志田彩良「ハイド&シーク」で双子役! 初の一人二役に奮闘、福士蒼汰の体当たりアクションに驚き2026/10/18 23:25

日本テレビ系で放送中の「ハイド&シーク 0秒前の彼女」(日曜午後10:30)で、高木紗奈/長門京佳の一人二役に挑んでいる志田彩良。第3話では、これまで謎に包まれていた2人が生き別れの双子であることが明らかになり、志田の芝居にも新たな意味が浮かび上がった。
爆弾テロ事件の容疑者に仕立てられた公安捜査員の津倉勇一(福士蒼汰)が、死んだはずの恋人・紗奈の行方と、自らを陥れた事件の真相を追うラブミステリーの本作。第1、2話では双子だと悟らせず、それでいて「何か違う」と感じさせてきた志田は、初の一人二役をどう作り分けているのか。福士や、京佳の恋人・兵頭誠を演じる田中樹との撮影秘話とともに、その舞台裏に迫る。
双子だと悟らせない芝居 紗奈と京佳は「あえて変えすぎず」

――第1話放送後、どんな反響が届きましたか。
「今回はリアルタイムで視聴して、感想を見ながら作品を見ていました。『スピード感がある』という声も多かったですし、最後の展開への反響も大きくて。謎めいた存在として演じていたので、そこが伝わったのはうれしかったです」
――第1、2話では、紗奈と京佳が双子だと悟らせない芝居も必要でした。その難しさはいかがでしたか。
「そこはかなり悩みました。『何者なんだ、この子は』と思ってもらいつつ、紗奈と京佳のどちらにも見えるように、あえて変化をつけすぎず、それでいて『何か違う』と感じてもらえるあんばいを大切にしました。撮影に入ってからも毎シーン、『どうすればいいんだろう』と考えながら、監督たちと相談して作っています」
――では、紗奈と京佳それぞれを演じる時には、どんな違いを意識していますか。
「津倉さんといる時の紗奈は、柔らかくて優しい女性。兵頭さんといる時の京佳は、あまり表情を出しすぎないようにしていて、紗奈より少しクール寄りのイメージです。基本的には、一度自宅でどう演じるかを考えてから現場に入り、監督と意見をすり合わせています」
――第3話では、紗奈と京佳が向き合って会話するシーンがありました。
「一人二役は初挑戦で、どういう撮影方法になるのかも分からなかったので、すごくドキドキしながら現場に行きました。まず紗奈のパートを撮って、着替えやメイクを変えて、次に京佳を撮るという流れでした。監督たちと何度かテストを重ねながら撮影しました。短い時間の中でキャラクターを切り替えるのが難しかったですね」
――モニターで、紗奈と京佳が向き合う姿を見た時はいかがでしたか。
「自分同士が会話しているのが不思議でしたし、少し恥ずかしさもありました(笑)。でも、メイクの力もあって、それぞれ少し雰囲気が違って見えたので、視聴者の方にも楽しんでいただけるんじゃないかなと思いました」

――撮影に入る前、紗奈と京佳を演じる上で、どんな手がかりがあったのでしょうか。
「紗奈と京佳、それぞれのキャラクター表をいただいたのですが、生まれてからどのように生きてきたのか、周りの人たちとどんな関係を築いてきたのかまで、とても細かく書いてくださっていて。そうした資料をいただいた時から、2人を演じる覚悟をしていました」
――撮影が進むにつれて、二役には少しずつ慣れてきましたか。
「むしろ、演じれば演じるほど考えることが増えてきて、今の方が悩むことは多いです。紗奈はわりと素の自分にも近いので、そこはあまり迷いがなくて、本当に津倉さんに真っすぐ向き合っています。一方で京佳はキャラクター像が複雑なので、今も試行錯誤しながら演じています。かなり挑戦的な役ではありますけど、こういう役に取り組めることにすごくやりがいを感じています」
福士蒼汰とは温かく、田中樹とは“感じたまま”に

