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haru * hana

「BOYS PLANET」出演のユン・ジョンウ＆JAY来日インタビュー！ 2人が仲良くなったきっかけとは？2023/09/20

　今年2〜4月に韓国で行われたオーディション番組「BOYS PLANET」に出演し、デビューはかなわなかったものの、番組に出演したことで人気を得たユン・ジョンウとJAYが、日本で8月18日にファンミーティングを開催。イベントの前日に来日したばかりの2人にインタビュー！

――「BOYS PLANET」出演時の、お互いの最初の印象を教えてください。

JAY　「ジョンウさんの第一印象は、外見は冷たい感じがしたけど、中身は温かい人だなと思いました」

ジョンウ　「JAYは人と違う“バイブ”を持っていましたね。バイブっていうのは、人がかもし出す雰囲気とかオーラのことなんですけど、僕が普段知っている人たちとは違う感じがしました」

――2人で一緒にファンミーティングすることになってどうですか？

JAY　「本当に仲がいいので、仕事っていう感じがしないです」

ジョンウ　「JAYとは何回か一緒にやっていますが、いつも面白くていい思い出になっているので、今回もいい思い出をつくっていきたいと思います」

――「BOYS PLANET」では、韓国人以外の外国人も含めデビューを競ったわけですが、文化の違いを感じたこと、国柄的にこういう点がすごいなと思ったところなどはありますか？

ジョンウ　「僕が感じたのは、外国人のメンバーもそんなに変わらないと思いました。ほかの人たちへの配慮もそうですし、韓国の練習生と変わらない感じでしたね」

JAY　「僕自身は、番組に出演する前に韓国に何年か住んでいたので、そんなに大きな違いは感じなかったんですが、ほかの外国出身のメンバーたちが、自分の言葉で表現するのがやはり難しくて、それでも韓国語で一生懸命コミュニケーションを取ろうとしていたのがよかったですね。外国人だけど、みんな韓国で同じ夢を見て頑張っている感じがよかったです」

――JAYさんは、番組中にずっと上位をキープしていて、最終的にあと1歩のところで10位という結果でしたが、その時の気持ちは？　

JAY　「デビューグループには入れなかったんですが、そこまで残念には思わなかったです。この番組から得たものが思った以上にすごく多かったし、自分は10位までいけるとも思ってもいなかったので、10位っていう結果もすごいなっていうふうに思っていました」

――最終結果が出たその日は、どのように過ごしたのですか？

JAY　「終わった後『やっと終わった』とも思ったし、『もう終わったんだ』とも思いました。お母さんがアメリカからファイナルの生放送を見に来てくれていたので、お母さんと一緒に夕飯を食べた後は、疲れていたのですぐに寝ました」

――ジョンウさんは途中から順位がどんどん上がっていきましたが、その時の気持ちはいかがでしたか？

ジョンウ　「ただ『ああ、上がっているんだなぁ』と思いました（笑）。なぜなら、毎回毎回本当に最後だと思っていたので、いつ落ちても後悔がないようにしようと思っていました。『あ、順位が上がったんだな、もう1回チャンスをいただけたんだな』って、いつも思っていました」

JAY　「38位から15位に上がっていましたよね」

――2人が仲良くなったのには何かきっかけがあったのですか？

ジョンウ　「1回ご飯を一緒に食べました」

JAY　「ほかの練習生たちも一緒にご飯を食べましたね。レベルテストの時にもジョンウさんのことを尊敬していたのですが、その時から仲良くなれたと思います」

ジョンウ　「みんなで集まって出前でチキンとピザを頼んで『これからどうする？』なんていう話をしながら食べました」

JAY　「最初の順位発表式の直前だったので、もう最後かもしれないよねっていう話もしながら」

――JAYさんは「ディズニープリンスみたい」と話題になっていましたが、自分ではどう思っていましたか？

JAY　「僕も『塔の上のラプンツェル』に出てくる王子様、フリン・ライダーに似ていると思っていました（笑）」

ジョンウ　「あ〜、だからファンの名前がラプンツェルなんだね」

――ジョンウさんは、番組内で見事なリーダーシップを発揮されておりましたが、もともとリーダータイプだったのでしょうか？

ジョンウ　「いつもリーダーがほかに誰かいて、僕は一緒に話をして進めるっていう感じでした。今回、番組で初めてリーダーをやることになって、自分ではうまくできたとは思っていなくて、とても大変だな〜と思いました」

JAY　「ジョンウさんが『HOME』のチームでリーダーでしたが、僕はショックでしたね。あまりにも上手にやっていたので（笑）」

――この番組を通して得たことはどんなことですか？

ジョンウ　「本当にもう人生のすべてを得たって言ってもいいくらいです。応援して愛してくださるファンの方もたくさん増えて、同じ夢を持っている仲間にも出会えました。横でサポートしてくださる方たちにも出会うことができて、環境が変わりました」

JAY　「今まで歩んできた自分の道が間違っていなかったっていう結果を得たと思います」

――ジョンウさんが、PENTAGONのフイさんとトイレで人生について真剣に語ったというインタビューを読みましたが、フイさんと話したことで感じたこと、学んだことなどはありますか？

ジョンウ　「僕がそんな話をしましたか？（笑）。フイさんと話をしようとしてしたわけじゃなくて、撮影をしていない時に、ただお風呂場でそれぞれ足を洗っていたんですが、その時にいろんなことを話していたら、2時間近く経っていたという感じです。お風呂場の床に座って、お互い正直にいろんなことを話しました」

