チョン・ヘインのデビュー10周年イベントに熱狂！はにかみ笑顔にファンもとりこ2023/10/13

　チョン・ヘインがデビュー10周年を記念したファンミーティングを9月30日、神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールで開催した。ここでは昼公演の様子をリポート！（写真はすべて夜公演のもの）

　オープニングで、尾崎豊の「I LOVE YOU」を韓国語で歌いながら登場したチョン・ヘイン。客席からの歓声に恥ずかしそうにはにかんで「緊張していますが、皆さんへの思いを込めて歌いました」と日本語であいさつ。ここから前半は、バンドを従えてのライブコーナーだ。

　2曲目は「僕にとって大切な作品」という、ドラマ「D.P.－脱走兵追跡官−」のOSTより「Crazy」を英語で歌い上げた。「もう、見てくれた方はいますか？」の問いかけに、観客が大きな拍手で応えると「わぁ～」と驚くヘイン。その顔を見たファンからは、より大きな歓声が送られた。

　続いては、スキマスイッチの「奏」を日本語で熱唱。「初めての日本語の歌。これからもっと日本の曲を皆さんにお聴かせできるように頑張ります」とコメント。そして、所属事務所FNCファミリーの祭典「2023 FNC KINGDOM」に参加することを発表し、「皆さんにもう一度会えるのが楽しみです。ぜひ、遊びに来てください」と、また日本で会える機会があることをうれしそうに伝えた。

　最後の曲は、主演ドラマ「スノードロップ」のOST（オリジナル・サウンド・トラック）から、バラード曲「Memories More than love」をしっとりと歌い上げ、ライブパートは終了。歌の合間のMCは通訳なしで、すべて日本語を使い、日本のファンのために準備してくれた誠実な姿に、ファンをますますとりこにしていた。

　後半は、客席からの「へイン（シ）」の掛け声に合わせて登場。司会者からあいさつを促されたへインは日本語で「会いたかったです。緊張しています」と話し始め、さらに韓国語で「日本の事務所の代表が『大きな会場を借りたよ』とおっしゃった時に、ちょっと無理をしすぎたんじゃないかなと心配したけど…」と言ったところで、客席が満杯であることを目にし「はぁ～」と一拍置き、「ありがとうございます」と感慨深そうな様子を見せた。「僕は皆さんのおかげで特別な人になれた気がします」と感謝の言葉を伝えると、大きな拍手が送られた。

　トークコーナーは、チョン・へインに関するA・Bクイズからスタート。クイズに勝った人はプレゼントとしてサイン入り写真がもらえるとあって、大盛り上がりの展開となった。さらに、出演作を振り返るコーナーでは、「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」の出演について、「『ハイクラス〜私の1円の愛〜』の撮影中に時間ができたため、呼んでいただきました。テヒオッパという役が皆さんからこれほど愛される役になるとは思わなかったです。短い出番ながらこんなに愛していただいてうれしい」と感謝。

　ブレークするきっかけとなった「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」に関しては、「韓国の数え年で30歳の時の作品です。そして、これから今までの年下男子という姿ではなく、また違った姿をお見せする予定です」と、今後の出演作を匂わせる発言に、会場は大いに盛り上がった。

　その後も演技を実際に舞台上で再現するコーナーで、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」のバックハグを照れながら再現。さらに会場のファンからの質問に答えるコーナーや、ゲームコーナーなど盛りだくさんの内容でファンを楽しませた。

　最後のあいさつでは「さぁ、ファンミーティングを始めましょうか？」と冗談を言い、愛嬌（あいきょう）を振りまいた後に「来年冬には映画『ベテラン2』が公開となりますが、その前に、皆さんが本当に気分よく笑えて、そして幸せになれるようなそんな作品でごあいさつできるようにしたいです」と、次回作にも言及。続けて「僕が尊重して、そしてすごく愛しているファンの皆さん、今日この時間を僕と一緒につくってくださって心より感謝しています。本当に皆さんのことが大切です」と、客席に深いお辞儀をして舞台を後にした。