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BOYS AND MEN・辻本達規が「ドラゴンズ」「鬼滅の刃」「朝ドラ」…テレビへの“愛”と最新テレビを熱く語る!!2022/03/28

ドラゴンズの試合は“全球”見ます

BRAND NEW TV WORLD!!/辻本達規(BOYS AND MEN)

── 今の辻本さんはどんなふうにテレビに接していますか? スマートフォンで見たりとか…。

「基本テレビが好きなんで、全部テレビで見たいんですけど、ただ野球に関しては今テレビでなかなかやってないんで、全試合見られるサービスに契約をしてタブレットで」

── 全試合ご覧になろうという感じですか、お忙しいと思いますけれども。

「そうですね。去年はドラゴンズ戦は…えーと“全球”見たと思います(笑)」

── 全球(笑)。すごいですね。

「ダイジェストじゃストーリーは分からないので。すべて見たいです」

── ドラゴンズファンになったきっかけはあるんですか。

「もともと巨人ファンだったんですけど、BOYS AND MEN入って、野球見てる時間がなくなって」

── ちょっと離れている時期があったんですね。

「はい、野球離れじゃないですけど、仕事が忙しくて見れていない時期が。それから5年ぐらいして、ドラゴンズの仕事がいただけるようになったんです。ドラゴンズの選手とロケをするというような機会も増えてきました。そんな中で、今まで自分の憧れの職業でもあったプロ野球選手のイメージを、ドラゴンズの選手たちがくつがえしてくれたというか。1日一緒にいて、ロケで一生懸命やっていたりとか、そういうのを見てくうちになんか本当に応援したいなっていう気持ちがどんどん芽生えて。関わっていくうちにどんどん引っ張られていって。最終的には本当にドラゴンズが負けたら1日機嫌が悪いくらい好きになってたんで(笑)、それは自分でも驚きではありましたね」

── その一緒にロケをした選手っていうのはどなたですか?

「柳裕也投手です。去年、最優秀防御率と最多奪三振の2冠を取りました」

── それはまだ若い頃? 年下ですよね?

「そうですね、二つ下くらいです。ルーキーの頃に1日ロケをして。カメラが回ってないところでも非常に気さくに話してくれて。明治大学時代に、大学日本代表でもキャプテンをやっていたっていうだけあって、もうすごい人格者で。ユーモアもありながら周りへの気遣いだったりが、素晴らしいんです。そこからグッと持ってかれた感じですね」

── それで今やドラゴンズは全球見ると。

「はい、もう全球。全球見ずにここがああだなとか言えないなと(笑)。実は、『スカパー!プロ野球12球団応援プロジェクト』の中日ドラゴンズ応援団長に就任させていただくことが決まりまして、今シーズンも“全球”でいかせていただきます!」

── 就任、おめでとうございます!

バラエティーもアニメも。タブレットや配信も駆使して

BRAND NEW TV WORLD!!/辻本達規(BOYS AND MEN)

── 野球のほかにはどんなテレビ番組がお好きですか?

「バラエティーが好きですね。お笑い的なものが」

── ご自身も出演されていますよね。難しいですか?

「どうですかね? 自分的にはドラマとかよりはバラエティーの方が…やりやすいというか。自信を持ってやれますね」

── 特にお好きな番組はありますか?

「もともとは『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)世代なんで。最近だと『相席食堂』(ABCテレビ)とか『アメトーーク!』(テレビ朝日系)とかも好きですし、『水曜日のダウンタウン』(TBS系)とか、オードリーさんが好きなんで『あちこちオードリー』(テレビ東京系)とか」

── 欠かさず見ている感じですか?

「そうですね、基本的には毎週録画して。時間が空いたタイミングとか、ご飯食べる時とかにいつも見てます」

── 録画は録画機ですか?

「テレビのハードディスクですね」

── 見逃し配信も利用しますか? TVerとか…。

「ドラマとかは逆にそういうので一気に見ちゃいますね」

── ドラマは一気見派なんですね。各局配信してますもんね。

「ドラマとかアニメは、自分で発掘するのではなくてメンバーに言われて見るんです。『これ面白いから見た方がいいよ』って教えてもらってから見るんで、だいたいもう何話か進んでいるので、後から全部見ます」

── 具体的にどんなサービスに加入してますか?

