堀田真由は「Tシャツヤーン」、鈴木保奈美は「靴磨き」に挑戦したい！ SDGsドラマ「木のストロー」で再共演2022/02/24

　2月26日にフジテレビにて放送されるドラマ「木のストロー」。木造注文住宅会社「アキュラホーム」の社員・西口彩乃さんが世界初の“木のストロー”を開発・実現するまでの実話を描いた書籍「木のストロー」（扶桑社）を原案とする、フジテレビ、BSフジ、ニッポン放送の3波連合プロジェクト「楽しくアクション！SDGs」の関連番組として制作された作品です。

　主演を務めるのは、堀田真由さん。住宅メーカーの広報課に勤める主人公・若木陽菜を演じます。「家を作り、家を売ること」が仕事だと考えて業務に励んでいた中で、ある日「環境保全など、SDGsを達成するために企業として何ができるのか？」を発信し、実行することも企業の大きな社会的役割であることを知る陽菜。

　その矢先、豪雨による土砂災害などの甚大な被害が発生。実は幼少期の頃、豪雨による土砂災害で自宅を失っていた陽菜は、「間伐さえきちんとすれば、防げる災害があったのでは」と考えを巡らせます。そこでひらめいたのが、間伐材を再利用した“木のストロー”。後に世界を驚かせるアイテムを生み出すことになるのですが、その道のりは困難の連続で…。

　そんな本作の制作発表に、堀田さんと、鈴木保奈美さんが登壇。常に冷静な判断を下す陽菜の上司・奥沢塔子を演じる鈴木さんは、NHK連続テレビ小説「わろてんか」（2017年10月～18年3月）以来、約4年ぶりに堀田さんと共演。「わろてんか」では仲のいい親子を演じた堀田さんと鈴木さんでしたが、本作では厳しい上司と、その上司に認めてもらうため奔走する部下の間柄を演じます。

「木のストロー」出演は「身が引き締まる思い」

堀田　「恥ずかしながら、このお話をいただくまで木のストローの存在を知りませんでした。『木のストローというものがあるんだ！』という驚きとともに、実話であるということにもびっくりしました。私自身、実際に今生きていらっしゃる方の人生を演じるというのも初めてだったので、身が引き締まる思いでした。鈴木さんとは、撮影の合間にビルから見える富士山の写真を一緒に撮ったりしましたね（笑）。ドラマでの関係性とはまた違った雰囲気で、楽しい撮影でした」

鈴木　「『SDGs』という言葉を最近いろんなところで目にするのですが、分かったようで分かっていないと言いますか…。なんとなく『SDGsって何？』と感じていたので、自分自身も勉強していけたらなと思って演じました。原作の書籍を読ませていただいたのですが、若い社員のアイデアをきちんと採用して、会社として事業にしていくという、非常に風通しのいい会社だなと。そういう会社の上司なので、冷徹ではないです（笑）。真由ちゃんは、いい意味で4年前と変わらず。心（しん）があるのにふにゃふにゃしているんです。大好きです♡」

“木のストロー”を実際に使ってみた感想

堀田　「何度も洗って使えるんですよね。紙のストローはふにゃっとなったり、飲んでいるものによっては味が変わってしまったりということもあるのですが、木のストローはそういうことがなくて。ほのかにヒノキの香りがして、安らぎがあります」

鈴木　「ずっとお水の中に入れていても、全然ふやけないんです。いかにふやけないようにするかを、真由ちゃんたちがたくさん試作品を作って完成にこぎつけたという開発の様子がドラマで見ていただけると思います」

“サスティナブル”について、日頃、意識していることは？

堀田　「できるだけ、おうちからマイボトルに飲み物を入れて持っていくことを心掛けています」

鈴木　「私もマイボトルを持ち歩くようにしているのですが、本作の撮影の初日に『こういう時こそ！』って意気込んでいたんですけど、そういう日にかぎってキッチンに置いてきてしまいました…。悔しいです。いつもパーフェクトにするのは難しいですが、『次から気を付けよう』と気付きがありましたし、一つ一つの積み重ねが何か大きなことにつながればいいなと。そうやって自分を納得させながら取り組むようにしています」

これからチャレンジしたいこと

堀田　「“Tシャツヤーン”ってご存知ですか？　いらなくなったTシャツを細く切ってほぐして、一つのひもにして編んでいくことでかばんなどいろんなものが作れるのですが、私はお洋服が多いので、何かに使えたらいいなと思っていて。でもすごく不器用なので…（笑）。去年から興味はあるのですが、なかなかチャレンジできていないので、今年はやってみようかなと思っています」

鈴木　「先日とある撮影で、靴磨きをするシーンがあったんです。それがとても楽しくて、正しい靴磨きを教わりたいなって。今までは自己流でやっていたので、プロの方に正しい靴磨きを教わって、挑戦してみたいなと思っています」