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「イタズラジャーニー」チーフプロデューサーが語るスペシャル回の見どころ!「みんなうれしそうでしたよ、フット・後藤さんがいたずらを受けている時は!(笑)」2023/01/07

「イタズラジャーニー」チーフプロデューサーが語るスペシャル回の見どころ!「みんなうれしそうでしたよ、フット・後藤さんがいたずらを受けている時は!(笑)」

 旅の道中、かまいたち(山内健司、濱家隆一)、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)にさまざまないたずらを仕掛ける旅番組「イタズラジャーニー」(フジテレビ)が、1月7日に土曜プレミアム枠で放送! 毎週土曜午後6:30から放送しているレギュラー放送は関東ローカルとあり、リアルタイムで見ることができない人たちも多いが、今回は全国ネットでオンエア! かまいたち、チョコレートプラネットの嫌がりっぷりや、どうにかしていたずらを回避しようと模索・格闘する姿は必見だ。

「イタズラジャーニー」チーフプロデューサーが語るスペシャル回の見どころ!「みんなうれしそうでしたよ、フット・後藤さんがいたずらを受けている時は!(笑)」

 今回の舞台は、茨城。かまいたちとチョコレートプラネットに加えて、2組の大先輩・フットボールアワーの後藤輝基さんもいたずらを受ける旅人として参加。スタジオにいるイメージが強い後藤さんに、どんないたずらが待っているのか。また、いたずらの仕掛け人として、トムブラウン・みちおさんややす子さんなど豪華なラインアップがそろい踏み…! 番組史上最高の高さの逆バンジーや、驚きの仕掛けが施された大玉が転がってくるなど、1秒たりとも見逃せないスペシャルな回となっている。

 放送に先駆け、チーフプロデューサーを務める松本祐紀さんに今回の見どころやレギュラー放送開始後の反響、番組制作秘話などをたっぷりと語ってもらった。

「イタズラジャーニー」チーフプロデューサーが語るスペシャル回の見どころ!「みんなうれしそうでしたよ、フット・後藤さんがいたずらを受けている時は!(笑)」

――レギュラー放送開始から3カ月ほどたちましたが、反響はいかがでしょうか。

「午後6時30分の放送でローカルの枠なんですけど、社内の評判はすごいんです。言い方が悪いですけど、『唯一、自分で録って見てる!』と言われることもあるぐらい、社内にはコアなファンが多いです。この番組は、一応シーズンごとにいたずらを仕掛ける地域を変えてるんですよね。最初は愛知に行って、12月は静岡編を放送しました。今回、全国ネットのスペシャルで茨城編をやります。(普段は)30分という枠の中で、どう輪切りにしても面白く見られるということを考えながら作っています。今回も2時間10分を通して、ずっと人を笑かすことができるかな…ということを命題に考えて作りました」

――仕込みや準備がものすごく大変な番組かと思うのですが、ロケまでにどんな準備をされているのでしょうか。

「次のロケが1月の半ばとかにあるんですけど、これの場所を決めているのが昨年の11月ぐらいですかね。ざっくりと場所を決めた上でそこに行って、面白いいたずらが仕掛けられそうな場所をまずリサーチします。例えば、水族館やなんとかパークみたいな場所がないかなと。アトラクションみたいなのがあると、いたずらを仕掛けやすいので。単純な町だとなかなか…。この間、神奈川・横浜に行ってきたんですけど、横浜中華街っていう町を使ったいたずらを仕掛けて面白くできたと思っています。そういった感じで、2カ月ぐらい前には(ロケをする場所を)決めてロケハンして、いたずらを仕掛ける場所を決めて、どんないたずらをしようかみたいな流れです」

――坂から転がってくる大玉が印象的ですが、坂があるところをまず探すのでしょうか。

「まず坂があるところを探します(笑)。坂ありきの番組なんで、とにかく坂を探せ!という感じですね(笑)。それこそ、兵庫・神戸の観光の方とかから『神戸でやってくれませんか!』みたいな連絡をいただくんです」

