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「エール」待望の本放送再開! 注目は森七菜&ハナコ・岡部。想像を超(こ)エール芝居に震(ふる)エール!?2020/09/11

――五郎役に岡部さんを起用した理由を教えてください。

「五郎は本当に純朴な青年で、悪いことをしなさそうな人です。なので“純朴”という言葉が似合う青年を探していました。まさに岡部さんのような優しそうで素朴な人がイメージでした。どのくらいの力量があるのか、若干不安な部分もあったのですが、実は最初にお会いした時、オーディションのような形で『弟子にしてください!』という部分を演じてもらいました。そしたら顔を真っ赤にして、目に涙をためながら『先生の曲が大好きで! 家族を捨てて来たので、弟子にしてください!!』と熱い演技をされて…。演出陣も納得し、その場で決めさせていただきました。時々スタジオの前で目をつむって、セリフを何回も何回も練習していたので、努力家だなと思いました。素晴らしい演技をしていただいたので、起用して本当によかったです」

――ドラマ初出演の岡部さんには、撮影現場に入ってから演技指導はされましたか?

「五郎と同じく“創作”の夢を追っている梅を演じる森さんは、“どんな芝居でも受けて返す”という女優さんです。2人の関係をどう見せていくか話し合いながら作っていったと思います。『エール』の出演者は皆さん仲がいいので、楽しい現場で撮影ができてよかったです」

――「エール」は多くの名曲を楽しめることも魅力の一つですが、後半ではどのような楽曲が登場するのでしょうか?

「曲を聴いて、いいなと思ったのは、戦争孤児救済のために制作されたNHK連続ラジオドラマ『鐘の鳴る丘』の主題歌『とんがり帽子』です。子どもたちが合唱する曲はすごく楽しいですし、元気になります。また、戦禍に巻き込まれた人々を励まし、平和への祈りを込めた『長崎の鐘』は名曲です。ほかにも久志が歌う『夜更けの街』は、うらぶれたり荒んだりする気持ちに寄り添う曲なので、“こんないい曲があったんだ!”と思いました。ぜひ楽しみにしていただければと思います」

――最後に、後半の見どころをお願いします。

「この後、だんだん戦争の足音が近づいてきます。裕一は『露営の歌』や『暁に祈る』、『若鷲の歌』など戦時歌謡を作曲することで、時代の波にのみ込まれていきます。自分が作った曲を歌って、兵隊さんたちが戦地に行く…つらい現実を目の当たりにします。そして戦後、皆さんがよく知っている『長崎の鐘』や『栄冠は君に輝く』などを作ります。有名な曲がたくさん出てくるところが後半の見どころです」

――ありがとうございました。

 裕一のモデルとなっている古関裕而さんは、多くの応援歌を作曲してきました。新型コロナウイルスの影響で、さまざまな行動がはばかれる昨今。大変な思いをしている人も多いと思います。“♪きっといつか今日の日も、意味を持って、ほら、耳をすませば、星の見えない日々を越え”られる気がします!

 そして! 待ちに待った本放送再開を前に、9月12日は「いよいよ来週から!連続テレビ小説『エール』再開SP」(NHK総合ほか)を放送。窪田さんと二階堂さんが対談するほか、土曜日ナビゲーターのバナナマン・日村勇紀さんも出演します。第14週以降の見どころやドラマに登場する名曲エピソードなど、後半の楽しみ方を紹介。これで再開を“迎(むか)エール”準備はバッチリですね! ぜひ、最後まで楽しみましょう。

【番組情報】

連続テレビ小説「エール」
NHK総合 月~土曜 午前8:00~8:15ほか 
NHK BSプレミアム・BS4K 月~土曜 午前7:30~7:45ほか 
※土曜は1週間の振り返り。
※9月12日は「いよいよ来週から!連続テレビ小説『エール』再開SP」を放送

NHK担当 M・I

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