――何かフイさんから学んだことなどありましたか？

ジョンウ　「フイさんにはもともと憧れていて、すごくかっこいいと思っていたアーティストの方だったんですが、この時にいろいろ話してみて、自分と同じように大変な思いをして、同じような悩みも持っていて、本当に自分と変わらない同じ1人の人間なんだな、というふうに思いました。お兄さんとしてのアドバイスをたくさんしてくれて、とても力になりました」

――JAYさんはアメリカ出身ですが、K-POPが好きになったきっかけは？

JAY　「2016年にK-POPが好きな友達がいて、そこから気になってYouTubeで検索してミュージックビデオを見始めたんです。BTS先輩の『FIRE』を見て、すぐにほれてしまいました。その時からK-POPファンになりました」

――それで韓国まで行って、ここまで来るのはとても大変だったのでは？

JAY　「正直、本当に僕もどうやってここまで来たのか分からないぐらいですけど（笑）。韓国に行ったばかりの時は言葉も分からないし大変でした。個人レッスンをちょっと受けていたんですが、みんな韓国人でコミュニケーションがうまく取れてなくて、結構寂しかったんですけど、今はその時に比べるとずっと幸せな生活を過ごしています。大変だったけど、でも幸せな過程だったと思います。これからも一生懸命頑張ります」

――ジョンウさんは、一番支えになった人はキム・ジウンさんと言っていましたね。

ジョンウ　「そうですね。ほかのメンバーももちろん力になりましたが、最初に支えになったのはジウンさんです。JAYも力をくれたし、チーム全員が力になってくれましたが、本当に最初の最初がジウンさんでした」

――何かジウンさんとの面白いエピソードなどあります？

ジョンウ　「ジウンさんは朝起きないです。僕も起きないので、2人とも一緒に遅刻をしたことがあります（笑）」

――JAYさんはYouTubeで宇多田ヒカルさんの歌をカバーしていましたが、ほかに歌ってみたい日本の歌などありますか？

JAY　「カバーしてみたい曲が1曲あります。藤井風さんの『死ぬのがいいわ』です」（と言って口ずさむ）

ジョンウ　「怖い歌詞ですね（笑）」

JAY　「歌詞は分からないけど、曲がいいですね」

――ジョンウさんは歌ってみたい日本の曲はありますか？

ジョンウ　「僕は好きな曲があって、映画『君の名は』のOST（オリジナル・サウンドトラック）の歌をやってみたいです。『なんでもないや』『スパークル』『前々前世』と、みんな好きです。初めて聴いた時にハマりました」

――もう歌えますか？

JAY　「う〜ん、（日本語で）駄目（笑）」

――ジョンウさん、BTSのジョングクさんの「SEVEN」のダンス動画をSNSにアップして、ご本人から「いいね！」をもらったと話題になっていましたが、あのダンスの難しいところは？

ジョンウ　「指を使うポイントダンスがあるのですが、『Monday,Tuesday〜』のところ、指を広げるのが本当に難しいです。一番大好きなアーティストがジョングク先輩だったので、先輩に認められたっていうのがとてもうれしかったですね」

――JAYさんは日本に来るのは初めてですよね。来てみていかがですか？

JAY　「日本のアニメとか映画が好きで見ていたので、夢みたいな絵を予想していましたが、予想していたものと実際がすごく近いなと思いました。美しくて、また旅行で来られたらいいなって思います」

ジョンウ　「僕が日本に初めて来た時も同じように思いました。漫画とか映画と、本当に一緒なんだなと思いました」

――日本に慣れているジョンウさんから、日本のことを何かおすすめするなら？

ジョンウ　「焼き肉は本当に1回ちゃんと食べないと駄目です（笑）。ちゃんとした焼き肉ですよ！　お店の名前は忘れちゃったんですが、本当においしかったです！」

――では、何か気になっていることをお互い質問し合ってみてください。

ジョンウ　「ごはん食べた？」

JAY　「はい（笑）」

ジョンウ　「お互い気になることなんてあんまりないんです（笑）」

JAY　「兄さん、足のサイズは？」

ジョンウ　「27cmです」

――どうして足のサイズが気になったのですか？

JAY　「ん〜、ただなんとなく（笑）」

ジョンウ　「ほかに気になることなかったからでしょ？（笑）」

――それでは、今後の活動予定を教えてください。

ジョンウ　「いろんな活動の準備をしながら、これからもお互い一緒に何かできたらいいなと思います。機会をたくさんくだされば一生懸命やります」

JAY　「これからお兄さんと一緒にできる活動があるかもしれないので、それは楽しみにしていてもらえたらと思います。個人的にもレコーディングをほぼ毎日やっていますし、ソロデビューの準備もしているので、たくさん関心を持ってください。お願いします」

――最後に、日本のファンに一言お願いします。

ジョンウ　「韓国でイベントをやったり海外でやったりしても、本当にたくさん来てくれてとてもありがたいです。こんなふうに直接会えるのがとてもいいと思うので、もっと頻繁に会えるようにこれからも努力して、いい姿をお見せしたいです」

JAY　「愛するラプンツェルへ。いつも愛してくださりありがとうございます。これからもいい歌手になれるように一生懸命頑張ります」

取材・文／haru*hana編集部　撮影／蓮尾美智子