ジェレミー・レナーとヘイリー・スタインフェルドが語る「ホークアイ」の魅力2021/12/15

海外ドラTVガイドWATCH「ホークアイ」ジェレミー・レナー＆ヘイリー・スタインフェルド

　アベンジャーズの初期メンバー、弓の名手・ホークアイことクリント・バートンの活躍を描くオリジナルシリーズ「ホークアイ」の配信がスタート。映画「アベンジャーズ／エンドゲーム」（2019年）後の世界を舞台にした本作について、クリントを演じるジェレミー・レナーと、クリントの相棒となるケイト・ビショップ演じるヘイリー・スタインフェルドが見どころを語った。

── ホークアイを10年以上演じてきて、彼を主人公にしたシリーズの制作が決まった時、どう思いましたか？

レナー　「とても興奮したよ。制作陣が、どういうところへこのシリーズを持っていくのかに、とても興味があった。僕が最初に知っていた唯一のことは、それが6時間のシリーズになるということだった。それから、彼の人生のどの部分が描かれるのかについて分かり始めた時、僕はもっと興奮したよ。毎日このキャラクターを演じるたびに、いつも学んで、成長できるような何か新しいものがあるんだ。だから、いつもとても楽しい。それは画面に現れていると思うよ。ここにいるレディーと一緒にね」

── マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の新たな若きヒーロー、ケイト・ビショップを演じることが決まった時のことを教えてください。

スタインフェルド　「圧倒されたし、興奮したわ。今でも夢みたいに感じられる。MCUに参加して、素晴らしいキャラクターを演じることができることにとても感謝しているわ」

── 撮影現場で一緒に仕事をしていかがでしたか？

レナー　「役者としてもキャラクターとしての僕たちでも、お互いに頼らないといけない。撮影現場では、どんな小さなシーンでもいつも多くのことが起きているんだ。だから、パートナーに頼るんだ。ヘイリーは、若いけれど女優としてとても熟練している。僕らは、ただ最善を尽くすんだよ。役者としてお互いにとてもオープンだし正直で、そこには多くの信頼がある。それはとても重要だと思うよ」

スタインフェルド　「全く同感だわ。その通りね（笑）」

── このシリーズでは、どんなホークアイを見ることができますか？

レナー　「僕たちが知っている彼のさまざまなバージョンを見ることになる。それから、新しい一般市民としてのホークアイを見ることになるんだ。彼は家族と一緒に、ミュージカルを見るためにニューヨークに行くんだよ。彼が最後にニューヨークに行ったのは、たぶん、エイリアンに矢を射った時だ。もちろん、クリントはケイトに出会う。それから、シリーズを通して、それはとても重要な関係になる。そして、彼女のせいで見ることになる彼のバージョンがある。彼の過去からたくさんの影が追いかけてくるんだ。視聴者は、ケイトとともにそれを知ることになる。彼女は、それに向かってカタルシスになることができるんだ。世界が二つに割れて、みんな死ぬことになるみたいに緊急のことじゃないけど、僕たちはあることに取り組み、奮闘するんだ。それから、たくさんのユーモアもあるよ」

── ホークアイに憧れてヒーローを志すケイトの魅力を教えてください。

スタインフェルド　「ファンや読者は、このキャラクターのいくつかの要素は、コミックにあることに気付くと思うわ。彼らがそのことを気に入ってくれればうれしいし、彼女に自分自身を重ねて見ることができればいいなと思う。これは、いいことをしたいと思っている若い女性なの。彼女が気にかけて愛している人々を助けるためには、喜んで戦うし、何もいとわない女性。ファンや読者が、彼女と会うことに、そして私たちが作り出した作品を見ることに興奮しているわ」

── ホークアイとケイトの関係性はどうなっていくのでしょうか？

レナー　「もっとも興味深いのは、2人がどれほど似ていて、また全く正反対かというところにあると思う。彼らは2人ともお互いを癒やしていて、お互いから学んでいて、最終的にはお互いのことをすごく必要としていると思うんだ。スーパーヒーローであってもなくても、本当に素晴らしい関係だよ。そして、一緒にいたくてもいたくなくても、ある状況に追い込まれることになるんだ」

スタインフェルド　「彼らの関係は、このシリーズを通してずっと進化していくと思うわ。厄介で、フラストレーションがたまったりするけれど、でも最終的には、彼らはお互いに対して信頼と尊敬の念を持つことになるの。ケイトはクリントのことを、彼の過去にかかわらず、いい人だと思っている。彼は良い心の持ち主なの。ジェレミーが話したように、彼らの間には違いがあるように、多くの類似点がある。でも彼らは、とても素晴らしいパートナーシップと友情を持つように成長するのよ」