「結構いっぱい加入してますね。NetflixもAmazonプライム・ビデオもHuluもTVerも。FODも。もちろんスカパー!も」

── そういうサービスも全部テレビでご覧になるんですか?

「家にいる時はテレビで見たいですね。大きい画面で。ただ10秒飛ばしとかはタブレットの方が早いので、タブレットで見ることもあります。仕事柄遠征も多いので、そうなってくるとタブレットが便利だし。両方駆使ですね」

── ドラゴンズの試合って中部圏の方が見やすいですか?

「うーん、土日はやることありますけど、平日は中部圏でもテレビ中継はあまりないですね。やっても7時からとかだから。僕は最初から見たいタイプなので(笑)」

── “全球”ですもんね。

「“全球”なんで(笑)。だからすごい時間、野球見てますね」

── ドラゴンズだけじゃないですもんね。アニメで気になっているものはありますか?

「『鬼滅の刃』(フジテレビ系、TOKYO MXほか)は気になってますね。もともと竈門炭次郎の声をやってる花江夏樹さんと一緒に番組をやってたんで、今度ヤバイ仕事決まったって本人から言われて(笑)。絶対ヤバイって言われてたんで、それじゃあ見るわって言って見たらすごく楽しかったんですけど、せっかく友達が主役をやってるんで、僕は漫画は読まずに全部アニメで見るよって言ってます」

── まだだいぶ先がありますけどね。

「そうですね。もう何回も漫画に手を出しそうになったんですけど、やっぱり約束したんで。そこはもう」

いつか朝ドラに出たいです!

── 今はご自身がテレビに出る立場になっていらっしゃいますけど、もともとテレビに出たいという気持ちはお持ちだったんですか?

「はい。やっぱりテレビが好きだったんで。歌が歌いたいとかダンスがしたいっていうのはなかったですけど、テレビに出たいっていうのはずっと思ってました(笑)。テレビに出たら地元の友達も見てくれるし、おばあちゃんとかも見るし、家族も見るから。だから僕はこの活動を始めた時にテレビに出るまで、親に言わないと思ってて、テレビに出るタイミングで親に言いました。今度テレビに出るから見てくれって。自分の中の目標はテレビに出ることでしたね」

── 最初は音楽番組ですか?

「ミュージカルの告知で、深夜の生放送に出るっていうのが最初で。セリフ飛んじゃいました(笑)」

── 生放送は仕方ないですよね。

「ただ告知するだけだと面白くないし、なんの印象にも残らないから、ちょっとコントみたいなことをして告知、っていう企画だったんです。3人で出たんですけど、僕がセリフ全く出てこずに、沈黙」

──(笑)。沈黙なんですね。

「誰の番なんだろう、なんて思って待ってたんですけど、よく考えたら僕でした。ほろ苦テレビデビューです」

── こういう番組に出たいという夢はありますか?

「朝ドラには出たいと思ってます!」

── NHKの連続テレビ小説ですね。

「はい。うちはテレビ家族だったんですけど、家ではずーっと父がテレビ権を持っていて、父が帰ってくるまでは兄弟で取り合うって感じだったんですけど、朝の8時から8時15分までの15分だけは母がテレビ権を持ってて」

── ああ、お母さんが朝ドラを。

「はい。優しい母なんですけど、そこでチャンネル変えたらめちゃめちゃ怒るんです(笑)」

── 楽しみにしてたんですね。何かしながらというのではなくて?

「そうです。全部済ませてその時間だけは休む、みたいな。だから朝ドラ好きなんだなあって子どもの頃から思ってました。その母の姿を見ていたので、朝ドラには出たいなって思います」

── 具体的にお母さんが見ていたタイトルって記憶にありますか?

「あー、なんやったっけなあ。なんか5文字くらいのひらがなの」

── 朝ドラはだいたいそうですからね(笑)。出るならどういう役がいいですか?

「僕は良くも悪くも真っすぐ生きてきたので、誠実な真っすぐで熱を持った熱い人間をやりたいなあって思います」

── 朝ドラにはよく登場するタイプですよね。朝ドラ、向いてると思います。

「ありがとうございます!」

── 出たら親孝行ですよね。辻本さんが朝ドラに出演した時には、掘り返してきてこのエピソードを出します(笑)。

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