「ノッキンオン・ロックドドア」、早くも“ダブル探偵VS犯罪コンサルタント”の戦いが！ “不可能犯罪”に高ぶる倒理に氷雨は…2023/08/05

　テレビ朝日系で放送中のドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」。SixTONES・松村北斗さんとなにわ男子・西畑大吾さんがダブル主演を務める本格ミステリー作品は、初回拡大スペシャルの放送開始からたった2分で「#ノキドア」がＸ（旧Twitter）で世界トレンド1位を獲得、さらに第1話の見逃し配信が100万再生を突破するなど、その熱は初回を終えてもなお高まり続けている。

　御殿場倒理（松村）×片無氷雨（西畑）のバディの姿、難事件のトリック（＝HOW）と人の心情が関わる動機（＝WHY）が繊細に描かれている堤幸彦監督の演出、そして第1話のラストに明らかとなった物語を揺るがす重要キャスト・糸切美影（早乙女太一）の登場…ますます目が離せない本作だが、本日8月5日放送の第2話では早くも美影が暗躍する予感。さらに倒理はどうやら気持ちが高まっているようで…？

　第2話はまず冒頭から見逃せない。ドラマのPR映像（https://www.youtube.com/watch?v=mmnFoOsfDjM）や第2話予告（https://www.youtube.com/watch?v=70OaUd_W-rY）でも描かれている倒理と氷雨がお互いの髪の毛をつかんでもみくちゃになっているシーン、早くもその裏側が明らかとなる。見れば思わず「#ほくだい」「#ノキドア」「#ノッキンオン・ロックドドア」と打つ手が止まらなくなるであろうほっこりシーンは注目だ。

　…と、本題はここではなく、今回の注目はやはり糸切美影の存在。警視庁捜査一課の刑事・穿地決（石橋静河）から事件発生の連絡をもらった倒理と氷雨は、事件現場へ。3年前に不正献金疑惑で世を騒がせた元衆議院議員・南雲弘伸（大河内浩）が、自ら開催したパーティーでスピーチの最中に突然苦しみ出し、搬送先で死亡するという事件で、スピーチ直前に南雲が口にしたシャンパンからは毒物が検出。さらに、会場の入り口には毒物が入った小瓶と共に、古典落語「死神」の一節が“あえて”記された紙が残されていた。穿地だけでなく、事件現場に駆けつけた2人にも“ある人物”…糸切美影の存在が脳裏に浮かぶ。

　事件の詳細を穿地に聞いていくと、シャンパンは給仕係のトレーからランダムに取ったものだといい、しかも会場内の飲食物からは一切、毒物が検出されなかったことが明らかに。さらに、その一部始終は動画で収められていた。一体誰が、いつ、どうやってグラスに毒物を混入し、南雲の手にだけ渡るようにしたのか。まさに事件は“衆人環視の毒殺”。先の読めない事件に、氷雨や穿地が困惑する中、ただ1人、倒理は高ぶっていた。「美影が作り出したトリックに不可能と不可解専門のダブル探偵が挑む」――早くも“ダブル探偵VS犯罪コンサルタント”の戦いに火花散る展開が期待できそうだ。

　“不可能”専門として、早くも気合が入る倒理。いつ毒を混入したのか、他殺か自殺か、周囲の人物との関係性、さまざまなことで頭を悩ませる倒理と氷雨は、一度事務所へ。そこで、薬師寺薬子（畑芽育）が口にした“ある疑問”から、早くも登場人物たちのバックボーンが明らかとなる。冷静沈着な穿地も思わず感情があふれ出すこのシーンは、第2話の注目ポイントになるだろう。

　やがて、南雲に関わる人物として、もっとも関わりの深かった秘書の浦和敬人（丸山智己）に接触した倒理と氷雨。次第に事件のトリックのみならず、南雲の行動原理にも“不可解”専門の氷雨が違和感を覚え始めた…そんな矢先、予想外の事態が2人に襲いかかる。次週が気になってしまうこのシーンは、最後まで見逃さないでほしい。

　さらに、犯罪コンサルタント・美影も動き始める。第1話では何者かと電話で話す姿が描かれていたが、今夜も誰かと話しているようで…？　その姿を見れば、思わず「え!?」と声に出してしまいそうなその人物にも注目だ。