Aぇ! group・佐野晶哉、「風、薫る」りんへの告白シーン「僕もなぜか泣いていた」2026/07/31 08:15

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「風、薫る」(月~土曜午前8:00ほか)に、主人公・一ノ瀬りん(見上愛)の相談相手となる島田健次郎役で出演するAぇ! groupの佐野晶哉。島田は、新しく生まれた言葉や外国語に造詣が深く、小説家を志しながら新聞社で活字工として働いている青年。造語を考えるなどユニークな一面を持ち、りんに寄り添う存在だ。
本作は、明治という激動の時代を舞台に、西洋式の看護を学んだ“トレインドナース”たちが新たな時代を切り開いていく物語。女性が職業を持つことすら難しかった時代に、一ノ瀬りん(見上)と大家直美(上坂樹里)が葛藤しながらも道を切り開いていく姿が描かれる。
本日放送の第90回では、直美や環(英茉)と共に新潟にいるりんの元を訪れたシマケンが、りんに思いを伝える。転換点となるシーンに込められた佐野の思いや、撮影の裏側などを聞いた。

――シマケンを演じられてきて、変化は生まれましたか?
「他のドラマや映画などと比べて“朝ドラ”は撮影の日数が長いので、役に対する思い入れや理解は深まっている気がしますし、演じていくうちに最初に思っていたシマケン像とは全然違うのだと感じました。登場した第3週では自分が知っていることを話す時だけスラスラとテンポよく話し、りんに対しては不器用で少しそっけない対応をしていましたよね。それが、気付いたら美津さん(水野美紀)や安さん(早坂美海)、さらにお隣さんとまでと仲良くなって。心を許した相手には笑顔を見せて懐に入ってしまうキャラクターなのだと演じていくうちに知りました」
――演じる中で、新たなシマケン像が見えてきたのですね。
「こんなに笑うキャラクターだとも思っていなかったのですが、それは周りのキャストの皆さんに引き出してもらった感覚があります。台本を読み進めると『確かにシマケンはこんな人だよなぁ』と今まで僕が演じてきたシマケン像とつながる気持ちのよい瞬間もあり、パズルが完成していく感覚になります。1年かけて撮影させていただけるからこその役作りの面白さを実感しています」

――第18週の最後にりんに会いに新潟へ行きますが、海でのふたりのシーンは印象的でしたね。
「あのシーンはシマケンが一つピリオドを打つような、男らしく気持ちを伝えるシーンにしたいと演出の皆さんがおっしゃっていたので、とても悩み、言い方やセリフもたくさん相談して作ったシーンです」
――お二人の表情が心を打ちました。
「りんを真っすぐ見つめながら『いとおしいです』とセリフを言ったら僕もなぜか泣いていたし、その後の見上さんもボロボロ泣いていて。撮り終わったあと演出の方とカメラチェックした時、すごくいい顔をした見上さんの表情を見て『あぁよかった』と思いました。僕にとっても特別なシーンになりましたね」

――この役を通して、新たに気付いたことや学んだことはありますか?
「第18週の海のシーンでは、“朝ドラ”のなかで主人公の恋に関わる相手としての大きい仕事を一つできたのではないかとうれしくて。見上さんからすてきな表情を引き出せて『ああ、僕の仕事ってこういうことなんだな』と改めて思ったんです。『シマケンがこう見えるように』とか『シマケンの感情が』とかではなく、『風、薫る』のりんと直美という2人の主人公がどのように見えるかが大切だと思いました」
――最後に、これからのシマケンへの思いをお願いします。
「これから先のシマケンがどうなるかまだ分からないですが、2人の主人公や、その家族にいい影響を与えて作品のいいスパイスになれるようにこれからも精いっぱい演じていこうと思います」
【番組情報】
連続テレビ小説「風、薫る」
NHK総合
月~土曜 午前8:00~8:15 ※土曜は1週間の振り返り
NHK BS・NHK BSプレミアム4K
月~金曜 午前7:30~7:45
※NHK ONEで同時・見逃し配信
文/TVガイドWeb編集部
この記事をシェアする

















