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20歳になったばかりの人気タイ俳優・Phuwinが抱く大きな夢とは?「週刊TVガイド9/22号」に登場!2023/09/19

20歳になったばかりの人気タイ俳優・Phuwinが抱く大きな夢とは?「週刊TVガイド9/22号」に登場!

 主演ドラマ「Fish Upon the Sky」、「Never Let Me Go」で人気を確かなものとしたタイの若手再注目俳優の1人、Phuwin(Tangsakyuen)。発売中の「週刊TVガイド9/22号」に登場し、相棒であるPond(Naravit Lertratkosum)との心温まるやりとりや、6月にタイ・バンコクで開催された「LOVE OUT LOUD FAN FEST 2023」での涙の真相など、20歳の素顔を明かしてくれた。TVガイドWebでは、7月に開催した来日ライブイベント「GMMTV MUSICON」の感想や裏話、“いつかきっとかなえたい”という大きな夢について語った。

――GMMTV MUSICON」を終えて、いかがでしたか?

「『MUSICON』のメンバーに選ばれた時、事務所がすごく期待してくれているんだと思いました。練習期間はあまり長くなかったのですが、みんなのスケジュールが合う時には、期待に応えたいとしっかり準備しました。今まで日本でやってきたイベントとは構成が違うので、どうなるかなと思っていたんですけど、反響がすごくよくて。ファンがたくさんいて、みんなの声がすごくよく聞こえました! とてもパワーのある瞬間(モーメント)で、すごくうれしかったです」

――ソロステージは、どんな時間にしたいと思いましたか?

「僕はまだ持ち歌がそんなに多くないし、アーティストとしてはスタート地点にいると思っています。今回は皆さんに、現在の僕の潜在能力を見せる時間にしたいと思いました。『Never Let Me Go』のOST(オリジナル・サウンドトラック)、『เพื่อเธอแค่หนึ่งเดียว(Living For You)』を選んだ理由は、この曲を聴けば、ファンはすぐに僕の曲だと分かってくれると思ったから。そして、サビの中国語の歌詞を日本語に置き換えて歌いました。2曲目の『เจ็บที่ยังรู้สึก』は、GMMTVに入る前から好きだった曲です。どこでも歌ったことがなかったんですが、今回はいい機会だし、歌いたくて。最後は『ข้างๆ』。『Fish Upon the Sky』のOSTなんですけど、日本にはこのドラマを好きな人がかなり多いと思ったんです。みんなに幸せを与えられて、一緒に歌える曲なんじゃないかなと思って、最後の見せ場として選びました。ちなみに途中でジャケットを脱いだのは、僕自身はサービスだと思っていなくて(笑)。すっごく楽しく歌って、体がすごく熱くなったんです。曲のエネルギーのおかげで気分がのってきて、脱いじゃいました(笑)」

――そうだったんですね(笑)。そして、あらためて20歳のお誕生日おめでとうございます。

「(日本語で)ありがとうございます。あの日の夜中の12時、何してたっけなぁ? あぁ、ギターとピアノを弾いていました。知り合いから、たくさんメッセージも来ました! 20代になったことで、俳優としてはさらにいろんな役柄を演じられると思います」

――10代での、一番の思い出は?

「いい思い出という意味では、大学1年生になった時です。新しい友人がたくさんできて、今まで親しくなるとは思ったことのないタイプの人ともすごいスピードで親しくなりました。友達と遊びに行って楽しいことをしたり、今まで経験したことのないことをしたり、同時に芸能界の仕事を本格的に始めて、『Fish Upon the Sky』に出たり。大学に入学して、世界が開けた感じがしました。それに、その頃はちょうど大学がオンライン授業だったので、全く勉強しなくてよくてめっちゃハッピーでした(笑)」

――20代でやりたいことは?

「いろいろあるんですけど、一つ挙げるなら、時間があれば修士課程に進みたい。絶対にできるという保証はないので、ただ僕がやりたいと思っていることです。学ぶことが好きっていうわけじゃないんですけど、修士コースと大学の4年間では教わる知識も内容も違うし、実際に仕事に生かせるかなと思うから」

――勉学を含め、Phuwinさんはでもできるイメージがあるのですが…でも、特技を一つ挙げるとするなら?

「ありがとうございます(笑)。僕が一番得意なことは“分析”です。例えば、ピアノが弾ける、ギターが弾ける、日本語がしゃべれるということの前に、対象をよく理解して、どういう方法でスキルを磨くか、どういうタイミングで取り組むかを分析するんです。そうしてきちんとやり方を分析すれば、どんなことでも、誰でもスキルは磨けます」

――それはご自身で気付いたことなのでしょうか? あるいは、ご家族や周りの人の教えだったのでしょうか?

「自分で気付いたことと、父と母に教わったこと、両方だと思います。父がエンジニアで、僕も工学部なんですけど、工学部には“データを集めて分析する”という作業があるので、それがとても役立っていると思います」

――今、新しく挑戦しようと分析していることはありますか?

「ふふふ…あります、2~3種類。でも、言えません(笑)。来年には、絶対見られますよ」

――楽しみです! お仕事の幅はますます広がって、先日は韓国のイベントでトム・クルーズさんとお仕事をしていましたね。

「(興奮したように)本当にアメージングなイベントで、“once in a lifetime experience”、人生で一度きりの、もう二度とない経験なんじゃないかと思いました。これが仕事だと思わなかったぐらいすごく楽しくて、あの瞬間のすべてをしっかりと覚えておきたいと思いました。(トム・クルーズは)とってもかっこよかったです!」

――今後グローバルな舞台で、挑戦してみたいことはありますか?

「あります。チャンスがあれば、一度はハリウッド映画に出てみたい。だけど今はまだ、僕の演技のスキルが足りないので…。出演できるレベルに到達するまでスキルを磨いて、いつかきっと出てみたいです」

※Phuwinのロングインタビュー&グラビアは発売中の「週刊TVガイド9/22号」に掲載。

取材・文/新亜希子 撮影/後藤倫人 通訳/高杉美和 
ヘア&メーク/TAKE、YUKARI、TOMOMI



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