺マサル(山崎裕太)の助言で、とある企業が運営する「私立誠進学園」の面接を受けることになった鬼塚。偶然にも採用担当者は元教え子の宮澤龍之介(工藤阿須加)で、熱血教師を探していた龍之介は鬼塚の採用を即決。晴れて教師として現場に戻ることが決まる。 

 新天地で鬼塚を待っていたのは、事なかれ主義の校長・大久保安博(宇梶剛士)と、以前、武蔵野聖林学苑に在籍していた頃から鬼塚を忌み嫌っている教頭の中丸浩司(近藤芳正)。さらに、鬼塚が担任を任された1年B組の副担任でもある古典教師の柏原実央(生見愛瑠)は、コスパが悪いことは一切しない、いわゆるZ世代で、仕事はでき能力も高いが、教員という仕事への情熱も生徒への興味も持ち合わせていない様子。生徒たちもタブレットばかり見て、まともに人の顔を見ようとしないため、鬼塚はいら立ちを覚えるが、龍之介から、生徒が教師を評価する“教師フィードバック制度”があると聞くと一転、低評価による解雇を避けるため、思わぬ行動に出る。

 一方で、クラスに片山健太(森本)という不登校の生徒がいることを知った鬼塚は、クラスメイトに学校へ来るよう説得に行こうと呼びかけるが、生徒たちの反応は思いもよらぬもので……。  

「GTO」生徒役連載第1回・森本陸斗「鬼塚先生が全力でぶつかってくれるから、僕も返せた」

【プロフィール】
森本陸斗(もりもと りくと)
2009年5月10日生まれ。埼玉県出身。O型。主な出演作に、映画「からかい上手の高木さん」(2024年)、「ブラック・ショーマン」(2025年)、「今日、好きになりました。」(チュンチョン編/チェンマイ編/テグ編)(ABEMA)など。

【番組情報】
「GTO」
カンテレ・フジテレビ系
7月20日スタート
月曜 午後10:00〜10:54
7月20日は午後10:00~午後11:09

取材・文/斉藤和美 写真/尾崎篤志

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