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ついに真犯人の目的が明かされる「テセウスの船」、プロデューサーが語る今後の展開と竹内涼真の気迫2020/03/09

 警察官の父・佐野文吾(鈴木亮平)が犯人として逮捕された、31年前に起きた大量殺人事件。竹内涼真さん演じる息子の田村心が、事件の真相を追うために現代から過去(平成元年)にタイムスリップし、笑顔にあふれた家族の幸せを守るため、過去を変えるというタブーに挑む本格ミステリー「テセウスの船」(TBS系)。

 3月8日放送の第8話で、ついに大量毒殺事件当日を迎えてしまった心。しかしお楽しみ会に現れた犯人の加藤みきお(柴崎楓雅)をただただ監視することしかできず、なお一層、心と文吾を翻弄し続けるみきおに、いら立ち、焦るばかり。冷めた表情のみきおに言い捨てられた「心先生は全然分かってないよ」という言葉の意味に気付きかけた時には、既に母の佐野和子(榮倉奈々)ら家族が襲われていて…。また、みきおが文吾に言い放った「鈴ちゃんのためだよ。正義の味方は僕一人だけでいい。邪魔者は消えてもらう」という言葉の意味も、まだ謎のまま――。

■第9話あらすじ(3月15日放送)

 文吾が向かった場所を突き止め、後を追った心は、意識不明で重体のみきおがパトカーに残されているのを発見。そこには文吾の姿はなく、連絡も取れない状態。さらに行方不明の文吾に殺人未遂容疑がかかり、宮城県警の監察官・馬淵(小籔千豊)が家宅捜索をするために佐野家を訪れて…。そして佐野家に押し寄せ、和子らを追い詰めるマスコミの記者たち。事件を阻止してもなお家族が苦しむ状況を見た心は、真犯人の執念深さを感じ取り…。

■ついに、真犯人の目的が明かされる第9話

 大量毒殺事件を阻止しようと心が必死に駆け回るも、そのすべてが裏目に出てしまっているのではないかと思ってしまうほど、一枚も二枚も上手な真犯人の存在がだんだんと明らかに。本作を手掛ける渡辺良介プロデューサーは「第9話では、真犯人の目的が明かされます。これまで父親を殺人犯にしないために心は動いていましたが、別の事件で殺人犯にされてしまいました。そこには阻止したかった状況と同じ状況が待っていて、また家族が苦境に立たされてしまう」と、今後も苦々しい展開になることを示唆します。

 まだ物語の中盤を撮影中だった取材時点(2月上旬)において、既に真犯人となる役を演じているキャストの方には「あなたが真犯人です」と伝えたそうで、「(真犯人となることは)想像していなかったと思います(笑)。ほかのキャストの方々は、知っている人もいれば知らない人もいる、という状態です。皆さん『自分が犯人かもしれない』と思って演じてくださっています。和子役の榮倉さんでさえ、『真犯人が誰なのか、楽しみにしてる』とおっしゃっていました」とのこと。主演の竹内さんには明かしたそうで「『えっ! マジっすか!?』と驚いていました(笑)。原作は敢えて読んでいないとおっしゃっていたのですが、どんなエピローグになるのか、興味津々でしたね」と、出演者の皆さんも視聴者と同じような気持ちで物語を“楽しんで”いる様子。

■「もっと肩の力を抜いてもいいのに」って思うくらいです

 渡辺Pに竹内さんの印象を伺うと「初の『日曜劇場』主演で、さらにゴールデン・プライム帯の連続ドラマとしても初主演を務めるということで、気合が入っているのが伝わってきます。『もっと肩の力を抜いてもいいのに』って思うくらいです。休憩中もずっとセリフを唱えていて、そんな気迫が画面を通して出ていると思いますし、『いくぞ!!』っていう強い意志を感じていただけるんじゃないかなと思います。そんな竹内さんの姿に、制作スタッフもなんとか応えようと食らいついていますね。竹内さんのパワーが作品を引っ張っています」と、心(しん)の熱い思いに心(こころ)を動かされて協力し始めた文吾や田村由紀(上野樹里)がいるように、撮影現場でも、竹内さんの熱を帯びた空気、そしてエネルギーが満ちているからこそ、このような熱い作品が生まれているのだと感じました。

 なかなか状況を好転させることができない心に、いら立ちを覚えてしまう方もいるかもしれません。しかし「第9話では、心が○○を読み解くんです」と渡辺P。第8話では文吾の筆圧に目を付けるという洞察力を見せた心ですが、今後はどのように事件に立ち向かっていくのでしょうか。

【番組情報】 

「テセウスの船」 
TBS系 
日曜 午後9:00~9:54

TBS担当 M・M

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