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「西村京太郎トラベルミステリー72」高橋英樹が語るシリーズが愛される理由2020/07/26

 ミステリー界の重鎮・西村京太郎さんが手掛け、時刻表や鉄道にまつわるトリックを解明しながら事件の背後に潜む人間ドラマを描く「西村京太郎トラベルミステリー」。72作目となる今作は、40年以上の歴史の中で初めて北海道・新十津川町で撮影が行われ、十津川警部が新十津川で事件の真相に迫ります!

 今夜の放送では、大学教授の大島健蔵(久松信美)が都内の路地で何者かに刺殺されるところからスタート。臨場した十津川警部(高橋英樹)と亀井刑事(高田純次)は、大島が「十津川…」と言い残したことを知ります。面識がなく戸惑う十津川は、現場付近の防犯カメラに映っていた不審な男の手がかりをつかむため、准教授の早瀬由美(黒谷友香)、研究を支援する会社社長・中園宏司(中村俊介)から事情を聞くことに。すると、その男は2人の幼なじみである赤池庄五郎(松尾諭)であることが発覚。3人は北海道・新十津川町の出身で、赤池だけが地元に残って農業を継いだといいます。故郷へと逃亡した赤池の足取りを追って、十津川と亀井も新十津川町へ向かうと猟銃を手に町役場に立てこもる赤池の姿が。「札沼線を撤回しろ!」とむちゃな要求をする赤池だが、その意図とは一体何なのか。3人それぞれが抱える思いとは…。

 さて、今回は主演を務める高橋さんにインタビュー取材を敢行! 70作の大台を超えたシリーズへの思いや、北海道での撮影の様子などをたっぷり語っていただきました。

――今回72作目を撮影すると聞いた時の、率直な感想を教えてください。

「うれしい限りです。70作くらいで終わるかなと思ったのですが…(笑)。コンビネーションもいいですし、共演者も仲がいいんです。続くものなら続いてほしいと思っていたので、72作目の作品に巡り合えたことはうれしかったですね」

――70作で終わるかなと思っていたとのことでしたが、ここまで来たらどこまでやりたい!という思いはあるのでしょうか?

「電車を使ったり、地方に行ったりしなければいけないので大変なのですが…。その分、地方の方たちとコミュニケーションがとれたり、共演者のみんなとはしんどい分だけ一緒に作り上げている喜びみたいなものを感じられるので、こういう作品が残ってくれるとありがたいなと思います。役者としては、できる限り続けたいですね。欲をいえば80作!」

――80作ですか! 私も80作目を見るのが楽しみになってきました!! 80作目まであと8作ほどありますが、「トラベルミステリー」としてチャレンジしてみたいことはありますか?

「まだ行ったことのない場所に行ってみたいですよね。電車は、日本が発達する原点だと思うんです。線路が通ったから町が発達した。だから、電車が走ってるだけでドラマがあるみたいなところがあるんです。これからも、電車とそこに住む人々の姿をうまく描けたらいいなと思ってます」

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