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「デザイナー 渋井直人の休日」主演・光石研のプライベートに迫る!「僕は一切〇〇をしないから、そのシーンはちょっとドキドキ…(笑)」2019/01/23

「デザイナー 渋井直人の休日」主演・光石研のプライベートに迫る!「僕は一切〇〇をしないから、そのシーンはちょっとドキドキ…(笑)」

 バイプレーヤーとして見ない日はないくらいひっぱりだこの光石研さんが、俳優生活40年にして、ついに連続ドラマ単独初主演! その名も「デザイナー 渋井直人の休日」(テレビ東京)。おしゃれで自由な日々を満喫するも、女性編集者や美大生など次々に現れるヒロインたちに玉砕してしまう中年デザイナー・渋井直人を演じます。

 今回は、そんな光石さんを直撃。年齢も近く人となりもなんとなく似ている渋井と比べた時に、光石さんは果たして実際にどんな日常生活を過ごしているのか!? おしゃれな服の選び方から苦手なあの家事について、また思わず赤面したエピソードまで光石さんのプライベートに迫りました!

「デザイナー 渋井直人の休日」主演・光石研のプライベートに迫る!「僕は一切〇〇をしないから、そのシーンはちょっとドキドキ…(笑)」

──渋井直人は、周りから“こだわりの人”と呼ばれていますが、光石さんご自身が実際に日常生活においてこだわられていることがあれば教えてください!

「家で聴く音楽はこだわりがありますかね。インスタグラムでも好きな音楽の情報を公開したりして。こだわっている人は絶対に他の音楽を聴かなかったり、これは食べないとか決めている人もいると思うんですけど、そういうのは全くないですね。浅く広くかなぁ」

──ということは、結構いろんな音楽を聴かれたりするんですか?

「あ、音楽は好きなものしか聴かないかな。…そういうのがこだわりって言うんですね!?(笑)。なるほど、今気付きました(笑)」

──新たな発見でしたね(笑)。光石さんといえば、洋服の着こなしもすごくオシャレなイメージがあるのですが、服を選ぶ時の基準などはありますか?

「とにかく普通であること! ボタンダウンシャツとか。あまり奇抜なものじゃなく、どこでも手に入るようなものを選んでいるかな」

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──普通のレベルが高いんですね(笑)。渋井は料理も得意ということで、料理のシーンもあるようですが。

「僕、一切料理しないんですよ…。調味料の名前も、料理の名前も知らないし…。台本にあった“アクアパッツァ”とかも、『何ですか!?』って(笑)。スタッフに写真を見せてもらって『こんなの作れない』と話していました(笑)」

──台本では、渋井が結構こだわって料理していますよね。

「そう! だから現場で勉強しないといけないなってドキドキしてるんですけど(笑)。でも、今回ドラマのスタッフ陣が本当にすごい人たちばかりで、その中でもフードコーディネーターの飯島奈美さんというとても有名な方が来てくださるんで、いろいろ教えていただこうと思ってます。既に他の作品で何回も一緒に仕事をさせてもらっているので、すごくうれしいです。その時は手際だけ教えてもらったので、仕事の都度ちょっとずつ料理の知識が増えていますね(笑)」

──実際は料理をやらない光石さんが、渋井として料理をする姿が楽しみです!

「ちょっとドキドキしているんですよ。手際よくやらないといけないから、そこが心配です(笑)」

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──渋井はデザイナーということもあり「この世のあらゆる物が、僕のデザインの源だ」と周りの環境からアイデアを取り入れようとしますが、光石さんが日常生活で「これは俳優の仕事に取り入れられるなあ」と感じる出来事はありますか?

「僕の生まれ育った福岡県北九州市の八幡という町は、当時いろんな人が出入りしていたんですよね。ホワイトカラーやブルーカラーの方などいろんな人がいて、いわゆる職種のるつぼ。そんな環境で育ったのが、僕にとってものすごく良かったなと今になって思っています。幼い頃から人を観察するのが好きで、近所の八百屋さんや学校の先生のものまねをやってました。そういった経験が演技に役立っているし、いろんな大人の顔を見てきたというのが僕のデザインソースの源になっていると思うんですよね」

──なかなかないですよね。小さい時からいろんな大人に囲まれてというのは…。

「そうなんですよ! 1960~70年代当時はみんな元気で、ものすごく小さいエリアの中にいろんな職種の大人たちがうごめいていましたから。その経験が刷り込まれて、今の自分に生かされている気がします」

「デザイナー 渋井直人の休日」主演・光石研のプライベートに迫る!「僕は一切〇〇をしないから、そのシーンはちょっとドキドキ…(笑)」

──今はものまねされないんですか?

「ほとんどしないですね(笑)。ふざけて飲み屋でやったりしますけど、全然人に見せるレベルではないです! お恥ずかしい(笑)」

──ドラマでは渋井が女性アイドルのCDを買いあさっているところを仕事仲間に目撃されるなど「恥ずかしい!!!」と悶絶する姿も毎回印象的ですが、光石さんご自身は「最近恥ずかしかったな~」というような赤面するエピソードはありますか?

「撮影現場で、朝から駆け込まざるを得ないトイレ事情かな(笑)。着いた瞬間、バーッと駆け込むあの恥ずかしさ。今までは『おはよう!』とすまして現場に来ていたのに、限界の日は車を降りてトイレにバーッて駆け込むみたいなことがありますね(笑)。最近は現場に着く前に途中でトイレに寄るという手段もできてきたので、大分減りましたけど…恥ずかしいですね(笑)」

──切実なエピソード、ありがとうございます(笑)。 最後にドラマの見どころも含めて、あらためて視聴者の皆さんへメッセージをお願いします!

「50歳を過ぎたおじさんが、右往左往したり七転八倒する姿を木曜深夜に笑って見ていただければ幸せです。ぜひ皆さんで見て笑ってください!」

「デザイナー 渋井直人の休日」主演・光石研のプライベートに迫る!「僕は一切〇〇をしないから、そのシーンはちょっとドキドキ…(笑)」

【プロフィール】

光石研(みついし けん)
1961年9月26日生まれ。福岡県出身。ドラマ「フェイクニュース」(NHK総合)、「連続ドラマW コールドケース2~真実の扉~」(WOWOW)、「ハゲタカ」(テレビ朝日系)、「バイプレイヤーズ」シリーズ(テレビ東京ほか)、映画「教誨師」「君が君で君だ」「羊と鋼の森」「モリのいる場所」などの話題作に出演し、多方面で活躍している。

【番組情報】

木ドラ25「デザイナー 渋井直人の休日」
テレビ東京 
木曜 深夜1:00~1:30

取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当) 
撮影/蓮尾美智子



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