「警視庁強行犯係樋口顕Season2」内藤剛志を支える個性的な樋口班のメンバーたち…その素顔とは？2022/08/26

　内藤剛志さん主演の金曜8時のドラマ「警視庁強行犯係樋口顕Season2」（テレビ東京系）。警部の樋口顕（内藤）が、事件の裏に潜む真実を追求し解明していく姿はもちろんですが、そんな樋口を支え、一緒に奔走する部下たちが集結する“樋口班”での掛け合いや、彼らとの絆も本作の大きな見どころとなっています。

　今回は、本作のプロデューサーである山鹿達也さんから、そんな樋口班のメンバーについてお伺いしました。樋口班はもちろん、樋口家での妻の恵子（川上麻衣子）や娘の照美（逢沢りな）、また第7話（8月26日放送）でキーパーソンとなりそうな泉加代子（丘みつ子）との撮影時の貴重なオフショットもあわせてご紹介します！

“ヒグチハンジャー”の成長も見どころの一つ！

「個性派ぞろいの樋口班の面々。シーズン2になり、それぞれの特徴がより濃く出ています。樋口班のNo.2である中田裕之刑事（小松利昌）は、昭和の匂いをちょっと残した足を使って捜査する刑事。ちょっとボヤキが多いので、後輩の菊池和馬（佐野岳）や藤本由美（片山萌美）からツッコミを入れられるおちゃめなところがあります。結婚していて奥さんに頭が上がらないのは樋口譲りでしょうか？（笑）。動物柄のネクタイを愛用しています。演じる小松さんは、カメラの隙間でも細かい芝居をしています。ネクタイの柄と中田刑事の表情に注目してください」。

「樋口班のムードメーカー・菊池刑事は、今どきの若者らしく、当初は効率重視で手を抜きがちなところがありましたが、先輩たちの仕事を見習い成長著しい若手刑事です。演じる佐野くんの顔つきも精悍（せいかん）になったと思いませんか？　特技の身体能力を生かして犯人を確保する時に活躍するのですが、岳くん、本当に足が速い！　現場ではカメラが追い付かないこともしばしばです（笑）」。

「樋口班の紅一点である藤本刑事は、このシリーズで髪をショートにしてキュートさが増し、また強さも加わり刑事らしさが出たと思います。中田や菊池へのツッコミも鋭くなった気もしますね（笑）。後半の回では樋口と2ショットで捜査に当たることが多く、隣で樋口を見つめるまなざしが温かく、尊敬している感じがよく出ています。個人的には、藤本刑事のアクションシーンも見てみたいですね！（笑）」。

「撮影現場では、内藤さんを中心に本当に仲良しの樋口班。“ヒグチハンジャー”という戦隊チームを結成し、華麗なポーズを決めてSNSでPR活動を行っています。今後の“ヒグチハンジャー”の成長と活躍にご注目ください！」。

　樋口班のお三方の裏話を明かしてくれた山鹿プロデューサーでした。ちなみに、記者も、内藤さんを加えた樋口班の4人が登壇された記者会見に出席させていただいたのですが、皆さん本当に仲が良くて終始笑いが絶えない様子がとても印象的でした。内藤さんのお話に小松さんがノリよくのっていたり、佐野岳さんが話しているところに片山さんが強めにツッコむなど（笑）、とても温かい雰囲気の中で撮影されているんだなと感じたと同時に、キャストの皆さんの絆の強さが垣間見えた気がしました。その雰囲気を感じられたい方は、ぜひ番組公式SNSもチェックしてみてくださいね。もちろん本作の方でも、最終回まで樋口班の活躍から目が離せません！

　8月26日放送の第7話「裏町」では、公園で老舗和菓子店「ふなだや」の副社長・船田修二（長尾卓磨）の遺体が見つかります。彼の遺品の携帯には、修二の父・喜一郎（勝部演之）と、妻・杏子（原史奈）からの着信が。樋口が喜一郎に電話をかけ聞き込みをすると、事件当日、修二が亡き兄の元妻・久美子（山田真歩）に会いに行っていたことが判明します。

　「ふなだや」の現社長でもある喜一郎は血筋を重視する人物で、亡き長男の娘をどうしても次期社長にしたい思いがあり、久美子と船田家は養子問題で度々話し合いをしていたとのこと。そこで久美子を訪ねると、事件当日は娘の美咲（毎田暖乃）を寝かしつけるのに時間がかかって約束の時間を過ぎてしまい、待ち合わせ場所に行っても修二はおらず、その日は会っていないと言います。愛する娘を手放したくない久美子と、血のつながりだけで美咲を欲しがる船田家。久美子が犯人だと疑われる中、樋口が気になったのは久美子の家の大家で、美咲とも交流のある加代子だったようで…。第7話では樋口班がどのように活躍するのかにも注目しながら、ご覧ください！