――各地の観光協会の方も目を光らせているんですね。

「でも(神戸は)坂が多すぎて、ちょっと演者の体が持たない…みたいな(笑)。坂を見ると、玉を転がしたくなるスタッフがいるので(笑)。やっぱり坂ありきで考えていますね」

「イタズラジャーニー」チーフプロデューサーが語るスペシャル回の見どころ!「みんなうれしそうでしたよ、フット・後藤さんがいたずらを受けている時は!(笑)」

――レギュラー放送が始まってすぐにプロ野球の日本シリーズがあったりと、飛び飛びになった時期もありました。

「(レギュラー放送が)始まって一発目があって、その後2週、野球の放送でなくなっちゃったりしたので、実はあんまり放送した気になっていないというか…(笑)。スタッフとしては、『結構先まで撮っているけど、まだここまでしか放送してなかったんだっけ!?』みたいな感じなんですよね。年明けてからの放送はほとんど飛ばないので、ここでどうやって視聴習慣をつけていこうかなと思っています」

――視聴習慣というと、キャイ~ン(ウド鈴木、天野ひろゆき)らが出演し、ほのぼのとした姿が長年愛され続けた「もしもツアーズ」の後枠での放送ですが、枠を引き継ぐ上で難しさなどあったのでしょうか。

「4人は“もしツア”やりたいって言っています(笑)。最初オファーが来た時に、もしツアには視聴習慣がもちろんあったから、旅の情報みたいなこととかも入れた方がいいのかなって、ちょっとは思ったんですよ。でも、編成の方とかが『そんなこと求めてねえから、思い切ってやってくれ』と。その一言でほのぼの感は忘れました(笑)。ちょこちょこ本当のジャーニーの部分も入れていますけど、やっぱね、いたずら食らってる時の方が面白いんですよね(笑)。この間、水族館の回をオンエアしたんですけど、カワウソとかとじゃれ合っていたりとか、そういういいところもあるんです。でも、やっぱり早くいたずら来いって思うじゃないですか、この番組に関して言うと」

――ついつい求めてしまうかもしれません(笑)。

「もちろんリラックスする時間も大事なんで、そういうところも作ってはいますけど、リラックスの時間はいたずらへのフリですからね(笑)」

「イタズラジャーニー」チーフプロデューサーが語るスペシャル回の見どころ!「みんなうれしそうでしたよ、フット・後藤さんがいたずらを受けている時は!(笑)」
「イタズラジャーニー」チーフプロデューサーが語るスペシャル回の見どころ!「みんなうれしそうでしたよ、フット・後藤さんがいたずらを受けている時は!(笑)」

――(笑)。今後そういった視点でも見たくなりました。今回のスペシャルは新年最初の土曜プレミアム枠での放送です!

「過去だと、1月一発目の“土プレ”って、『人志松本のすべらない話』とかやっていたかと思います。本当にありがたいですし光栄ですけど、うちの番組でふさわしいのかと…。いろいろと連呼していたりするので…(笑)」

――先ほどもお話に出てきましたが、社内評価も相まって任せるぞ!という感じなのかなと思いました。

「過去(特番時代)に土プレでやったこともあるんですけど、その時にも数字(視聴率)がそこそこ出ました。そこが評価されているのかなと。特番時代の評判もすごいよかったんです。面白いって言ってくださる方がすごくいたので。それも含めて、ちゃんと数字を取れよ!っていうこともあるとは思いますけど、面白いものを一発目の土プレでやろうぜ!という意気込みなのかなと。そういうふうに勝手に受け止めております」

「イタズラジャーニー」チーフプロデューサーが語るスペシャル回の見どころ!「みんなうれしそうでしたよ、フット・後藤さんがいたずらを受けている時は!(笑)」

 今回のスペシャル放送では、普段、いたずらを受けなさそうな(!?)フットボールアワーの後藤輝基さんも登場。松本チーフプロデューサーには、後藤さんとかまいたち、チョコレートプラネットの雰囲気などまだまだ熱く語ってもらっています!

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