――緊迫した展開が続く一方で、紗奈と津倉の回想には、デートやプロポーズなど温かい時間も描かれています。福士さんとのこうしたシーンは、どんな気持ちで撮影していますか。
「紗奈は津倉さんに真っすぐ向き合っていて、デートなど楽しい場面も多いので、撮影もすごく楽しいです。最近は京佳でいる時間が長かったので、久しぶりに紗奈を演じる時には、福士さんとも『ようやくこのシーン撮影できるね』と話していました。居酒屋でのプロポーズも、後々2人にとって救いになる大切な思い出なので、楽しく、温かいシーンになるように演じました」
――津倉は走ったり飛び降りたりと、アクションシーンも多いですよね。間近で見ていていかがですか。
「本当に、止まっている姿を見ていないぐらい、ずっと走り回ったり、戦ったりしていて。セリフ量も多いですし、体力面でもすごく大変だろうなと思います。あれだけの体力と筋力があるからこそ、津倉を演じられているんだろうなって」
――紗奈との出会いで津倉が池に落ちる場面も印象的でした。
「あの場面で、初めて福士さんのアクションを目の前で見たんです。『本当にご本人が落ちるところまでやるんだ!』と驚きました。後から、本当はスタントマンの方もいらっしゃったけれど、福士さんが自ら『やる』とおっしゃったと聞いて、『さすがだな』と。落ち方も本当にうまくて、しかも一発でOKが出ていました」

――一方、京佳と兵頭が恋人同士だったことも明らかになりました。田中さんとは、2人の関係をどのように作っていますか。
「放送が始まる前は、恋人だということも言えなかったので、『この3人の関係は何なんだろう?』と皆さんも思われていたんじゃないかなと。田中さんとは、事前にお芝居の話をするというより、本番でお互いに感じたものを、そのまま芝居に出している感じですね。真っすぐ向き合いながら演じています。画面上ではリヴ・コモンズの場面に緊張感がありますが、現場は本当に皆さん明るいんです(笑)。田中さんもよく場を盛り上げてくださっています」
――ここからは少しプライベートなお話も。以前の取材では、リフレッシュ法の一つとして韓国への一人旅を挙げていました。旅行では予定を細かく決めるタイプですか。
「基本的にはノープランです。前日の夜に『明日どこに行こうかな』と決めたり、ご飯もその場で近くのお店を調べたりします。もちろん『ここは絶対行きたい』という場所は事前に調べますけど、何日に行くかまでは決めず、現地に着いてから『今日は何しよう』と考えています」
――韓国旅で、新しく気に入った場所や食べ物はありましたか。
「初めて海外の美術館に行きました。日本にはないような演出もあって、それがすごく新鮮で面白くて。もっと海外のいろいろな美術館にも行ってみたいと思いました。食べ物では、韓国に行くと必ず訪れる豚足(とんそく)のお店があります。お客さんは現地の方ばかりで、メニューも豚足だけ。コラーゲンたっぷりでトロトロでおいしいんです。あと、今回初めて食べたエゴマのおそばがおいしくて感動しました。次に行った時もまた食べたいですね」
――美容面で取り入れているものもありますか。
「化粧品のイメージモデルを務めるようになって、肌にもより気を使うようになったので、韓国に住んでいる友達に教えてもらったインナー系のものを取り入れたりしています。今回のドラマのメイクでもセザンヌのアイテムを使っています。泣くシーンも結構多いんですけど、マスカラが本当に落ちないんです(笑)」
細かな仕掛けにも注目! ピアスの位置が今後のヒントに?

――それはうれしい情報です(笑)。では最後に、第3話以降の見どころをあらためて教えてください。
「これからは、より全員が怪しく見えてくるんじゃないかなと。『一体誰が黒幕なんだろう』というところを、私たちもお芝居をしながら探り合っていますし、視聴者の皆さんにも考察しながら楽しんでいただきたいです。私自身も、台本が届くたびに驚くことがあります。第1話から細かなヒントもちりばめられているので、『ここはこういうことだったんだ』と見つけながら楽しんでいただけたらと思います」
――第3話を振り返るなら、特にどこに注目してほしいですか。
「やっぱり紗奈と京佳が向き合うシーンですね。二役分のセリフを覚えたり、準備するのもすごく大変だったので、ぜひ注目してほしいです。それと、第1話の爆破シーンでは紗奈のピアスがスローで飛んでいるんですけど、第3話では、そのピアスにも紗奈と京佳の関係につながるような意味が見えてきます。2人がピアスを着けている位置も、もしかしたら今後のヒントになっているかもしれないので、そこも見ていただきたいです」
【プロフィール】
志田彩良(しだ さら)
1999年7月28日生まれ。神奈川県出身。近年の主な出演作は連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合ほか/25年)、「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」(フジテレビ系/25年)、映画「恋を知らない僕たちは」(24年)、「遺書、公開。」(25年)など。
【番組情報】
「ハイド&シーク 0秒前の彼女」
日本テレビ系
10月4日スタート
日曜 後10:30~11:25
取材・文/斉藤和美
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