「SONGS OF TOKYO Festival 2020」布袋寅泰が世界を圧倒!! 感涙する海外ファンに「胸が熱くなって涙が出そう」2020/11/01
関ジャニ∞の村上信五さんがホスト(司会)を務め、日本の音楽を世界に発信している「SONGS OF TOKYO」(NHKワールド JAPANほか)の年に一度のフェスティバルが、10月に開催されました! 4回目となる今年は、日本のトップアーティストが“音楽のチカラ”を信じて、新型コロナウイルスと闘う世界へエールを送ることに。海外でも人気を博す日本のアーティストたちが、東京・渋谷のNHKホールで、全世界に向けてどんなパフォーマンスを見せたのでしょうか。
11月1日の放送には、世界的ギタリストの布袋寅泰さんが黒いスーツでさっそうと登場。最初に、映画「キルビル」のテーマ曲にもなった「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」を演奏しました。布袋さんの後ろに東京タワーが見える夜景や、2人の男が月明かりの中で戦っているシーンなどが現れることで、曲の世界観がより強く伝わってきます。2曲目の「FLY INTO YOUR DREAM」では、幻想的な星空をバックに心にしみるメロディーが奏でられました。長尺のギターソロ部分では、新型コロナウイルスと闘っている医療従事者などが映し出され、その演奏はまるで彼らへのエールのようにも聞こえました。
今や布袋さんの代表曲でもある「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」について、「海外ではまだまだ無名の僕ですけど、この曲だけは『キルビル』やテレビのコマーシャルなど、いろんなところで聞いてくださっているから、世界中の方が知っていると思います。先日、イギリスの税関で職業と名前を聞かれて『Japanese guitarist』と言ったら、『キルビル』のギタリストかと言われたんですよ。ただ悔しいことは、海外のフェスでたくさんの方に声を掛けてもらった時に、『君は“キルビル”のカバーっぽいね』って言われて(笑)」と布袋さんが笑いながら話すと、村上さんとホランさんが「オリジナルですから!」と突っ込む場面も。
また、11月25日にリリースされるアルバム「Soul to Soul」の制作過程も明らかに。「今回は日本を入れて世界7カ国のアーティストとのコラボレーションアルバムなんですよ。元々はコロナが始まる前に考えていたんです。結果的にオールリモートでの収録になって。スタジオ収録など全部自分でやったんですよ」と楽しそうに振り返りました。初めてのことばかりで大変だったと思うのですが、その苦労をものともしないとはさすがですよね!